ROUCHE’s ROOM

バイク乗りのKAORI(ROUGE)の日常記録です。
防忘録も兼ねております(^^;

ルーシェが永眠しました

2016-11-01 10:29:00 | 
9月27日、私の腕の中でルーシェが永眠致しました。
4月にリンパ腫を発症し、余命2ヶ月と言われながら
頑張って頑張って5ヶ月生きてくれました。


最期は胸水と腹水の為、横隔膜の痙攣が激しく苦しみましたが
最後の最期は抱きかかえて
「ありがとう」と話しかけたら眠るように逝きました。

応援して下さった皆様、有難う御座いました。
皆様からのお守りと、今咲いている薔薇などを供えてあげました。
まだ秋薔薇シーズンじゃないので花数少ないですが咲いていて良かった。

低空飛行ながらも安定していたルーシェの病状が急変したのは9月23日頃でした。
今まで、どんなに辛くても御飯だけはしっかり食べてくれていたのが食べられなくなりました。
それでも毎日、ちゅ~るは2本、服薬のご褒美として食べてましたし
シリンジでの強制給餌やスープ状のものなら多少は舐めてくれたのです。
それが・・・水すら受け付けなくなったのは前日の26日。

27日朝、ダーリンに「明日明後日かも知れないから覚悟していて」と話しました。
そして栄養と水分を摂らせる為に液状の処方食を強制給餌。
ルーシェは抵抗もせず飲んでくれたのですが涙が何故か溢れて止まりませんでした。

お昼にトイレをさせるのに抱いたらズッシリと重く・・・胸水や腹水が溜まっていました。
抱いている手を通して、聴診器をあてなくても心雑音が解かるような状態でした。
オシッコをするだけで息が上がり酸素室に戻すとグッタリしていました。

そして3時頃・・・ルーシェがグッタリした姿勢のままウンチをしたのです。
それを片付けて・・・と間も無く”しゃっくり”が始まりました。
普通の”しゃっくり”なら良いのですが腹水と胸水は横隔膜の所に溜まります。
明らかに、横隔膜の痙攣によるものでした。

あまりに苦しそうなので酸素室の中で更に酸素マスクも追加。
少しだけ”しゃっくりの間隔”が長くなりましたが目を離すとマスクが外れてしまう。
それからルーシェに付きっ切りでした。
「辛いね。苦しいね。私は大丈夫だから無理しないで」と話しかけながら・・・

そして4時頃・・・ルーシェの身体が仰け反るように痙攣を始めました。
今までの経験上、猫の最期はこの痙攣が起こる事が多かったので
慌てて酸素室から抱き上げ、抱きしめて何度も名前を呼びました。
ルーシェは目を見開いて、真っ直ぐに私を見て・・・
暫くして全身から力が抜けて、私の腕の中で溶けたかと思う程、グニャリっとなりました。
その瞬間が絶命だったのだと思います。

あの時の感触は今でも生々しく、多分、一生忘れられません。

すぐに心臓マッサージをすれば戻って来てくれたかも知れません。
前日に病院で水を抜いて貰えば少しは延命出来たかも知れません。
でも・・・しませんでした。
これ以上、ルーシェの苦しみを長引かせるだけですから。

それが良かったのか悪かったのか今でも解りません。
処置したら、もしかしたら、また復活して20歳の誕生日まで生きてくれたかも?
そう思うと、どうしようも無い気持ちになります。

お誕生日に例年通り「ササミ食べ放題」させてあげたかった。
少なくとも去年は一度にササミ大を5本ぺロリと食べる子だったのです。


・・・それからの私は泣く暇すらなくダーリンに電話し
酸素の業者に電話し、葬儀屋に電話し・・・
死後硬直が始まる前にルーシェの可愛さが損なわれないよう、安置方法に気を使い
自宅の咲いている薔薇を切り飾りルーシェを安置しブログで報告しました。

その後、業者がバタバタと借りていたハウスや機器を搬出し・・・
私は翌日の葬儀の為に部屋を掃除したり大量のペットシーツを片付けたり。

「ああ、ママが死んだ時と同じで、私はまた泣けないんだ」と思いました。
母の時もこんな風にバタバタで泣く時間も無かったせいで悲しみを引き摺りました。
一番泣きたい時に泣けないと悲しみが澱のように心に沈殿するのです。

でも母の時と違ったのは「お別れまでの時間」
母は突然死でしたからお別れや謝罪も出来ませんでしたがルーシェは3ヶ月も時間をくれました。
毎日、ルーシェの世話をしながら「私の為に生きてくれて、ありがとう」
「ルーシェ、愛しているよ」「おまえみたいにイイ子はいないよ」と話しかけられましたし
余命を宣告された時、目イッパイ泣きました。
そして、それからも急変の度、何度も同じ様に号泣しました。

