ガープの世界
おすすめ度
原題:The World according to Garp
制作:1982年 アメリカ
制作:ジョージ・ロイ・ヒル
監督:ジョージ・ロイ・ヒル ロバート・L・クロウフォード
脚本:スティーヴ・テシック
原作:ジョン・アーヴィング
出演:ロビン・ウィリアムズ メアリー・ベス・ハート グレン・クロース ジョン・リスゴー ヒューム・クローニン
ジョン・アーヴィングの同名小説を映画化した作品ガープの世界です。すんごい話です。まんず普通の人は出てきません。というか、普通の人の印象なんて残りません。「ザ・ジョンアーヴィングワールド」です。
看護婦ジェニー(グレン・クロース)は子供は欲しいが結婚には興味がありません。ある日ガープという軍人が重態患者として病院へ運び込まれます。瀕死の状況にも関わらず、元気な下半身を見たジェニーは何と彼をレイプします。そして念願の子供を授かるのです。生まれた子供は父親の名前をとりT.S.ガープと名づけられます。
ジェニーは男子校の看護婦として生計を立て、成長したガープはその男子校に進学します。ガープ(ロビン・ウィリアムズ)はレスリング部に所属し、コーチの娘のヘレン(メアリー・ベス・ハート)に恋をします。紆余曲折ありながら小説家になった彼は後にめでたくヘレンと結婚をし、2人の子供に恵まれ幸せな生活を送ります。一方一方母親ジェニーは、「性の容疑者」という本を出版し一躍ベストセラー作家となります。そして彼女はウーマンリブのリーダー的存在となっていきました。ガープの周囲全てが順調にまわり始めたようでしたが、ある日とんでもない事件が起こってしまいます。
フットボール選手から女性に性転換したロバータ(ジョン・リスゴー)、幼い頃強姦され、犯人に舌を切りとられて身も心も傷ついたエレン・ジェームズ、またそんな彼女が受けた暴力に対して抗議するために自らの舌を切り落とす女性たち、などなど「傷ついた濃い人」たちが様々な思いを抱えています。なんというか、人生の不条理感というか、…うーんやるせない感じです。うまく説明できません。が。とにかくずしーんときます。是非観て下さい。
ちなみに、私は女装したジョン・リスゴーに夢中です。
・ガープの世界@映画生活
この「ガープの世界」は、ビデオやDVDで何度も見てます。
女装したジョン・リスゴーが印象強いですね。
アカデミー賞でも助演男優賞にノミネートされました。
賞を取っても良い演技だったと思います。
あと他の記事の映画も、自分の好きな作品ばかりで、嬉しいです。
あと勝手ながらリンクしました。
では。
>あと他の記事の映画も、自分の好きな作品ばかりで、嬉しいです。
そういっていただくととっても嬉しいです。ありがとうございます。私もまた遊びに行かせて頂きたいと思っています。今後とも宜しくお願い致します。
この映画は時代を感じる映画でした。
やはり、あの時代に見たかったと思いました。
たくさんの問題が盛りだくさんに入れられているのに、面白かったですね。
深い映画でした。
>たくさんの問題が盛りだくさんに入れられているのに、面白かったですね。
そうですよね。監督の演出と、キャスティングの妙を感じます。
また遊びに伺わせていただきます。
今後とも宜しくお願い致します。