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とまぴーSTYLE

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今日も豊かな一日になりますように・・・

ユンディリー

2010-04-07 11:13:07 | 音楽
   
    ブーニン後15年の沈黙を破って誕生したショパンコンクールの王者ユンディ・リ。
    ショパンイヤー旋風とともについに周南へ!

4月6日、周南文化会館にてユンディリーのピアノリサイタルがありました。

私はショパンが好きです。
少しばかりセンチメンタルで、繊細で、しかしながら大胆で 

私はショパンが好きです。
でも、彼の演奏を聴きながら、私は本当にショパンがわかっていたのだろうか。
きちんと聴きこなしていたのだろうか。
私はショパンが本当に好きなのだろうか。。。。 
思いも寄らぬ疑問を抱えながら聴くことになりました。
それくらい未知の音楽を聴くかのような衝撃が私を襲っていました。


まず、五つの夜想曲(ノクターン)が次々と流れます。
叙情敵であり、繊細優美でロマンティック・・・
どんなに多くの形容詞を用いて賞賛しようにも、彼の楽曲の前では、そうした言葉も効力も散ってしまう 

アンダンテ・アスピナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 作品22

    休憩を挟んで
 
四つのマズルカ 作品33

ショパンは祖国ポーランドの民族的な舞曲のスタイルに基づいたマズルカを多く残しています。
マズルカに限らず、彼の楽曲の底辺にはポーランドの血が脈々と流れているのを感じます。

圧巻は 
ピアノ・ソナタ第2番 変ロ単調 作品35「葬送」
そう、第3楽章は単独でも有名な葬送行進曲です。
暗く重苦しい足取りで葬送の行列が表現されています。

聴く前には、なぜ彼はこれを選曲したのかと思っていましたが、
(それくらい私はミーハーだったのです・・・)
これじゃなきゃいけないくらいの素晴らしさでした。

そして最後は
ポロネーズ第6番 変イ長調 作品53「英雄」

やはりここでもポーランドの舞曲を感じさせます。
勇壮な3拍子のリズムに乗って力強く進んでいきます。
体中が泡立ち、いつしか私は両手で私を抱きしめていました。

私はショパンが好きです。
雨だれも、子犬のワルツも、木枯らしも、別れの曲も革命も軍隊も、華麗なる大円舞曲も幻想即興曲だって。
でも、彼は私に新しいショパン、もっともっと深いところに位置するショパンを教えてくれた。


「ピアノの森」の海くんは、雨宮君は、阿字野先生だったら、丸山誉子だったらどう弾くのだろう。
「のだめカンタービレ」ののだめちゃんだったら、千秋さまだったらどうな演奏をするのだろう。

芸術の奥深さを改めて知らされた夜でした。

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Cover of Fun

2009-06-15 23:51:30 | 音楽
美容院に行ったとき、
BGMで流れてた 
ゆったりとぼんやりとしていた私の耳に、
まるで空気のように入ってきた。
一度は聴いたことのある歌の数々が、
レゲェ風にアレンジしてあって、
原曲よりすんなり聴き易いのはなぜだろう(笑)

     このアルバム、なに?

って尋ねると、

     Cover of Fun です。

とお姉さんが答える。


「Everything」など、パワーあり過ぎて、絶対に聴きたくない曲だったけど、
これだと何度でもOK(笑)
「夜空ノムコウ」なんて、こんなにいいこと歌ってたんだって泣けるほど(笑)

ホントに臍曲がりな私だこと!

Cover of Fun 2 もあります。
どっちもいい 
何をしてても邪魔にならない音楽たちです 

コメント (6)
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馬頭琴

2007-11-18 15:23:24 | 音楽
「馬頭琴」と聞いてまず思い浮かべるのは・・・


スーホの白い馬


私の子供たちは小学3年生頃に国語の時間に習いました 
多くの人が知っている物語だと思います。

先だって「モンゴル国立馬頭琴交響楽団」の演奏会のお手伝いをさせていただきました。
現在、日本公演の真っ最中で、
長崎県島原から次の会場である東京へ向かう途中にわが町に立ち寄られたわけです。
そして私の職場が主催となって、公演会と歓迎会を開催しました。
オフィシャルなものではなく、身近な人々が集まり聞いた、小さなコンサートでした 



お聴きになったことがありますか?

一言で言うと
「悠久なる大地の調べ」

更には、

  懐かしくも美しき、そして気高いその響きには、
  聞くもの全ての心の琴線に優しく触れて郷愁を誘い、
  悠久の大地を想起させる、懐深き癒しの調べ。

ちょっと大袈裟のように聞こえるかもしれませんが、
一度でもこの音色を聴いたことのある人は、
100人中100人がきっとそう感じると確信しています 

私は過去に2度ほど聴きました。
始めて聴いたときは、わけもわからずに涙が溢れ、慌てふためいたものです 
私はモンゴル出身ではありません(笑)
でもその馬頭琴の音色は、いつだったかどこだったか聴いたことのあるもののように感じました。

確かに「蒙古斑」が語るように、我々は遥か昔は大地の子だったと思います。
その頃の思いを、今の我々に伝える遺伝子が体の中にあるのでしょうか。



演奏が終わり、会場から出た演奏者の一人を写させていただきました。
なにしろ私は写真担当でしたから(笑)
楽器の棹の先端部分が馬の頭の形をしてるでしょ 
一人一人の楽器、馬の表情が違っているんです。

11月19日(月)は東京浜松町 メルパルクホール
11月21日(水)は埼玉県 川口・リリアホール

お近くにお住まいでしたら、是非にお聴きください 

コメント (4)
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谷村新司

2007-08-24 23:39:50 | 音楽
アリスは好きだった
「冬の稲妻」は衝撃的だったし、音楽そのものより谷村氏の風貌が更に衝撃的だった



「スーパーベスト」というアルバム


群青
三都物語
いい日旅立ち
22歳
忘れていいの
ダンディズム
チャンピオン
陽はまた昇る
Far away
帰らざる日々
秋止符
階 ―きざはし―
サライ

どれも一度は耳にしたことのある楽曲です
バラード調の曲がほとんどで、耳障りじゃありません。
今になって歌詞の意味がシミジミとわかります
ジャンルも「ニューミュージック」ではなくて、
ほとんど「演歌」に近いところの「歌謡曲」の棚にありました

聴くに連れ、谷村氏の風貌も気にならなくなるのがこれまた不思議です 

コメント (8)
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