新しい服を買おうとお店に行きました。
気に入ったサマーニットがあり、それに合わせて下のスカートを選んでいる時でした。
そういえば、今年はいろんなことをがらりと変えると運気が上がるんだった。
つまり、今まで来たこともない洋服を着る方が運気が上がることを思い出したのです。

これは!
今までと同じ服じゃないか!
すると、そのサマーニットによく似合う、ガウチョパンツが目に入りました。
ガ、ガ、ガウチョパンツ?
試着してみると似合ってはいるのですが。
何せパンツと言うファッションが好きではないのです。
ガウチョパンツにも、スカートみたいな形をしてるなら、スカートの方がいいだろうと思っちゃうタイプ(笑)
でもここは人生をより良くするためにガウチョパンツを買おう!
(どういう決心?)
スカートやワンピースしか着ないわけですが、
それは「ズボンを履きたくない」理由があったからです。
元配偶者の人が、私にスカートやワンピースや、ましてやファッション性のある洋服などは買ってくれず。
例えば、メイクをするにしても、かわいいスカートやワンピースを着るにしても
「結婚しているくせに、何のために可愛くなる必要があるんだ?」と切れ出すのです。
そんな服を欲しいと思うこと自体がふざけているんだ、と。
何のためにって?
自分のためだろうが!
私が着たいんじゃ!と思うのですが。
彼の頭の中には、女子が可愛い格好する=男にモテるため
が、変えられない事実であるとして存在するのだと。
まじで、はあ?案件なのですが。
お店でちょっと見ていただけで切れだすし。
それに何より実在に買ってはくれません。
財布は彼が持っているので、全て許可制だったのです。
で、彼が唯一買ってくれるのが、自分のスーツを買いに行った紳士服のお店の端っこに売っている、女性物のシャツやTシャツトレーナーの類。
なので、20代30代と言う最もフレッシュでファッションに楽しみを見出せる時代に、私は、赤のチェックのネルシャツにジーンズと言う、オタクかよ!みたいなファッションしかさせてもらえなかったと言う、悲しい思い出があるのです(苦笑)
買ってくれないので、自分でワンピースを縫ったりはしました。
にしても安い生地しか買えないので(財布取られているから)
あんな服を着てみたいと言う気持ちだけがずっと心の底にある状態で20年近く生きていました。
悲惨でしょ?
記憶を遡って抱きしめても慰められない時があるんよ。
そしてもう一つ。
私は子供の頃、なぜか少年が着るような服しか着せてもらえませんでした。
母によると、
「あんたはボーイッシュな服が似合うから」だそうです。
いやボーイッシュと言うレベルではないだろう!と思っていました。
なぜなら、空色のカチッとしたシャツに謎にバットとボールの刺繍が入っているです。
もう、明らかに男児の服だよね?
なぜこんな目に遭うのか。
友達が来ているような花柄がプリントされたワンピース着てみたい。
大人になって働いたら自分で買う(涙)
と思っており。
(働いてすぐに結婚してそれがダメになり、離婚した後は余裕がなくて買えなかったという。どんだけ逆引き寄せしての、みたいな笑)
昨日ガウチョパンツを買った後、改めて小学生の頃の自分が着ていた洋服をアルバムで見て、はっと気づきました。
あの頃は子供だったので気づきませんでしたが、これ、おふるやん!!
新しい感じなくてよれよれやん!!
今まで気が付かなかった自分が怖いわ(笑)
うっすらと、お兄ちゃんが子どもの頃に来ていた服に似ている気がする。
ただしお兄ちゃんかこれを着ている年齢の頃は自分が2歳とか3歳だったからあま記憶がなかったんだ。
と気がつきました。
だからって過去は変わらないけれど、ずつと母はなぜ私にこんな服を着せるんだ?と謎で仕方なくて。
その理由が分かっただけでよしとしよう。
ていうか、もう忘れよう(笑)
てことで、男子っぽい服装に嫌悪感に近いものを感じて、スカートかワンピースしか着たくなかった(笑)
まあ、ガウチョパンツもぱっと見はスカートなんですけどね!