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「交換殺人には向かない夜 (光文社文庫) 」(東川 篤哉氏著)を読みました。

2011-01-18 20:19:04 | 日記
東川 篤哉氏の小説をはじめて読みました。

娘が、「謎解きはディナーのあとで」が欲しいというので、

大阪の梅田の紀伊国屋まで、一緒に行きました。

アマゾンの紹介の映像を見てほしくなったそうです。

面白そうだから読みたい。

ふ~ん、面白いのかな。

最近、私はあまり小説を読まなくなりました。

どちらかというと、ビジネス書が多く、

最近読んだ小説と云えば、東野圭吾氏の「白銀ジャック (実業之日本社文庫)」です。



東野圭吾氏の小説は沢山映画化やドラマ化されています。

容疑者Xの献身 
秘密
新参者
など見てとても気に入りました。

容疑者Xの献身 は映画で見て、その後もビデオを借りて見て、

先日テレビやっていたのを録画して見ました。

あっと云わせる仕掛けがあって、しかも、堅くなく

楽しく見ることができました。


紀伊国屋には「謎解きはディナーのあとで」が平積みでおいてあり、

その横には、東川 篤哉氏の他の小説も平積みでおいてありました。

本を見て私もちょっと興味がわいてきて、

「交換殺人には向かない夜 (光文社文庫) 」を買ってしまいました。


今のミステリー小説の風潮なのでしょうか_

登場人物がなんかバラエティーっポイ感じがしました。

まじめで、ユニークなところがある。

なんか、コメディタッチの小説です。

東野圭吾氏の小説にも「名探偵の掟」というコメディな感じの小説があったと思います。

時代を反映しているのでしょうか?



「交換殺人には向かない夜 (光文社文庫) 」は、

よんで字のごとく「交換殺人」の話です。

それが、途中までは、普通の「交換殺人」の物語ですが、

最後の方で、「あっ、だまされた」「うまいこと、話にながされてしまった。」

そんな感じがしました。「だまされた」とは悪い意味ではありません。

あまり最近の小説を読まない私には、この展開は想像していませんでした。

うまいこと、隠すところはかくして、最後にドットだす。

推理小説では普通でしょうか?

この小説は女性の動きに注意ですね。

東川 篤哉氏は映画が好きなのでしょうか?

ヒッチコックの映画の話なども出てきます。

ヒッチコックの映画がこの小説のモチベーションになっているかもしれません。



この展開は伊坂幸太郎氏の小説にもこのような展開があった。

「ゴールデンスランバー」か「重力ピエロ」だったと思います。

でも、大変楽しく読むことができました。

「謎解きはディナーのあとで」も読みたくなりました。

娘と「交換読書」でもしようかと思います。

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