先進

「挑発には対応」と警告＝Ｇ７首脳宣言を批判―中国
国の定義は曖昧ながら、経済協力開発機構（OECD・国際経済全般に附いて協議する国際機関）加盟国で１人当たりのGDPが１万米ドル以下の国を除いた物とされるそうで、冷戦下の１９７３年に起きた世界不況に対応すべくヨーロッパ、アメリカ、日本（西側諸国）の財務を扱う政府高官が集まって経済的課題を討議する会議を開いたのが「先進国首脳会議」の起源とされ（その後、西ドイツ、イタリア、カナダが参加）、冷戦の終結に伴い１９９４年から経済力が大きくないロシアが参加する様に為った事から「主要国首脳会議」と呼び名を変えたG８サミットだったが、昨年ウクライナに軍事介入し、クリミア半島を掌握したロシアは非難を受けて外され、G７に戻った今年の首脳宣言はロシアと共に東・南シナ海進出を図る途上国の中国に自制を促す等、参加国の問題からまるで機能しない国連を補完して居る様にも見える。