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日本共産党 群馬・太田市議 水野正己のブログ
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4月から新たな買い物支援 おうかがい市バスは7台から9台に

2024年02月28日 | 市議会・市政ニュース
 27日の予算に対する総括質疑では、新たな買い物支援として、4月以降に行政センターを拠点に、スーパーなどまで1km以上の地域に住む高齢者を対象に無料で送迎する計画が、私の前に質問した議員への答弁で明らかにされました。

高齢者が徒歩で移動できるのは50m
おうかがい市バスの要件緩和で予約殺到の可能性も

 私の質問では、高齢者が徒歩で移動できるのは50m程度とされることを指摘。おうかがい市バスは4月以降に今の7台を9台に増やすとされるものの、要件緩和で介護1以上の人、運転免許のある人、クルマのある人、障がい者タクシー券の交付など市の交通費補助を受けている人も利用対象となることから予約殺到も予想されることも指摘。

 路線バスやおうかがい市バスをさらに充実させることが必要として、高齢者タクシー券の代わりに新年度に給付すると市長が昨年から明言してきた、75歳以上の市民税均等割課税以下の世帯への3万円給付も確認。しかし市長はこの間の低所得者への国の給付があってもタクシー利用が増えなかったとして、給付は見送ると答弁。

「民業圧迫」
タクシー業界から

 私は、おうかがい市バスを2台増やして9台にし、無料の買い物支援も行うことから、タクシー業界から民業圧迫との声が上がっていることを紹介。おうかがい市バスは便利にするほど予約が殺到し断るケースも増えかねず、タクシー業界との連携・共同で公共交通充実を図るためにもタクシー券が必要と改めて要求。

 しかし市長は、その考えは今はないと答弁。たしかにおうかがい市バスの利用要件が緩和され、新たな無料の買い物支援も始まりますが、それでも公共交通としてはまだ足りません。引き続き、クルマに乗れない高齢者へのタクシー券や路線バス、おうかがい市バスなど公共交通の充実を求め続けます。


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