悪夢のリベンジ、夢への第一歩

ひゃあ～～～～～！
ひさしぶりに興奮して涙まで流れてきた試合でした・・・

昨夜のアジアカップ日本代表戦にすっかり興奮してしまって、オールスター戦がはるかかなたの出来事のよう。（^^;;;




昨年まさにドイツＷ杯で目の当たりにした悪夢。。（※観戦レポ→コチラ）

今思い出しても、最後のあの約８分間は呼吸するのを忘れていたんじゃないかと思うほど、一瞬の出来事だった気がします。。


あの悪夢の８分間から、試合後スタジアム周辺をバス乗り場まで歩いた時間はなんだか他人事のようで、あのときうまく自分の中で消化できなかったんですよね。
負けた悔しさとか悲しさが襲ってきたのはもっと後からで、自分が体験したこととして、実感として心にストンと降りてこなかった。
なんというか、信じられずに呆然としてしまったというか。


何が信じられなかったって、チームに一体感が欠けていたように感じてはいたけれど、なんだかんだ本番までには帳尻合わせて団結してくれると思っていたのに、そんな一番当たり前のことが、Ｗ杯というこれ以上他のどこで力を発揮するんだ？という大舞台でできていなかったジーコ・ジャパンに・・・


だから・・・昨夜の試合を観ていて、選手たちが本当にイイ意味でひとつになっていたのにまず感動してしまいました。。。
わたしの中のトラウマも払拭できた感じ。

ジーコ・ジャパンの時は控え組がくさっていた感じがしたけど、今回はオシム監督は控え組も分け隔てなく同様に指導し、また坪井がいつも控え組も盛り上げているらしくて、全員で歓んでいたのにホントうるうる・・・


試合そのものも、本当にワクワクするようなスピードのある試合展開で素晴らしかった～
高原の個人技には本当に感嘆したし、集中がみなぎるほど「ボールが止まって見える」という川口には、もう神が宿っているとしか言いようがないほど感動♪

実はＰＫになってまた川口の神の手が止めるんじゃないかという予感は、朝からすでにしていたんですよね～
川口も事前に夢で見たらしいですが、わたしも明け方、夢というよりそういう残像というかフラッシュバックのようなものを感じたというか。
って、ここで今書いても信じてもらえないと思いますが。（^^;;;


結局数的優位を生かせず、あれだけのシュートチャンスがあったのに延長戦までの１２０分で決められなかったのは残念だったけど、逆に1人少なくなったことでオーストラリアに守備を固められたこと、相手のＤＦの高さとＧＫに阻まれた感じですかね。
上に上がったボールは、ことごとくヘッドで返されていたので、高い相手の時のゴール前の攻め方が今後の課題のような？？？



とはいえ・・・
トルシエのフラット３、ジーコの個人技とそれぞれテーマはあったものの、いまいち「日本のサッカー」と呼べる個性が感じられなかったのに、今の代表には日本が目指すべき“形”が見えてきた感じ♪
夢に、一歩近づいた気がします。


それにしても、ＰＫ戦を見ていられなくてロッカールームで頬を両手で押さえながら行方を案じていたオチャメなオシム監督・・・

くぅ～！！同じ飛行機に乗っていたらしく、フランクフルト空港で一緒に並んでいる時、やっぱり写真でも撮らせてもらうべきだった～
千載一遇のチャンスってああいうことをいうんだろうに、ホント残念ですわ～


ということで。
オーストラリア戦でリベンジできたものの、それは単なる通過点。
それよりも、決勝まで進むことができれば、これだけ長い間選手が一緒に過ごし練習できる環境と時間を手に入れることができる。

「日本のサッカーを確立する作業の進み具合を確認できる格好の試合という、楽しみの方が強い」
と俊輔が語ったように、この機会を本当に有効に過ごしてほしい、そして是非ともアジアカップ３連覇を果たしてほしいと思った次第です。


嗚呼、２０１０年も楽しみですね～
（って、もう絶対出れると確信しているわたし^^;;;;;）