ROUCHE’s ROOM

バイク乗りのKAORI(ROUGE)の日常記録です。
防忘録も兼ねております(^^;

「孤高のメス」観て来ました♪

2010-06-09 20:19:00 | ノンジャンル
父が体調を崩して今月の21日から入院、
23日に手術が決りました。
5月の末にゴルフに出かけたのですが、
プレイ中に腹部に違和感があったそうで
私が触診してみたら明らかにシコリが!

それからずっと毎日のように検査の日々・・・
弟曰く「この際全身隈なく調べる」との事ですが
その検査によって新たな病気が発見されたりで(^^;

父はすっかり気落ちしてしまい、
遺言状まで書く始末
私も毎日が不安でたまりませんでした。
母を亡くしたショックからも
未だ立ち直っていないのに今度は父が・・・zzz

でも一番不安で仕方ないのは父本人!
だから努めて明るく振舞う事にしました。

で、昨日、気晴らしにと父を映画に連れ出しました
いくら手術まで絶対安静とは言っても、
お家に閉じこもってばかりは余計な心配ばかりしちゃいますからね。
それでは余計に滅入ってしまいます。
父は以前から
「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」が
観たいと言ってたので、上映時間を調べてシネコンへ。
しかし!
劇場に着くと、父が突然「これが観たい!」downと言い出して・・・ase2

結局観たのは「孤高のメス」でしたhospital
せっかく、私が病気の不安を紛らわせてあげようと思ったのに!

実は実家は代々、医療に携わっておりまして、普段の父でしたら、
仕事とプライベートがゴッチャになるのを嫌って、
ドラマは勿論、ドキュメントなども一切、医療モノは見ません。
話もNGな位!exclamation2

(私も一応は医療には携わってましたが、別の職種も転々とase2
ですから その父が医療映画を観たがるのは晴天の霹靂でした。
やっぱり初めての手術・・・頭から離れないのでしょう。
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少々ガッカリ気味に観た映画でしたが・・・!
これがどうして!!物凄く良かったのです!
例えば「ブラックジャック」や「医龍」やなどのような派手さはありませんが、
冒頭からラストまで一瞬たりとも目が離せませんでした。

地域医療や現代医療の現実・・・臓器移植問題・・・
多くは語りません。是非ご覧になって下さい。お勧めです
決して娯楽で片付けられる映画ではありません。

母が死んだ時の事を思い出してしまいました。
母は生前からドナーになることを希望してたのに
いざ倒れて運ばれた病院では対処出来ず
脳死状態になってもドナーにすらなれず・・・
遺志を尊重してあげられませんでした。
ドナー登録をしていても運ばれる病院次第って
その時初めて知ったのですよね。

父も母の事を考えていたのでしょうか?
それとも患者と自分を重ね合わせていたのか解りませんが
私に隠れてコッソリと(バレバレですが)
号泣していました。

それがとても印象的でした。

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