しょかぼのべたぼ:初回惚れのベタ惚れ
ばち:場違い
おびびのびっくりおかかのかんしん:驚いて感心した(志ん朝)
■落語「梅若禮三郎」で、長屋のみんなが川へ水垢離(みずごり)に行く時の掛け声
「さんげさんげろっこんざいしょ、おしめにはったいこんごうどうじ、おおやまだいしょうふどうみょうおう、せきそんだいごんげん、だいてんぐしょうてんぐ」
調べてみると、登山による山伏の修行から来ているようです。
さんげさんげろっこんしょうじょう:懺悔懺悔六根清浄
*六根罪障(ろっこんざいしょう)とも
おしめにはちだいこんごうどうに:御〆八大金剛童子
*大峰八大(おおみねはちだい)の訛りとも
おおやまたいしょうふどうみょうおう:大山大聖不動明王
せきそんだいごんげん:石尊大権現
だいてんぐしょうてんぐ:大天狗小天狗
<参考>
・菊川町の富士垢離
・道祖神(どうそじん) と石尊山(せきそんさん)
・相州大山雑学小辞典
・石尊信仰「六根清浄(ろっこんしょうじょう)」
■怪談牡丹燈籠、関口屋の強請でのセリフ
「二三の水出し遣らずの最中(にさんのみずだしやらずのもなか)」
・評論「明治の落語と文学」安田 博
<以下引用>
にさんのみずだし(二三の水出し)
▽香具師(やし)の行う大道賭博。紙に薬品をとかした水で一また二、あるいは三の字が書いてあり、乾いて字が見えなくなったものを客に買わせる。この紙は透かしてみるとかすかに字が見えるようになっている。一が当たりで賞品がもらえるが、二と三ははずれで何ももらえない。そこで客はよく透かしてみて、一をとって用意された水だらいの中へ入れる。ぬれると、じわっと字が浮いて出る。ところが、一と思ったのは必ず二か三になって現れてくる、というしかけになっていた。これを“二三の水出し”といった。
やらずのもなか(遣らずの最中)
▽香具師が商売として行う街頭賭博の一種。最中の皮の中に籤が入っていて、耳元で振るとコトコトなった。銭を出してそれを買い皮を破って中の籤の印す所によって大小の賞品がもらえることになっているが、ほとんど外れか最下位の賞品である。たまに大きいのが出ると、取り締まりの役人が来たことをよそおって、「やばいよ、やばいよ」と叫んで、用具も金も持って逃げてしまう。
<以上引用>
ばち:場違い
おびびのびっくりおかかのかんしん:驚いて感心した(志ん朝)
■落語「梅若禮三郎」で、長屋のみんなが川へ水垢離(みずごり)に行く時の掛け声
「さんげさんげろっこんざいしょ、おしめにはったいこんごうどうじ、おおやまだいしょうふどうみょうおう、せきそんだいごんげん、だいてんぐしょうてんぐ」
調べてみると、登山による山伏の修行から来ているようです。
さんげさんげろっこんしょうじょう:懺悔懺悔六根清浄
*六根罪障(ろっこんざいしょう)とも
おしめにはちだいこんごうどうに:御〆八大金剛童子
*大峰八大(おおみねはちだい)の訛りとも
おおやまたいしょうふどうみょうおう:大山大聖不動明王
せきそんだいごんげん:石尊大権現
だいてんぐしょうてんぐ:大天狗小天狗
<参考>
・菊川町の富士垢離
・道祖神(どうそじん) と石尊山(せきそんさん)
・相州大山雑学小辞典
・石尊信仰「六根清浄(ろっこんしょうじょう)」
■怪談牡丹燈籠、関口屋の強請でのセリフ
「二三の水出し遣らずの最中(にさんのみずだしやらずのもなか)」
・評論「明治の落語と文学」安田 博
<以下引用>
にさんのみずだし(二三の水出し)
▽香具師(やし)の行う大道賭博。紙に薬品をとかした水で一また二、あるいは三の字が書いてあり、乾いて字が見えなくなったものを客に買わせる。この紙は透かしてみるとかすかに字が見えるようになっている。一が当たりで賞品がもらえるが、二と三ははずれで何ももらえない。そこで客はよく透かしてみて、一をとって用意された水だらいの中へ入れる。ぬれると、じわっと字が浮いて出る。ところが、一と思ったのは必ず二か三になって現れてくる、というしかけになっていた。これを“二三の水出し”といった。
やらずのもなか(遣らずの最中)
▽香具師が商売として行う街頭賭博の一種。最中の皮の中に籤が入っていて、耳元で振るとコトコトなった。銭を出してそれを買い皮を破って中の籤の印す所によって大小の賞品がもらえることになっているが、ほとんど外れか最下位の賞品である。たまに大きいのが出ると、取り締まりの役人が来たことをよそおって、「やばいよ、やばいよ」と叫んで、用具も金も持って逃げてしまう。
<以上引用>