ルーシェは子猫の時から、およそ猫がする悪戯を一切せず
躾けも全部、言葉で指示すれば解ってくれる賢い子でしたから
最後の最期まで親孝行をしてくれたのだと思います。

だから私は「ルーシェという心臓」を失っても、こうして生きています。
そして奇しくも部位は違えど癌という病気で死んだ我が子・・・
きっと私の癌も引き受けてくれたのじゃないかと思います。
本当は私が代わりたかったのですけれど。

だから、しっかり前を向いて出来る限り長生きしなきゃダメですね。
ルーシェがくれた20年近い日々の思い出と一緒に。

私の最愛にして最後の猫・・・ルーシェ、ありがとう。



那智熊野大社の延命長寿水

2011-06-01 17:57:00 | 
あきひとさんから、ルーシェのお守りを頂きましたよ~symbol1

この御守は那智熊野神社の延命長寿の水が入った、
ちょっと変った御守なのだけど
このお陰でルーシェもティムも父も元気kirakira

思えば、一番最初は事故で亡くなったバイク友
「わちよ」さんから頂いたもの。
2007年に頂いた時、母も病弱ではあったけど
命に関わる病気じゃなかったから
ルーシェ用にしたのだけど、

その後、わちよさん自身が亡くなり・・・
そして母も突然死してしまって・・・

「この御守持つ人間違えたんじゃない?」って
物凄く悲しくなったのでした。


で、この御守は結構効果があるみたい?
ティムの鳥篭に付けてあるのだけど
普通なら死んでいる筈の状態、危篤状態から
2度も生還して今は元気だし
父も何度も心臓手術しているけど大事に至ってないのです。

でも、この御守、命の残り時間を示すように
少しずつ中の水が減るのね。

この水が無くなった時に命も無くなるような気がして
普段、神様も仏様も信じてない私だけど
何となく気持ち悪くて、
ネットで呼びかけて友人達に詣でて貰って送って貰って
何とかお水が残った状態でいます(^^;

スーさんが片道600kmかけて行ってくれたり
ふくろうちゃんが行ってくれたり・・・

でもそろそろヤバイかなと思っていたら
あきひとさんから送って貰いました

持つべきものは友だねsymbol1

あきひとさん、有難う!

ず~~とず~~っと前に
「誰か詣でて買って来て下さい」って呼びかけたのに
それを覚えていて気にしてくれていて
すっごい感謝!

ちなみに、これも頂きました(笑)


でもねぇ今でも時々思うんだ。
あの時母に渡していたら、
母は今も元気でいてくれたのかな?
そして、わちよさんも
私の為じゃなく自分用に買っていたら
あんな事故で死なないで済んだのかな?

でも1つしか無い御守。
ルーシェが死んだら私の心も死んでしまうから
何が良かったのか今でも解らないけど。

もしも那智熊野大社へ詣でる事がありましたら
是非、私にこの御守を買って来てねwink


無期限で募集中です(笑)

ルーシェの予防接種&検査

2011-04-09 21:25:00 | 
今日は朝からず~~っとルーシェを見張って(?)
オシッコを採取して病院へGO!

震災後、水道水に放射能が検出されてから
ルーシェにはミネラルウォーターを飲ましている。
「猫にミネラルウォーターはNG」とは言われているけど
実際に水道水の成分を調べたら
「猫に悪い」マグネシウムとカルシウムの濃度が
ミネラルウォーターの方が低い製品も多い事が判明。

とはいえ、水自体売ってないから
西に住むお友達や従妹を頼り送って貰っている。
ホント有難いです。

こちらでも500mlは数量限定で買える事は買えるけど
ルーシェは加齢による腎機能低下を補う為に
すごく沢山水を飲むのです。
500mlなんて1日分にもならない・・・

でも「大丈夫」と自分で調べて納得しても
やっぱり心配だったのだけど
今日の検査で尿は凄く綺麗な状態でしたkirakira

血液検査の結果も良好。
処方食のお陰でシュウ酸カルシウムも今の所大丈夫。

で、気分良く予防接種もチクリと(笑)

しか~~し!ここでまた大問題が!
ルーシェ1・5kgも太っていました。
(人間で言ったら20kg位太ったって事!?hi

アビシニアンの平均体重は3~4kg。
でもルーシェは7kgもあったから
獣医さんでは心臓の為にもダイエットを勧められていたのです。
で、ダイエット用の処方食を食べていて
順調に5・6kgまで体重を落とせていたのだけれど・・・

尿からシュウ酸カルシウムが検出されてから
尿路疾患用の処方食に切り替えて
食事療法しか治療法が無いから好きに食べさせていたら・・・
見事に太ってましたよ、ええ
恐るべし処方食!
よくも悪くも。


今度はこれが新発売されたので変えるつもりです。
今までの尿路疾患に加えカロリー大幅カットだから
期待出来る・・・かしら~?


