「ブラックパンサー」

MCUの最新作です。
予告のスタイリッシュなイメージそのままで、音楽、映像ともに良かったです♪

まずは、あらすじ（シネマトゥデイ）から。
アフリカの秘境にあるワカンダで産出される鉱石ヴィブラニウムは、全てを破壊してしまうほどのパワーを持つ。歴代の王は、悪用されないように鉱石の存在を極秘にしていた。若くして王になったティ・チャラ（チャドウィック・ボーズマン）は、謎の男エリック・キルモンガー（マイケル・B・ジョーダン）がワカンダに潜入しようとしていることを知り……。

ブラックパンサーであるティ・チャラの父親（前国王）が死んでしまい、
今作はその後すぐという感じです。
父親の後を継いで、国王になるための儀式を受けます。
チャドウィック・ボーズマン、格好良いですよね～
ワカンダというアフリカの秘境の国王だけに、民族衣装っぽいものを着ても素敵、
上半身の肉体美も素晴らしいですし(笑)、スーツ姿も決まっています。

今回のヴィランでもあるエリック・キルモンガーもまた格好良いんですよ。
冒頭の1992年のストーリーが彼が悪役として登場するきっかけとなるシーンなんですね。
ぶっちゃけ、悪役というほどの悪ではないというところが、この作品の特徴かもしれません。
彼なりに正義を全うしようとしているところもあって、彼の立場ではティ・チャラたちが悪。

ということで、ティ・チャラが国王として、ヒーローとして、
本当の正義とはどういうことなのか、キルモンガーから学んでいたのではないでしょうか。
主人公が弱くない？ってちょっと思ってたんですが(笑)、彼の成長物語でもあります。
あと、これはアフリカが舞台だけあって、
奴隷制度や黒人差別などの問題を背景にしているところもありました。

それにしてもヴィブラニウムっていう鉱石の力、すごくない？
何でもできちゃう、素晴らしい鉱石。
確かに、これがあることを公にしてしまったら、とても美しいワカンダも侵略の危機に瀕しちゃう…
アメリカ人が来ちゃう…
と考えると、歴代の国王たちが必死に守ってきた気持ちもわかるような気がします。
難しいところですよね、世界を救うか国民を守るか。

SHERLOCKクラスタの皆さん的に嬉しいマーティン・フリーマンの出番も多いです！
しかも活躍してますよ、なかなか。ちょっと和ませ系でしたね(^^;
ルピタ・ニョンゴさん、お衣装もアクションもとっても素敵でした♪

この映画の前に、「アベンジャーズ／インフィニティ・ウォー」の予告が。
ブラックパンサーも出るんですよね？楽しみです。
てか、今日から3月、アベンジャーズ3は4月末から公開。来月ですよ！！
うわーびっくり(*_*)。ストレンジ先生も出るし、どうなっちゃうんだろう…（私がw）

そうそう、これもMCUではお決まりですが、
本当に劇場の照明がつくまで、席はお立ちになりませんよう。
けっこうエンドロール始まった瞬間に帰っちゃう人たちが多くてもったいないですよ。
エンドロールの途中と最後に意外と重要なシーンが流れますからね。