徒然映画日記。

食わず嫌いは卒業し何でも観よう。思い切りネタバレありの「観た帳」です。

ヘルタースケルター

2013年08月03日 | ★★★
ヘルタースケルター
おすすめ度
製作:2012年 日本
監督:蜷川実花
原作:岡崎京子 『ヘルタースケルター』
脚本:金子ありさ
出演:沢尻エリカ 大森南朋 寺島しのぶ 綾野剛 水原希子 新井浩文 桃井かおり
キャッチコピー:最高のショーを、見せてあげる。


お騒がせ女優、沢尻エリカ様と「さくらん」で独特の世界観を披露した蜷川実花監督のコラボが話題になった「ヘルタースケルター」でっす。
エリカ様の過激なラブシーンやポロリが話題となりましたね(爆)。
あれって去年の事だったのね・・・
何だかもう少し前だったように感じます。
思えば本作でエリカ様はアカデミー主演女優賞を獲ったんだっけ?
色々と気になることろの多い作品だったので今更ジローですが
本日鑑賞となりました~。


「もとのまんまのもんは目ん玉と爪と耳とあそこくらい。あとは全部作りもんさ」
全身整形のトップスターりりこが、【冒険】の先に辿り着く世界とは?
芸能界の頂点に君臨するトップスターりりこ。雑誌、テレビ、映画―日本中どこを見てもりりこ、りりこ、りりこ一色!しかしりりこには誰にも言えない秘密があった―。
彼女は全身整形「目ん玉と爪と耳とあそこ」以外は全部つくりもの。その秘密は世界を騒然とさせる【事件】へと繋がっていく―。
整形手術の後遺症が、りりこの体を蝕み始める。美容クリニックの隠された犯罪を負うものの影がちらつく。さらには結婚を狙っていた御曹司のほかの女とのスクープ!生まれたままの美しさでトップスターの座を脅かす後輩モデルの登場!そして、遂に・・・!
究極の美の崩壊と、頂点から転落する恐怖に追い詰められ、現実と悪夢の狭間をさまようりりこは、芸能界を、東京を、日本中を、スキャンダラスに、めちゃくちゃに疾走する。
りりこが、【冒険】の果に辿り着く世界とは?最後に笑うのは誰?(「ヘルタースケルター」公式HPより抜粋)


さてさて感想は・・・

THE☆


エリカ様SHOW!
って感じでしょうか?

正直このお騒がせタレント役はこの上ないハマり役でした。
主人公とキャラかぶってるし、ほぼ素で出来てそう・・・。 
やっぱりエリカ様見る分にはいいわ~。
表情クルクル変わるし
自分の見せ方をよく知っている人だなーと改めて思いました。
いやいや美人さんは画になります。


寺島しのぶ様ww
超ド級のドMぶり。
もう完全にSMの世界です(笑)
いいですね!!
『赤目四十八瀧心中未遂』の「美しい女」役より余程ハマってます。
そういえば彼女もアカデミーで助演女優賞獲ったんでしたっけ?
おめでとうございました。


りりこの部屋のインテリア。
個性的です。
この部屋の半分以上蜷川実花さんの私物だそうです。
スゴイ!


蜷川実花独特の色彩あふれる映像は見応えがありました。
ご自身が撮影された実在するファッション誌のグラビアも全て彼女が実際に撮り下ろしたそうです。細部までこだわられたビジュアルは見ていてとても楽しかったです。
女性の美と若さに対する執着。
持つものと持たざるものの埋まることのない溝・・・
心の闇
多少なりとも共感できる部分はありました。
この作品は女性と男性では印象が全く違うだろうな・・・と思います。


大変失礼ながら星2つくらいだろうなーという気持ちで見ていたのですが
思った以上に集中して普通に鑑賞できました。
岡崎京子さんの原作の漫画をぜひ読んでみたいな、と思いました。






エリカ様~~~!と思われた方
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