ロシニョール社が作ってます。

「他人の不幸は蜜の味」のネタ帳です。

江戸時代の通貨

2005-10-11 | 根多-ブログ
 「江戸あきない図譜」の説明より。この本の著者には、どうも説明文を書く能力が無いようで、非常にわかりにくい。

 語句の統一が図れていない、時系列など説明の順序をわかりやすく設定していない、複数の場所で同じ事項について同じような説明を重ねてしている、説明に図表を使わない。通貨とか階級とか、そういう物は図にすれば一発で分かるのに。

 「守貞漫稿(もりさだまんこう)」をわかりやすく紹介する、という姿勢自体は高く評価するが、難点は「わかりやすく」なってない、ということ。この本を元に、もっとちゃんとわかりやすく解説した本が登場すればいいのに。
 なので自分で表にした。

業務連絡(カウンタ設置について)

2005-10-06 | 根多-ブログ
 ブログ「他人の不幸は蜜の味」のカウンタは、今までトップページにしか表示していませんでした。したがってトップページのPVしかカウントしていなかったわけですが、今回、全ページカウントに切り替えました。
 記事個々へのリンクが増えたので、以前から少し気になってはいたのです。
 カウンタの付け方については、もしかしたら今後記事にするかも知れません。まあ、管理者本人の自己満足に過ぎないので、重要なことではないですが。

 そんなわけで、今日からはカウンタがグルングルン回ります。

遊郭関連用語:遊女の呼称(from落語)

2005-09-24 | 根多-落語・言葉
 遊女の呼称。遊郭に関する用語。一部(というかほとんど)米朝師匠のまくらより。
 当然、正しいかどうかは眉唾物。

■花魁(おいらん)
 狐は尾から妖力を発し、尾を使って人をだますという。しかし遊女は尾を使わずに男をだます。遊女が男をだますのに尾は要らない、ということから「尾要らん=おいらん」となった。
 「花魁」の漢字は当て字だが、あまり遊郭に通いすぎると梅毒に感染し、鼻の先が欠ける(溶けてなくなる)と言われた。「鼻の先欠け」が転じて「花の魁」で「花魁」という字が当てられた。

■傾城(けいせい)
 殿様が遊郭に通い詰めると、出費がかさみ「城が傾く」から。

■娼妓(しょうぎ)
 上方での遊女の呼称。言うまでもなく遊女と時を共にするには金が要る。「金・銀がないとさせない」から「将棋」とかけて「しょうぎ」と言う。

blog・SNS・SBM雑感

2005-09-22 | その他
■Yahoo!ブログ
・Yahoo!にログインしていると、Yahoo!のユーザー名(ID)でしかコメントができない。
・Yahoo!のIDはあまり知られたくないので、ログアウトしてからコメントしなければならない。
・面倒くさい。
・Yahoo!のID所得者はネットユーザーの大半を占めているはずで、その人たちは上記のような目に遭うわけだ。
・配布しているIDが多いだけに、これは問題だと思う。

■gooブログ
・gooブログも結構閉鎖的だなあ。
・ブログサービスを横断した交流は、「ブログの移転」によって広がるのかも知れない。
・livedoorブログから脱出する人ってかなり多くて、そういう人は結構いろんなブロガーと交流していたりする。
・gooブログは「一回ユーザーを取り込んだら話さない」だけのサービス品質を持っていると言うことか。
・囲い込みの方法も、はてなとかYahoo!みたいにあからさまでなく、緩く目立たないから反感を買いにくいのかも知れない。

■mixi
・ブロガーの中には「mixiをやっている」事自体を公表したくない人だっているに違いない。

・いいかげん「はじめまして」トピックはやめて欲しいし、くだらねえコメントしか書けない奴にはうんざりなんだけど、100万人を超えてしまってはどうしようもない。

■はてなブックマーク
・「お気に入り」に登録されている数は分かっても、誰が登録しているのかは分からない。これ結構イライラする。

・SBMに対するニーズとは何か?
・僕は「そのニュースに対して何を思ったのか」のメモにしていますが、そういう人は少ないようだ。
・他の人のコメントを見た感じでは、ほとんどのユーザーはニュースに対して何も考えを持っていないようだから。

「女性らしいブログ」とか

2005-09-13 | その他
 女性らしいブログ、とか女性向けのwebデザイン・webコンテンツに少し興味があって、チェックしています。
 はてなブックマークの方に少しずつためているのですが、現時点での感想をまとめておきます。
 考えが全くまとまってなくて、テキトーなので、本家ではなくてここに書いておくのです。

