小出義雄氏が残したもの

有森さんや高橋尚子さんなど、金メダル選手を育成された威光が残る。
８０歳になられていたから、育てておられたときは、６０歳前後だったのか。
指導者として、体力や経験を活かした指導をされていたんだろうなあ。

自分の両親を８０歳後半で亡くしてから、自分の老後を考えた。

７０歳を前に体力気力をどう有効に使って、世の中に恩返ししていくか、貢献するか、を考えて実行されている人を見習う。
公園のトイレをお掃除されている熟年の方々に頭が下がる。
知り合いは、全国の学校や公園のトイレを掃除して回って、その団体内で交流されている。
子育ても終わり、仕事も後継者に渡して会長職になられて、時間も経済的にも少し余裕ができて、社会貢献をされている。
これからは、少子高齢化で若者たちが忙しくてできないようなことを、手や体を使って、社会貢献のつもりで賃金は多くなくていいから、体と脳が止まらないように簡易な仕事をするのがいいのじゃないかなあ。
公共の場所の掃除や自転車整理など、車に乗らず歩くか電車やバスで移動できる範囲で短時間に終えることができたらいい。
夕方早くから、カラオケ、ちょっと一杯、習い事などをして早く帰宅して早寝早起き。
朝は畑を借りられたら、自分の食べる分は自分で野菜などを育てる。
もちろん、友人同士で野菜を交換し合って、社会貢献アルバイトが休みの日は、漬物やちょっとした料理も持ち寄って昼を一緒に食べてもいい。
要は、自宅に一人でＴＶを観てごろ寝ばかりだと、脳も体もなまっていくから、せっかくいただいた命をもったいなくしない。