KCのガーナ日記

よくあるヤツですが、現地の生活を日記にします。日記といっても週一回くらいしか更新しないと思いますが、、、ヨロシク。

ケープコーストに行ってきたぞい

2013-03-31 21:46:31 | 日記

はい。おっつー

立て続けにアップデートをするぞい KCすごいぞい 

 

だけれど今日は少し真面目なお話。

 

さて、KCはケープコーストに行ってきたぞい。

ケープコーストは首都アクラから海岸線に西に60-70km程行った場所に有る都市。 

 

ここの名物はケープコースト城。

 

でも王子様やお姫様が住んでいたお城で無いのだよ。1653年にスウェーデンにより建築され、当初は木材や金の貿易拠点として使用されたのだけれど、その後イギリスに占領され、その後19世紀に入ると奴隷貿易が盛んになり、この城は奴隷貿易の中継拠点、即ち、国内から集められた奴隷をこの城に閉じ込め、その後海外から船が到着すると、奴隷を海外へ送り出す、そうした拠点として使用されたのだそうです。

現在は負の世界遺産に登録されています。2009年にはオバマ大統領が訪問。

 

KCも最初はそう思っていたのですが、奴隷貿易は西洋人がガーナやアフリカの奥地にまで奴隷を捕まえに行ったのでは無いのだよね。 当初はそうだったらしいのだけれど、段々と、労働力を欲しがっていた西洋人と現地のアフリカの有力部族の間で、奴隷の取引が成立。即ち、現地のアフリカの有力部族は部族間で争いをしていたのだけれど、そういった部族は争いに欠かせない資金や武器を獲得する為に、西洋人に奴隷を差し出しす事とし、その為に国の奥地まで奴隷を捕まえにいったとの事で、現地人同士で奴隷として捕まえたり捕まえられたりしていたのだそうです。

直接は西洋人が関わっていなかったとしても、間接的には関わっていた訳だけれどね。それにそういった部族間の競争を利用して自分達に利益が有る様な構図を作ったのかもしれません。(こういったところは事実はどうだったので有るか、どの様な見方が出来るのかと、学者や研究者の皆様の間で調査や研究がなされているのだと思います。)

 

 

本によれば例えば草原で遊んでいた少年のところに有る日突然銃や短剣を持った人が訪れ襲撃をし、少年は鎖でつながれて仕舞う。

他にも捕まった人達は互いに鎖でつながれ、数日間見知らぬ土地を歩きまわされた上、海岸の砦に到着する。

そして砦の牢獄に船が来るまで押し込められ、船が来たら、数週間-数カ月かかって異国に運ばれる。その間に何人もの人が病気などで死亡し、その数は諸説有るのだと思いますがとある本によれば1-2割とも言われます。もう祖国には帰れない。

以下は男性用の牢獄の入り口。中は写真を撮らなかったけれど、下り坂になっていて、地下に何百人が入れる様(実際には人と人が折り重なる様に押し込められたそうですのでもっと多くの人が閉じ込められたのだと思います)な岩を掘った洞窟が有ります。

 

当初は実地見学くらいの気持ちで望んだKCでしたが、実際に牢獄の中を見たり、奴隷貿易の歴史の説明を見たり、当時の鎖等が飾ってあるミュージアムを見たりした後には、とても重い気持ちになりました。

今はケープコーストは漁港としても栄えています。以下はケープコースト城から見下ろす形で撮った現在のケープコーストの写真。

今はみんな何事も無かったよう様に元気に過ごしているけれど、そういった、過去を知るとどうしても複雑な気分になります。

 

KCはガーナとガーナ人に対する見方が少し変わりました。 

 

短いけれども今日はこのくらいで。

 

ではでは。

 


イースター~コフォリドアに行ってきたぞい♪

2013-03-30 22:41:58 | 日記

はい。おっつー

今日はいつもアップデートをしないのをなんとか挽回しようと二つ目のアップデートだぞい

 

さてさて、一つ前の記事に続くのですも、アブリのホテルで昼ご飯をゆっくり食べて、そろそろ席を立とうかな、と時計を見たところ、、、まだ2時前だぞい アブリは近すぎたぞい 

 

このままアクラに帰るとなんだか休日の気分がしないぞい

 

そんなところ地図を見ていると、アブリからアクラと逆に更に北に1時間半ほど車で走ったところに、ビーズを売り買いできる大きなマーケットが有る、コフォリドアという町があると書いてあるぞい

アブリでも少しガーナの奥に入ってきた雰囲気があるけれど、更に奥に入るとどんな風になるのかな 

運転手に聞いたら今日は休日で交通量が少ないから1時位で着くかもだって。

 

昔テレビゲームでロールプレイングゲームをやっていた時の様な気持ちになってきたぞい。

北の町とは面白そうだな、そうしたら、その北の町に行ってみるぞい

 

 

テレビゲームみたいに徒歩や馬車では無く、車で山道や峠道をくねくねと。運転手の予想よりも早くて40分くらいかな。 名付けて山間の町、コフォリドアに到着だぞい

 

街の中心部には広場が有ります。 ちょっと空模様が怪しいぞい。山の天気は変わり易いというやつかな?

