感動と感謝で涙が出る

昨日、仕事で若い人たちが創った、ある作品を拝見した。

試験的に進めて、その若い人たちが苦労しながら取り組んで出来上がった、α版の作品だった。

初めての作品で、失礼を承知で書かせてもらうが、私は良いものが出来上がるか、疑心暗鬼の部分が少なくなかった。

私の指導は丁寧ではない。
崖からライオンの子を落として、這い上がって来い、というような乱暴なやり方をしているのではないか、と内心、小心でいた。

しかし、思いのほか良く出来ていて、私の指導を飛び越えた内容になっていて、その思いが感じられて、感動と感謝で涙が不覚にも出てきたのだった。

他の若い人が、私の涙を観て驚いている。

私は自分の涙を隠すこともせず、自然にまかせて、彼らの作品を最後まで観る。

この仕事をしてきて、良かったなあとつくづく感謝した。

別の仕事で、私のスタッフたちも、ゴールと求めるものを伝えると、良いものを創ってくれる。それを発注先のお客様へ出してみると、好評をいただくので、スタッフに感謝の気持ちいっぱいになる。

私が直接創るわけではないのに、若い人たちやスタッフが意を汲んで、温かい良いものを表現してくれることに、感謝の気持ちがあふれ出る

多くの感謝の気持ちを彼らに表現していこうと思う。
感謝