実用

日本刀ブーム到来！　「お刀女子」の凄まじい行動力に迫る！
的な使用法が具体的に提示される事の無い「日本刀」を解説したムック本が異例の売り上げを伸ばして居るのは、銘柄をキャラ化して妄想を逞しくした女性が多数存在するからで、とか云った現象はオンラインゲームの影響だそうだが、刀工が鍛錬した完成度の高さを評価するまでに興味のレベルを変化させた彼女等が、何時の日かソレを違法に入手し、本来の価値を開放させたいとする欲求に向き合う時が来ないとも言えず、密かに危惧する。

酩酊

インド・ムンバイで地酒飲んだ住民３３人死亡　過失殺人で３人逮捕
する事が飲酒の醍醐味だとすれば、酔っ払ったまま彼の世へ行ければ、せめてもの慰めと思いたいが１８日、インド西部の商業都市ムンバイで３３人を死に至らしめた「地酒」は、違法製造の安価な物の疑いが有るそうで、産経新聞の記事では酒場で出されたか、購入して持ち帰ったか定かで無く、誰もが体調不良に苦しんだ後に亡くなったのだとしたら、根底に貧困が在る事も含めて無念さを慮り、同情する。

啓蒙

ハンセン病 差別の歴史伝える
されるべき大衆に向けて発表される文芸は、時に娯楽作品にメッセージが込められる例として映画化もされた長編推理小説「砂の器」（１９６１年、松本清張著作）が挙げられるが、小説は未読で、野村芳太郎監督に依る映画（１９７４年）での終盤に、ハンセン氏病を患った父と巡礼の旅を余儀なくされる少年時代の犯人の過酷な運命が警察の捜査会議で語られるシーンが劇的で印象深く、「ハンセン氏病は差別されるべきでは無い」と冒頭に字幕が出た意味を知る事に為る。
５月３０日に公開された「あん」（河瀬直美監督）は何と無く初日を待って観、静かに綴られる内容に感動を受けたが、同病の療養所が全国に国立１３施設、民間１施設が有り、隔離政策が「らい予防法」が廃止された１９９６年まで続いて居た事は原作の小説（ドリアン助川著）を紹介したホームページを見て知った。

語弊

「中国には言わず、米には主張する」石垣市長が沖縄知事批判
を恐れずに言えば、現在の沖縄は「韓国」に似た存在と化して居て、本土に対して物言う姿勢を打ち出す事で知事選に勝利した翁長雄志知事は「被害者的」立場を利用して日本に謝罪を要求する事でしか自らをアピール出来ない朴大統領とダブり、米軍基地問題に対しては「要らない」以外の発言は無く、具体的な脅威である中国に取り込まれつつある現状を黙認する姿勢を危険視する向きが地域偏重の「沖縄タイムス」でさえ取り上げられたのだとしたら、其の事こそが「ニュース」だ。

京都

収賄容疑の元准教授、「祇園で接待」要求　業者にメール
大病院探索医療センターは最先端の医学研究を実際に臨床で応用するのが目的で、世界トップレベルの研究を数多く手掛けて居るそうだが、元准教授、丸井晃容疑者（４７）は３年前に医療機販売「西村器械」の社員である西村幸造容疑者（３９）に京大が随意契約で購入する１００万円以上の物品の複数社の見積もり情報を流した見返りに海外ブランドのキャリーバッグなど計３点(約３０万円相当)を受け取ったのが逮捕理由だったにしても両者の親密な関係は６年前から始まって居り、頻繁に食事を共にする中で「祇園の高級飲食店や出張先の横浜で飲食接待を求める」趣旨のメールを送って居たとか聞くと絵に描いた様な御食事券、否、汚職事件だと思うのだった。