 

なんだ、コフォリドアというのは、山間に密やかに佇む秘境では無くて、イースタン州の州都なんだって。 

町の様子が分かる写真が撮れなかったのだけれど、確かに大きな町なのです。こちらは広場の写真。

 

写真の左側の人々は何かをやっているようで、石が混ざり合う様なジャラジャラという音がするぞい

 

もしかしてKCも好きな(でも弱いぞい)MJかな? 

 

ちなみにMJとは麻雀の事だぞい

 

なんとガーナにも麻雀が有るのかな??

 

  

近くにいってみると、、残念、麻雀じゃなかったぞい

ガーナでは有名なゲームだそうで、二人で向かい合って、木で出来たゲーム台のくぼみの中に其々の手に有る石を順番に置いたり、置いたくぼみの中の石を動かしたり、取ったりするのだぞい

 

すごい手さばきで、どんどんと石がくぼみの中を動き周ります。将棋みたいに交互に差し合うのだけれども、トランプのスピードみたいな早さでどんどん進むぞい

ビーズマーケットを見にきたのだけれど、これは面白いものを見つけたぞい。

だけれど5分くらい見てたけれど最後までルールが分からなかったな。 これは研究してみないとダメもかもしれないな。。

 

 

ビーズマーケットへ。 

ちなみにビーズとは、今のビーズは空き瓶のガラスとかから現地で作られるものが多いそうなのだけれど、もともとはベネチアやヨーロッパで作られた様な高級なもので、希少価値の有る交易品としてアフリカに入ってきてたり、お金の代わりに取引に使われたりしていたのだって。詳しい事を知っている方はKCにも教えて欲しいぞい

 

実は今日はイースター休日で屋台はほとんどお休み(日本人の感覚だったら休日こそ、稼ぎ時、、、という気もするのだけれど違うみたいです)、50位ありそうな屋台の2つしかやっていませんでした。

 

色々なビーズが並びます。 安いのは10セディ(約500円)、一番高いのは本当の昔ヨーロッパから入ってきたビーズで100セディ(約5,000円)だって。

 

 

一番左に有る色とりどりのものが100セディのもの。近くで見るとキメ細かい模様が有るのが見えるのだぞい

 

シックなものも有るぞい。 

 

KCも一つ買いました。 写真はこの記事の後の方に載せるぞい

 

お店の人と話をしていたら、、、ぎゃぴー 大雨だぞい スコールみたいだぞい!!

さっきは確かに黒い雲が多くて、、、山の天気は変わり易いっていうけれど、、、ほんとに変わりすぎだぞい 

 

雨は風と共に横殴りでKCに襲いかかってくるぞい やめて欲しいぞい

 

日本の縁日で焼きそばやタコ焼きが売っている屋台と同じかそれよりも簡易なこのマーケットの建屋。 これでは、耐えられないぞい、このままではズブ濡れになってしまうぞい

 

どうしよう、大変だぞい 

 

そんな中、ビーズの建屋から先(上の写真の先の建屋)をようく見ると、、、おっ、何かあちらに有るぞい、、、?? 近づいてみると、、、

 

おー、これはこんなところに救援スポットが有るぞい、天の助けだぞい

 

中は完全に雨をシャットアウトの上、飲み物が有るぞい 

 

マーケットのお客や店主が飲みに来るのだって。

 

雨宿りで場所を借りているから仕方無いな、、、と人のせいにしてKCも一本頂くぞい(スモールサイズ。2セディ(約100円))。良心的な価格だぞい 雨宿りも出来て一挙両得だぞい

 

10分位すると雨が上がってきました。ビールも飲み終わって、さあ、アクラに帰るぞい

 

こちらがKCが買ったビーズ。11セディ(約550円)。ほとんど一番安いクラスのものだけれど、それでも中々綺麗だぞい

 

という事でイースターの休日はちょっと遠出をして小旅行を満喫したKCでした 

イースターも半分終わってしまったね。 明日は何をしようかな?

