遊月(ゆづき)の日々これ修行なり~

パワースポット研究家(おたる案内人)でセラピスト遊月のブログ
【パワースポットニッポン(VOICE)北海道担当】

命に別条あります。そして天秤にかけた私

2024-04-21 08:55:00 | 遊月のこと
昨日は、東京から久しぶりに来る同級生のための集まりがありました。



病院から眺めた小樽の風景

参加する女子は私ともう一人だけ。
(サッカー部の集まりだから笑)
で、その女子のお友達に、かずえちゃんが来ないと一人になるから、奈良旅行で疲れていたら仕方ないけど、きっときてね(お願い)
と言われておりまして。

そのため朝から風呂に入り,疲れを完全にとり、準備を整えて。
5時開始なのに3時に家を出ました。

地下鉄でスマホを開くと兄弟のグループLINEに兄から投稿が。

ばあさんが救急車で運ばれた。家族じゃないと書けない書類があるも、姉に繋がらない。
連絡こう
的な。

うむ。
うむ。

う、うむ。

おたる。

地下鉄を降りて施設に電話すると、
数日前から熱があり内科に行ったがインフルなどではなくて。
だが、今朝血圧が測れないほど下がり,酸素濃度も75を切ったので救急車を呼んだ、と。

それは、確かに正しい。
むしろ丁寧に接してくださりありがとうございます。

ただ、なぜ今日の今なのか。

書類を書くだけだと言うので一次会に遅れるが小樽に行くと決める。

5時ごろに小樽の病院到着。
よし書類を書いて大急ぎで戻れば、一次会のちょうど途中で合流できる。
母は普通にして、あら、ごめんね、といった感じ。
元気そうである。

医者が来て、特に治療をしていないが、血圧も酸素濃度も落ち着いている。
ただ熱もあるので、細菌が心臓などに入って炎症起こしている可能性があるため、念のため検査をします。
その同意書にサインをしてください。
と言われ。
書類を持ってくるので待っていてと言われて待つ。
10分たっても来ないので、看護師に言うと、もうちょっと待ってくださいと言われる。
それから30分。
さすがにもう一次会は無理だ。
二次会から合流しようとLINEをして、キャンセルできなかったため、その5000円は払いますと伝える。

うん。
まじでなんで今日なんだよ。

といらつきながらもう待てないと看護師に、この後行くところがあるんで、書類書くだけでいいのであれば、書類出してもらえますかと言ったところ、ちょっと待ってくださいとすぐに書類を出された。

出せるなら40分返して。

そして大急ぎで札幌に戻る。

駅まで走る中、ふと見ると高速バスが後ろから来るのが見えた。
目の前に高速バスのバス停が。
そこまで走ってバスに飛び乗りほっと一息。
そして気づく。
高速で札幌まで行くバスではなく、下の道を通って途中の手稲まで行くバスだった。

ならば駅まで行って快速にのればよかった。
またここで30分ロスする。
私の馬鹿。

今日はなんでこんなに全てパットタイミングなんだろう。

そして、バスの中で姉からLINE。
肺炎のすごい重いやつで、ここでは治療できないから、救急車で札幌に運ぶため、付き添って欲しいから戻ってきてと言われた。

オーマイガー。

だがしかし。
姉が病院に到着するのは9時。
このまま二次会の場所に行き、5000円払ってみんなに挨拶して、とんぼ返りして小樽に向かっても9時前に着く。
ならばそうしようと思う。
この時点で、友人と会うと、母と天秤にかけていた。
仕事よりは母が上。
だが、久しぶりに会う友達よりは母は下であるのだと自分で思う。


ひどい人?(苦笑)
あんまり心配していないって人としてどうかしている?

そして、手稲駅について姉に電話する。

いつ何時に命に関わる状態になっておかしくないから、安定している今、札幌に運びたいんだと言われる。

命に別状のある母。

流石に天秤などないだろう。
そして驚いたことに、涙が溢れてきた。

小樽行きの快速に飛び乗り、友人と子供達にLINEをする。
手稲駅でよかった。
高速バスならば、今もまだ高速の上だったし、札幌から小樽だと、さらに時間もかかっていた。

ずっと涙が溢れてくるのでマスクをして隠した。

娘から
「おじいちゃんが守っているから大丈夫」
とLINEがきてまた泣く。

母のことで泣く自分に驚きながら,タクシーの中でも泣く。

だが、病室についたらすっと涙が引いた(なんでだろう)

普通に会話をしていると、
「さっき,あんたの友達がきて、お姉ちゃんとお兄ちゃんの話をして帰って行った」
と。

うん、それ私だけど(苦笑)

1時間半ほど待ちやっと姉登場。
話を聞く。
かなり大きな腫瘍が肺にあり、それに菌が入って炎症を起こしたことごわかった。

だいぶ前からずっと呼吸が苦しかったはずだと。

うん(無言)

治療しても現状維持がせきのやまで、もう退院はできないでしょうと言われて。
ならば小樽で最後を穏やかに迎えさせてもらえますか?と。

気をつけてと何度も手を振る母をおいて姉の車で帰る道で姉が言った。

早く樽前山神社にいかないと、何かあったら、一年いけなくなるから明後日行ってくる。

はああああ?
流石に声が出た(笑)

いや、そうだけど。
母の死に関しての第一声それ?

まあ、そうだね。

来月ひ孫が生まれるから、それまでは頑張ると思うよ。
と伝える。

施設を探すとき、グループLINEで伝えていたことがある。

「彼女はプライドが高いから,施設に入ると言い出すなんて,よっぽどのことだ。
そしてやっぱり耐えられないから、施設に入って3ヶ月もしないで,いくと思う」

施設に入って21日目。

なるほどね。

そして、昨日ならその頃まだ私も姉も伊丹にいた。
まるで待っていたかのようなタイミングだな。

ちなみに5000円は男子が払ってくれました。
ほんと、申し訳ない(汗)

せめて5月まで頑張ってね。
(娘が東京で研修中なのて苦笑)

















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