『ありがち日記』

「シェイプ・オブ・ウォーター」

「ブラックパンサー」の後にこれも観てました。
ギレルモ・デル・トロ監督が異種間の愛を描いた作品です。
間もなく授賞式のアカデミー賞にも多くノミネートされていますね!
どうなることやら…(^.^)

さて、あらすじから。(シネマトゥデイ)

1962年、米ソ冷戦時代のアメリカで、政府の極秘研究所の清掃員として働く孤独なイライザ(サリー・ホーキンス)は、同僚のゼルダ(オクタヴィア・スペンサー)と共に秘密の実験を目撃する。アマゾンで崇められていたという、人間ではない“彼”の特異な姿に心惹(ひ)かれた彼女は、こっそり“彼”に会いにいくようになる。ところが“彼”は、もうすぐ実験の犠牲になることが決まっており……。

米ソ冷戦時代という時代背景や、
黒人、障害を抱えた人、ゲイといったマイノリティに冷たい時代で、
暴力的なシーンなど目を背けたくなるシーンがたくさん。
監督ならではですよね…(^^;)大人ファンタジーです。

そんな中、謎の生きものへの愛に一生懸命になり輝きだしたイライザ。
けっして美人というわけではないんですが、子供のように純真で無邪気でまっすぐ。
“彼”と心を通じ合う過程が、美しいと感じてしまいました…
「美女と野獣」のように美男美女でハッピーエンドというわけではないのですが、
ありのままの姿で幸せを感じ、愛し愛されることの大切さみたいなものを感じました。
(「美女と野獣」は好きですけど!)

イライザの同僚役にオクタヴィア・スペンサーさん!
何でしょう、彼女がいると安心します。
マイケル・シャノン演じるストリックランドは病んでますね…怖いです。
しかし彼は彼で仕事や家庭で何かから追い詰められているように見えて、
すごい憎いやつなんですが、彼をそうさせたのは何だろう?と考えずにはいられません。

謎の生きものを演じたのは、デル・トロ監督の作品ではお馴染み(?)の
ダグ・ジョーンズさんだったんですねー!
って、見終わってしばらくしてからTwitterで流れてきたのを見かけて気付いた始末…
いつも人ではない何かを演じてらっしゃるような…(^^;

デル・トロ監督ならではの造形とか美術はさすがだなって思います。
おどろおどろしさと美しさとが合わさった世界。

この作品、観終わった後はぐったり疲れてしまって。
けっこう必死にスクリーンを見つめていたようです(笑)


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