歴史作家 智本光隆「雪欠片―ユキノカケラ―」

歴史作家 智本光隆のブログです。

祈念―がんばろう東北―

桜の花に癒され、地震の爪あとに涙し・・・しかしながら確実に仙台の街は復興しております。1歩づつではございますが、前進していきたいと思っております―8年前、被災地からこの言葉をいただきました。今年もまた、春がめぐって来ました。今も苦しい生活を送られている方々に、お見舞いを申し上げます。本当に1日も早い復旧、復興がなされますよう、尽力して行きたいと思っております。

細川忠興戦記 本能寺将星録

2010-11-30 05:17:50 | 本能寺将星録
既に学研のサイトに情報が載っているようですが、此方の方でもお知らせ致します。

2010年(平成22)12月24日、智本光隆の新作が刊行されます。


 細川忠興戦記 本能寺将星録     (学研歴史群像新書)


みなさまにおかせられましては、よろしくお願い申し上げます。

学研出版サイト http://hon.gakken.jp/
ショップ学研  http://shop.gakken.co.jp/shop/


主人公は後に九州の大大名となり、文化人としても名を残した細川忠興。
そして、その妻である明智光秀の娘、珠子(ガラシャ)が登場します。
本能寺の変をめぐる忠興と光秀、更には事件に巻き込まれて行く織田家中の若き武将達。
そして、事変に蠢く黒幕たち。

信長に将来を嘱望されながら、光秀の娘婿という本能寺の変において、
もっとも運命を変転させられた、それが細川忠興です。
苦悩の先、珠子と共に選んだ道は・・・

前作『関ヶ原群雄伝』とは、また違った毛色の作品かと思います。
ご期待下さい。それなりに!(・・・まあ、下巻の原稿はまだ、このパソにあるのですが)



細川氏の(作中では忠興の)居城・京都府長岡京市の勝龍寺城に建てられた細川忠興、ガラシャの像。
白い山百合は聖母マリアの象徴。

取材に行ったのは今年6月。その時の様子は、このブログで随時、公開します。


智本光隆


雑感色々

2010-11-28 12:38:17 | 日記
校正終了翌日は、さすがに完全休養。
で、昨日から再びパソに向かっております。

午前中、近所の内科(何だよなあそこは)で肩凝りの治療を受ける。
職業病・・・というか、これは生来の持病。
高校1年の頃に指摘されながら以後10年放置し、
この仕事を始めたら取り憑かれた如く、職業病に!!
病院は市内では「名医あり」と評判。
看護師さん達も見目麗しく、そして凛として美しい。新作のヒロインよりも、桃の花の咲くが如し。
・・・うん、そう書いとこう。一応。


皆様、10代の頃から体のケアは大切に。いや、切実に・・・


それでまあ、帰りに近く(でもないな)を散策。






『関ヶ原群雄伝』の大谷吉継(作中、吉隆)が死ぬシーン、あれも紅葉の中でしたな。
ちょっとイメージは違うけど(少なくとも、矢矧川にD51ないし)公園は落葉盛ん。
子供の頃、よく通った交通公園も近頃は足が遠のいたな。


何気に毎回書いてるようなスケートの話を。
小塚選手、初のグランプリファイナル進出おめでとう!
浅田真央選手、何時も応援させて頂いております。
まあ、今シーズンはあれですね。昔の水戸黄門に良くあったというか。

「御隠居、ここいらで何らかの手を打たないと」
「いえ、しばらく様子を見ましょう(ニヤリ)」

見たいな感じで見守りましょう、マスコミさんも。



智本光隆

校正終了!!

2010-11-25 22:35:32 | 日記
新作、校正終了致しました。一応、予定通りですね。
疲れた・・・・・心底。
正直、『関ヶ原群雄伝』のどの巻よりもきつかったな、それが正直なところ。
ただ、この巻は個人的にはそれなりに、満足しているのですが、どうでしょう?
多分、正式なタイトルなどは一両日中には。


そしてこの日の空が、こんなにも蒼いことにこの時初めて気付いた・・・・・・訳でもないのだが。


智本光隆

校正再開

2010-11-21 02:24:17 | 日記
本日はうちの妹の誕生日でございます。おめでとう!!!
・・・なんというか、自分の年齢の方を噛みしめます。
いや、物書きとしちゃあ若いんだろうけれど。

さて、本日(ああ、昨日か)再校が到着しましたので、作業に入っております。
タイトル等もほぼ確定しておりますので、近日中にはお知らせ出来るとは思います。
歴群新書的にはめずらしい主人公ですかね?まあ、大谷吉勝ほどではないかな。
取材地の写真とかもあるのですが、暇がない・・・
その辺りも、後日ということで。


で、今しがたですが鈴木明子選手、安藤美姫選手、グランプリファイナル進出おめでとう~




智本光隆


『関ヶ原群雄伝』雑感

2010-11-15 20:28:49 | 関ヶ原群雄伝
校正の隙間。
何分にも、新作が殺人的なスケジュールで進行しております。
今日は一息・・・ついてもいられないのですが。

まだ、新作の話が出来ないので『関ヶ原群雄伝』についてです。
本作は智本光隆のデビュー作となっております。全3巻。
主人公は大谷吉継の嫡男・大谷吉勝というマイナーな人選で。
準主人公として小早川秀秋が登場しております。

豊臣秀吉の死後、徳川家康に相対する吉勝、そして苦悩する秀秋という基本構図。
他に吉勝の義兄(姉・安岐の夫)真田幸村、宇喜多秀家、結城秀康、織田秀信が登場。
伊藤一刀斎、佐々木小次郎も登場しております。

デビュー作だけに課題満載の作品ですが、「関ヶ原もの」として、
小早川秀秋の内面はそれなりに描けたかな~と。
第2巻『織田秀信の覚悟』でも、秀信の描写はそれなりに好評を頂いております。
いずれ、キャラクター設定秘話(笑)とかやりたいなと。
・・・今んとこ、暇がないけどさ。

まだまだ好評発売中ですので、よろしくお願い致します。


ショップ学研  http://shop.gakken.co.jp/shop/




そして全日本女子バレー、32年ぶりのメダル獲得、おめでとうございます。
私の人生の大半の期間で女子バレーは低迷、低迷と言われていたので、これは嬉しいですね。
ニックネームは何だろう。マジカルサオリンだけに、東洋の魔法少女?



智本光隆