 

ではでは。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


イースター~アブリに行ってきたぞい♪

2013-03-30 21:24:35 | 日記

はい。おっつー みなさんいかがお過ごしかな

本日は昨日に引き続いてアップデート。KC偉いぞい

 

さて今日はイースター4連休の2日目。ヨーロッパの方なんかはこの機に国境を跨いで旅に出たりするそうですが、、KCはガーナに滞在だぞい

でもせっかくだからちょっと旅に出てみようかな。

 

という事で、KCは今日は首都アクラから北に車で1時間ほど、首都アクラが有るグレーターアクラ州から隣の州のイースタン州に入ったあたりに有る、アブリという街に行くぞい 近いけれどね

 

アブリはガーナに珍しい山岳の街。少し温度が低く、また、綺麗な自然が有るので、首都からほど近い保養地として有名なのだぞい

 

アクラから車に乗って。

 

30分も走ると山が見えてきました。

 

山なりの道を進むぞい。山なりに大きな建物が見えます。別荘かな? もうすぐアブリです。

 

アブリに到着しました。早速アブリの名所。アブリ植物園に入ります。入場料は外国人は5セディ(約250円)。

 

やっぱり日本とは違う木が有るなあ。

 

こんな木や(カリフォルニアみたいだぞい

 

こんな木も。 空気が美味しいね。

 

こんな木々も生え茂っています。

 

こんな木もあります。ほおずき色の実がなっているのが特徴。

 

地面に視線を移すと、にわとりっぽいけれどにわとりでは無さそうな鳥の親子も歩いています。親鳥が歩いて行くのを雛鳥がついて行きます。 かわいいぞい

 

一番驚いたのは植物園の中心に有るこちらの木。 

まるで宮崎駿のアニメに出てくる木みたい。 きっと何百年もここに生えているのだろうな。

 

二枚に分けないと撮れない位大きい。こちらが上半分を遷した二枚目の写真。

空まで伸びていくみたいだぞい

 

説明の看板を発見。350年も生えているのだって。高さは61メートル。直径2.7メートル。 

驚いたのは少し風が吹くと一体の木々の葉々が擦れあって、本や映画で描写される様にとっても大きな音でざわざわと音がするんだぞい。まるで生きているみたいだぞい

 

高原で木々に囲まれた美しい景色と美味しい空気を満喫したぞい

 

そして、お昼ご飯は植物園からほど近いHillburiというホテルで食べるぞい

 

高台からの景色。綺麗だぞい。

 

そしてKCお約束のビールだぞい 少し高い8セディ(約400円)。それと写真には無いけれどもクラブサンドイッチを食べました(16セディ、約800円)。

 

正午からビールを飲みながら綺麗な景色に囲まれて、怠惰な休日だぞい たまには許して欲しいぞい

 

イースター休日をエンジョイするKCでした。今日はなんともう一つ記事が続くぞい

とりいそぎまして、ではでは。

 

 

 


イースターだぞい♪

2013-03-29 23:10:15 | 日記

はい、おっつー

 

相変わらずアップーデートをサボっていて申し訳ないぞい

 

これに加えて今日もあんまり内容が無い記事だぞい。申し訳無いぞい。。

 

 

さてさて、その様な中ですも本題に入りますと、今日はイースターだぞい キリスト教が主流のガーナでは、イギリス等と同じ様にイースターの時期は休みだぞい

今年は今日と来週の月曜(4月1日)が休みだぞい 4連休で嬉しいぞい

 

という事で、今日はKCもお休み。 いつもの事だけれどぶらぶらしていたぞい

 

お休み気分を満喫しにアクラ南部の海岸沿いのラバディビーチホテルに行きました。ラバディビーチはガーナでMovenpick Hotelなどと並ぶ5つ星ホテルだぞい。

国産ビールのクラブビールの生ビールを飲んでおつまみのバナナのフライを食べたぞい。結構高くて10セディ(約500円)。

でも中々雰囲気が良いでしょう。

 

 

そしてKCのいつものコース。Next doorという海沿いのレストランへ。 今日は少し風があって、ヤシの木が風を受けて大きくそよぎます。

 

ビールだぞい♪ 国産のスタービール。4.5セディ(約225円)。海が綺麗だぞい

 

といういつもの土日と同じイースター休暇の初日でした。

明日は少し遠くに行ってみようかな

 

中身が無い記事で申し訳無いぞい これに懲りずに宜しく頼むぞい

ではでは。