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ダブル・ジョーカー 価格:¥ 1,575(税込) 発売日:2009-08-25 |
今日、読み終わった本は柳広司『ダブル・ジョーカー』です。
前回読んだ『ジョーカーゲーム』のシリーズ第二段になります。
面白い。このシリーズは面白い。
頭脳戦が面白いわけですよ。読者もいっしょに騙される。
騙されたときもあるし、もしかしたらと騙されない事もあったけど
騙されないと思った時点でこの本に嵌っているという
ある種の騙されたい気持ちがあるのは確かだ。
最終話では戦争が始まってしまったので
このシリーズの続きは無いのかもしれないけど
末永く待つことにしようと思う。
騙されるのは本の中だけで充分だと思っている。
騙すなら最後までばれないように騙して欲しいと思う。
最近、騙されている事に気づいた事があるんだけど
あまりにも理不尽な事なのでいまだに信じられない。
犯罪的な行為なんじゃないかと思う。
いざとなったら訴えようかと考えている。
まぁ、せめてもの幸いは
騙す側に居ないという事だ。
私は、人を騙す事は出来ても自分を騙せない男だ。
犯罪を犯す人はきっと軽い気持ちで一線を越えてしまうのだろう
まともな神経だったら留まる所を
何も考えないで一歩を踏み出してしまい
嘘に嘘を重ねていくから真実がわからなくなっていく。
腐ったリンゴは元には戻らない。
人と人との信用、信頼関係っていうのは
長い間の積み重ねなのに、
それをないがしろにして、今だけをみる人は
きっと、過去が素直に見られないほど、沢山の嘘を
自分についてきてしまったのではないかと思う。