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2つの協奏曲を聴く側で - 奈良交響楽団第58回定期演奏会。

2012-12-23 | 音楽
奈良響の定演。ですが、今までの弾く側ではなく今日は聴く側。

今まで一緒に弾いてきた団員の方々の演奏を聴くというのはある意味不思議な気持ちにもなりますね……


ちょっと家を出るのが遅れたため会場に着いた時はロビーコンサートも終わりかけていました。ロビーで受付や案内などを担当されていた団員の方に挨拶してよめと客席へ。1階席はほぼ満員でしたが最後列に空きを見つけてどうにか着席。

13時半に開演。

最初はブラームスの悲劇的序曲。前半ちょっと守りに入った感じなのか小じんまりとして迫力不足にも感じましたが後半へ進むにつれて良くなってきました。最後もビシッと決まって1曲目終了。

そしてピアノが中央に出されて岸田さんが登場、2曲目のグリーグのピアノ協奏曲。これは凄い迫力でした!ピアノの音、オケの音がうまく調和して一つ一つの音が客席に届いていました。音の迫力に終始圧倒されたままグリーグ終了。

休憩後野村先生が登場してメインのドヴォルザークのチェロ協奏曲。1楽章は最初の方でオケとチェロの音程が少しずれたりオケがチェロの音を消してしまうところもあったりと序盤は少々不安なところもありましたが、1楽章後半から2~3楽章へ行くにつれて野村先生の奏でる音にどんどん引き込まれていきました。そして2~3楽章は完璧でした!

興奮が止まないままアンコールへ。最初は野村先生のソロでバッハの無伴奏チェロ組曲第1番からジーグ。そのあと野村先生がチェロトップ席に座り全員でアンダーソンのクリスマス・フェスティバル……みんな楽しそうでした。しかも最後列はサンタ帽やトナカイの角を着けていたり。いつの間にか野村先生も着けていたり(笑)。


15時半終演。少し辛口なことも書いてしまいましたが全体としてはとても中身の充実した素晴らしい演奏会でした。私が退団せずに乗っていたら……間違いなく今頃は力尽きていたと思います(苦笑)。団員の皆さん、小山先生、岸田さん、野村先生、お疲れ様でした!


そのあとはよめとカフェへ寄って17時過ぎに帰宅。


ちなみに現在21時半……一部の団員の方はまだまだ飲み続けているのでしょうか(笑)。

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