brown Bunny Go-around !

ドラマCDの感想をつれづれと綴る日々。たまに絵を描く恐れあり。

Draw draw and…drawing!! [finished]

2005-09-07 | Illustration
Web界から逸脱し、図らずとも台風の到来にて部屋でのお篭りを強いられた数日間。
お陰で読み止しの本は滞りなく次項が進み、牛歩の歩みの絵筆も進むに伴って、とうとう例の絵も仕上がってしまいました!

今まで「フリルと蛇と剣」で通してきたこの絵ですが、完成にあたって題名なんぞを付けてみよう。
そんなワケで「Eternity」に決定。

大きいサイズはコチラ↓
Eternity(大)

背景に既視感もありますが、それはそれ、「Bride of time」の登場人物と同じ小説なので敢えてそうなのです。
そして二人の進む道の違いとか…、うん。アタシにしか解んない事情があったりします。
(しかし、蛇はあんなに巻きついちゃって切れないんですかね~。)

そんなこんなの絵ですが、何が大変だったかって、こいういう絵の描き方が分からないってのは前々から口を酸っぱくして語ってましたが、新しいソフトの機能が分からない…ってのも多大。
で、実際に描く上でと言えばひとえに「剣と蛇」でした。。。

そんなん日常で描いたことってか、見ることすら皆無。
もう蛇に至っては想像…というか空想の域です。
(アタシ的な絵の苦悩とは、リアリティーとの闘いです。たとえそれが幻想の絵でも、やはり根底にリアリティーの土台があってこそだと思うので。。。)

これがね~~、形状は何とかなったんですよ。(想像でも
しかし何だか蛇に目を描いた時点で、途端に可愛い小動物に成り下がってしまうという怪異。。。
芸能人は歯が命らしいが(古い??)やっぱ生き物は未来永劫"目"ですかね~~。

そんな中で、このヘビちゃんの鱗?には腱鞘炎になりそうでした。
一枚一枚、多分千回以上は描いたと思う。。。

で、幾度となく絵を描いてみて、一抹考察した事。

描いている時にはそれが全てで、もうそれしかない。
現在でこそ仕事やアレやコレ?に阻まれていますが、学生時代は不眠不休、飲まず食わずで絵を描いていました。
その最中は、他のことに注ぐ思考は全て停滞するのです。

あぁ、それなのに…、それ程の情熱を傾けてさえなお、描き上がった時点でそれらは見事に自らの手をするりと離れる。。。

愛着はあるのですよ。人一倍に!
でももう情熱は無い。それはもう、見事に皆無。

なぜあんなにも自分を突き動かし、情熱を注げたのか…それすらも雲散霧消の醒めた心持になってしまい、よくこんなん描いたよなぁ~とか、第三者のそんなレベル。

だからこその、ひと時の刹那。

最近文章を書いてみても、それはしきり。
根底は同じだよな。

これまた恋愛の妙と似ているのだな、と独りごちてみたりして。。。

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