 僕は男なので「女性らしいこと」は僕にとって「不可解なこと」です。(それについてはココ参照)
 だから批判的な表現に走りがちですが、悪く言うつもりはあまりないので、許してください(笑)

☆YUKI☆log☆
 元OPD(大阪パフォーマンスドール)の武内由紀子さんのブログです。
 今は移転済みで、こっちは更新されていません。
 で、移転するというのに、移転先へのリンクもない、つまりリンクタグが使えない。でも文字色を変えたり、顔文字使ったり、写真を入れたりということには余念がない。
 そして、多分、ほとんどが携帯からの投稿なのですね。
 携帯・顔文字・文字飾り、ここらへんが「女性の運営する女性らしいブログ」の特徴かな、と。
 あと「ITリテラシーありき」じゃないところ。これは完全なイメージだけど、男のブロガー=ブログ以前のwebコンテンツ運用経験あり、女のブロガー=なし、というのが多いのではないかと思う。
 それは、去年の春くらいから女の人がウワーっとブログを始めたからなんじゃないかと。
 これは単なる憶測。
 ちなみに、僕は武内由紀子、結構好きです。

Yahoo!ブログ
 どこでもランク上位のブログのコメント欄を見てください。
 Yahoo!ブログはとても女性的だと思う。
 過剰な囲い込みによる他ブログサービスとの交流のなさは凄い。新興だと言うこともあるんだろうけど、何か秘密があるにちまいない。
 その「閉鎖性」も女性的なのではないかと思う。閉鎖された空間の中での、薄く、しかし頻度の高いコミュニケーション。
 Yahoo!をちゃんとチェックすれば「女性向けwebサービスとはどうあるべきか?」が分かってくるんだろうけど、いかんせん肌に合わないので研究する気になれない(笑)

mixi日記とマイミクさんについて(今日の覚え書き)
 もそさんの悩み方を見て、非常に女性的だと思った。コメント欄から学ぶことが結構あります、良くも悪くも。
 語弊のある言葉かも知れませんが「否定の存在しないコミュニティー」と、コミュニティーから外したり外されたりすることについて、なるほどと思いました。
 好き嫌いは別として、勉強になったやりとり。ここへのTB記事なんかを読んで、「女性的なブログ」は今後、どんどんSNSに移ってゆくのだろうな、と思いました。

乱暴な言葉をブロックするMSNメッセンジャー「会話セーフティ機能」
 これはコミュニケーションの制限であり、私はこういうのを好まないが、一部の女性ユーザーにとっては欲しい機能だろう。
 webの美徳は「広がる」所にある。実質的に制限がないところにもある。まさにそれはwebの美徳なわけだけれど、マーケティングという視点から考えると、そればかりを重視していてはいけない。
 ユーザーによって、webに求める物が違うからだ。
 「規制」という行為は男性的なのかも知れないが、「回避」という表現を使うと女性的だ。
 同様に「無断リンク禁止はナンセンス」という考え方は、ある意味では正しいだろうが、ある意味では間違っている。

落語に出てくる物

2005-08-19 | その他
■連隊旗(れんたいき)
 古今亭志ん朝「鰻の幇間(うなぎのたいこ)」で、胡散臭い鰻屋で酒を頼むと、その杯には珍妙な文様が描かれている。
 それが「日の丸と連隊旗のぶっちがい」
 幇間いわく「これじゃあ鰻屋の二階で呑んでる気がしないよ、大本営で呑んでる様な気がするよ。」

連隊旗(wikipedia)

 私はこの連隊旗を「旭日旗」と勘違いしていました。しかしあながち間違いというわけでもなく、連隊旗のデザインは旭日旗をベースにしていたようです。靖国神社の展示館「遊就館」に、現存する唯一の連隊旗が展示されているらしい。

旭日旗(wikipedia)

「gooブログ」のここがダメだ!