それにしても・・・
ルーシェに一番お金かかっているなase2
でも何時までも元気で長生きして貰う為にもね。

多分、私ルーシェが死んだら生きていけないもの。

ルーシェにシュウ酸カルシウム尿・・・

2011-01-09 12:54:00 | 
もう1月の半ば。
コチラでは新年の挨拶もしてませんでしたね(^^;
新年の挨拶諸々はROUCHEの額をご覧下さい。

その中で昨年は「看」の年と書きましたが
どうやら今年も「看」になりそうな予感?ase2


本日、ルーシェの通院日でした。
本当は年末に行きたかったのだけど
ダーリンがお休みでないと中々連れて行けない事もあって
今日になってしまったワケですが・・・

この所、ルーシェのお水を飲む量が半端じゃなくて
オシッコの量もそれに応じてとても多くて。
前回に受診した時は
「歳を取ると腎臓機能の衰えを補う為に
自然とそう猫自身がするんです」と言われたけど
肥満や諸々ありますから、やっぱり心配で
前回の時貰っておいた尿採取容器でやっと採尿出来たので
今日、受診して見た結果・・・nose4

やっぱり受診して良かったです。
尿からシュウ酸カルシウムが検出されました。

一応エコーで、いつもの心臓以外にも
腎臓や膀胱も見て貰ったけど
取り合えずは大丈夫。
でもこのシュウ酸カルシウムが一時的なものか
はたまた尿結石の前兆か解らないので
暫くは処方食を食べて定期的に通院になっちゃいました。


猫によくあるストラバイト結石ならば処方食も沢山あるし
薬で溶かす事が可能だけれど
シュウ酸カルシウム結石で尿道が詰まった場合
外科的治療しか行なえません。
しかし、心臓に疾患がある事や高齢な事を考えると
かなりリスクが高い方法で・・・
下手したらそれで命を落とす事にも。

幸いルーシェは好き嫌いが無いので処方食を食べてくれますが
かなり心配です

でもヒルズ、基本的にルーシェには合わないから
これでお腹を壊すようならアウト。
って言うのも、心臓疾患を考えると他のフードは
塩分が高くて食べさせられない。
フードの選択肢が1つしかないのは厄介。

幸い本人は元気だけれど・・・

実は私も結石持ちで石の原因はシュウ酸カルシウムase2
変な所まで飼い主に似なくて良かったのにね。

何にしても厄介な事になっちゃいました



ルーシェのBDと確定申告の書類作成

2010-12-03 00:03:00 | 
本日、12月3日、ルーシェは13歳になりました

13歳というとアビシニアンの平均寿命12歳を超えました。

これって心臓病を抱えるルーシェにとっては
物凄い事で褒めてあげたいな・・・・
でもでも、もっと長生きしてくれないと困ります(笑)

ルーシェは私の命より大事な存在だから。



毎年誕生日やイベント時のルーシェへのプレゼントは
「ササミ食べ放題」
ちょっと前まで下痢が酷くて病院通いだったのが
誕生日近づくとケロッと治りました(^^;
そこまでして食べたいのね。ササミase2

それでもルーシェが元気で幸せそうにしているのが
私の何よりの幸せですsymbol1


(加工した写真はお友達からのプレゼントです)


さてさて、ダーリンの会社から
や~~っと確定申告の用紙が来たので
今日はそれを作成しましたよ~。
取り合えず、まだ配偶者控除はあって良かったsymbol6
私みたいに子供もいなくて、金持ちでもなく
でも働きに出られない人間にとって扶養控除無しは辛い。
持病の膠原病だって公費での援助も無いしね。

配偶者控除と保険料控除、地震保険の控除・・・
で、住宅ローン控除・・・と思ったら用紙が無い!!
去年は別に記入したのに何故か無い!!

税務署に問い合わせたら「まとめて送ってあります」との事。
慌てて探したら引き出しにありましたase2
すっかり書き方を忘れてしまったので
間違い訂正印だらけになっちゃったけど
何とか完了♪

源泉徴収票を貰ったら今年は医療費控除も受けられるかな?
入院したりしたからね~。
毎年10~12万という微妙な数字なのですよ。
申告するかしないか迷う額。
でも千円でも取り返したいものね
千円あればキャットフードが買えるのよ。



up私が今、頑張っている猫の保護活動です。
ご支援お願い致します。