2005-08-02 | その他
 いやあ、やっぱり私はgooブログが嫌いだ。
 その最大の理由は「Seesaa(とlivedoor)の使用感に慣れているから」なのだけれど。
 つまり「慣れてないから使いにくくてイライラする」というのが大きいのだけれど、でも、どう考えてもこれはおかしいだろう、ということがありましたので、メモしておきます。

■「編集メニュー→コメント・トラックバック」を選択すると、コメント・トラックバックの一覧が表示されるが、そこからコメント・トラックバックが削除できない。
 これはおかしいと思うなあ。「削除の方法」というのは、極力簡単にしておく必要があるのですよ。なぜならば、削除というのは基本的に「負の動機」によって行うものだからです。コメントスパム、意味のないトラックバック、荒らしコメントなどに対して管理人が憤りを感じ、それを削除する。
 そういう負の感情は早急に処理されなければ、加速度的に強くなるものです。些細なクレーム電話でも、電話をたらいまわしにされると重大クレームになるのと同じ事です。こういう、負の感情に無頓着なのはNTTだからなのかな、なんていう勘繰りをしたりして(笑)

※ちなみに、コメント・トラックバックの削除方法はこちらです。

「はてなブックマーク」使用感メモ

2005-08-01 | その他
ちなみに私のブックマークはここです。

■あったらいい
・ブックマークに追加後、当該記事に戻るのではなく、ブックマークページに飛んだ方が面白い(他の人がブックマークしていれば、その人のコメントが読める)
・mixiのコミュニティーニュースみたいに、似た思考の人のブックマーク・HPを紹介するサービスも面白いかも。ふるいにかける思考ルーチンが優秀であれば、の話ですが。

■これは困る
・リンク先のURLが無くなっていると、ブックマーク削除すら出来ない。
 →詳細ページからなら消せました。

■応用編(こういうオンラインサービスがあったら)
・オンラインの「ふせん」:ブログまで行かない、50文字程度のアイデアをカテゴリ別にストックしてゆける「オンライン・ポストイット」。ブログの根多帳として。

落語に出てくる意味不明の言葉

2005-05-25 | その他
しょかぼのべたぼ:初回惚れのベタ惚れ
ばち:場違い
おびびのびっくりおかかのかんしん:驚いて感心した(志ん朝)

■落語「梅若禮三郎」で、長屋のみんなが川へ水垢離(みずごり)に行く時の掛け声
「さんげさんげろっこんざいしょ、おしめにはったいこんごうどうじ、おおやまだいしょうふどうみょうおう、せきそんだいごんげん、だいてんぐしょうてんぐ」

 調べてみると、登山による山伏の修行から来ているようです。

さんげさんげろっこんしょうじょう:懺悔懺悔六根清浄
 *六根罪障(ろっこんざいしょう)とも
おしめにはちだいこんごうどうに:御〆八大金剛童子
 *大峰八大(おおみねはちだい)の訛りとも
おおやまたいしょうふどうみょうおう:大山大聖不動明王
せきそんだいごんげん:石尊大権現
だいてんぐしょうてんぐ:大天狗小天狗

<参考>
菊川町の富士垢離
道祖神(どうそじん) と石尊山(せきそんさん)
相州大山雑学小辞典
石尊信仰「六根清浄(ろっこんしょうじょう)」

■怪談牡丹燈籠、関口屋の強請でのセリフ
「二三の水出し遣らずの最中(にさんのみずだしやらずのもなか)」
評論「明治の落語と文学」安田 博

<以下引用>
 にさんのみずだし(二三の水出し)
 
▽香具師(やし)の行う大道賭博。紙に薬品をとかした水で一また二、あるいは三の字が書いてあり、乾いて字が見えなくなったものを客に買わせる。この紙は透かしてみるとかすかに字が見えるようになっている。一が当たりで賞品がもらえるが、二と三ははずれで何ももらえない。そこで客はよく透かしてみて、一をとって用意された水だらいの中へ入れる。ぬれると、じわっと字が浮いて出る。ところが、一と思ったのは必ず二か三になって現れてくる、というしかけになっていた。これを“二三の水出し”といった。
 
 やらずのもなか(遣らずの最中)
 
▽香具師が商売として行う街頭賭博の一種。最中の皮の中に籤が入っていて、耳元で振るとコトコトなった。銭を出してそれを買い皮を破って中の籤の印す所によって大小の賞品がもらえることになっているが、ほとんど外れか最下位の賞品である。たまに大きいのが出ると、取り締まりの役人が来たことをよそおって、「やばいよ、やばいよ」と叫んで、用具も金も持って逃げてしまう。
<以上引用>

宮武外骨リンク集

2005-04-21 | その他
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讃岐の生んだ、日本の奇人 宮武外骨とは?
宮武外骨(略歴)
宮武外骨の研法発布囈語

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