![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/f5/58744c2fc9ed9c4ba328943eefe03acf.jpg)
いや~これもけっこうギリギリセ-フ、8月に予告編で観て「絶対観たい!」と思ってからだから、あしかけ5ヵ月経ってようやく観に行くことができました…(汗)
この映画、とにかくイ・ヨンエという女優のすごさにただただ感服、という感じでした。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/nezumi.gif)
クムジャさんたらとっても親切♪![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hearts_pink.gif)
自分は13年前、わが子を真犯人に人質に捕られて代わりに無実の罪をきせられたというのに、刑務所内ではまるで天使のように“優しさと親切”をふりまいて、人が嫌がることを率先してやって腎臓移植だってしてあげてしまうんです。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heartss_pink.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hearts_pink.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heart_pink.gif)
もう文字通り“親切”の出血大サービスです。(^^;;;
でもそうやって自分を心酔させると同時に、実は皆の心の奥底に「この女(ひと)には逆らえねぇ…」的恐さも植え付けていたりするんですよね。
だってクムジャさんの“親切”は、出所後の真犯人への復讐の手助けをさせるために恩を売っているだけなのだから。
ときに、女囚の世話をしながら食事の中に毒を入れて「早く死んでね」なんて清らかな笑顔で言ったり、魔女のような囚人にいじめられている仲間の代わりに、その魔女を殺してあげたりもするんです…ヒエ~恐いよー![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_gaan.gif)
この辺の二面性のある演技、ホントすごいです。
(二面性といえば、清楚なクムジャが18歳で妊娠しちゃうというエピソードにもかなりギャップあります(^^;)。でも「18歳」で妊娠してないとその後の年数が合わないからしかたないんですけどね…笑![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
)
で、ここまではその親切っぷりがけっこう笑えたりするコミカルなシーンもあるのですが、一転して後半の復讐シーンは重くなります。。
すごくリアルで、観ていてホントに心も身体も痛い…![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_shock1.gif)
そして自分があの場にいたらどうするだろう?と考えてしまう…
でもそんな悲惨な復讐を遂げる彼女自身の復讐の動機は、一見弱いんですよね。
だって13年間娘と離ればなれになったとはいえその後ちゃんと逢うことができるわけだし、自分の身内が殺されたわけではない。
つまり彼女の復讐はただ自分の恨みのためだけじゃない。
心ならずも犯人のペクの犯罪に関わってしまった過去の自分への罪の意識、自分を犯罪に荷担させたペクへの憎しみ、そして実は他にもペクに殺されていた多くの子供達の、その被害者家族の心の救済のための復讐だったりもするわけです。
贖罪のための復讐とでもいうのか。
でも例えどんなに崇高な理由があっても、復讐したからといって精神は開放されないばかりかさらに罪の意識は募るという、当然なんですが復讐には救済なんてないよっていうのが心にガツンと来る映画でした。
あと映画の中で罪をなすりつけた男=チェ・ミンシク演じるペクに雇われたらしい殺し屋の役でソン・ガンボがカメオ出演していたのですが、彼との取っ組み合いはすごかったです…マジで唇を切ってました。
その後のシーンでもずっと唇が傷で腫れたままだったから
(絶対アレはメイクじゃないと思う)、相当なダメージだったはずです。
イ・ヨンエは演技の幅が広いのはもちろんなのですが、諸々のシーンの本気度がなんといってもすごい。
ホント、演技を超えた演技という感じでした。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hakushu.gif)
ということで、
イ・ヨンエファンはとりあえず観ておくべし!(笑)
・・・そんなわけで
ルールーのお気に入り度
★★★★★★★(70点/100点満点)
※イ・ヨンエがとにかく巧い!
復讐シーンけっこうキツイです。心臓弱い方はあまり…な感じ
←ひっそりと参加中♪(笑)応援よろしくです~![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heartss_pink.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_en2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heartss_pink.gif)
当ブログの【映画レビューINDEX】
この映画、とにかくイ・ヨンエという女優のすごさにただただ感服、という感じでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/nezumi.gif)
クムジャさんたらとっても親切♪
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hearts_pink.gif)
自分は13年前、わが子を真犯人に人質に捕られて代わりに無実の罪をきせられたというのに、刑務所内ではまるで天使のように“優しさと親切”をふりまいて、人が嫌がることを率先してやって腎臓移植だってしてあげてしまうんです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heartss_pink.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hearts_pink.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heart_pink.gif)
もう文字通り“親切”の出血大サービスです。(^^;;;
でもそうやって自分を心酔させると同時に、実は皆の心の奥底に「この女(ひと)には逆らえねぇ…」的恐さも植え付けていたりするんですよね。
だってクムジャさんの“親切”は、出所後の真犯人への復讐の手助けをさせるために恩を売っているだけなのだから。
ときに、女囚の世話をしながら食事の中に毒を入れて「早く死んでね」なんて清らかな笑顔で言ったり、魔女のような囚人にいじめられている仲間の代わりに、その魔女を殺してあげたりもするんです…ヒエ~恐いよー
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_gaan.gif)
この辺の二面性のある演技、ホントすごいです。
(二面性といえば、清楚なクムジャが18歳で妊娠しちゃうというエピソードにもかなりギャップあります(^^;)。でも「18歳」で妊娠してないとその後の年数が合わないからしかたないんですけどね…笑
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_nika.gif)
で、ここまではその親切っぷりがけっこう笑えたりするコミカルなシーンもあるのですが、一転して後半の復讐シーンは重くなります。。
すごくリアルで、観ていてホントに心も身体も痛い…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_shock1.gif)
そして自分があの場にいたらどうするだろう?と考えてしまう…
でもそんな悲惨な復讐を遂げる彼女自身の復讐の動機は、一見弱いんですよね。
だって13年間娘と離ればなれになったとはいえその後ちゃんと逢うことができるわけだし、自分の身内が殺されたわけではない。
つまり彼女の復讐はただ自分の恨みのためだけじゃない。
心ならずも犯人のペクの犯罪に関わってしまった過去の自分への罪の意識、自分を犯罪に荷担させたペクへの憎しみ、そして実は他にもペクに殺されていた多くの子供達の、その被害者家族の心の救済のための復讐だったりもするわけです。
贖罪のための復讐とでもいうのか。
でも例えどんなに崇高な理由があっても、復讐したからといって精神は開放されないばかりかさらに罪の意識は募るという、当然なんですが復讐には救済なんてないよっていうのが心にガツンと来る映画でした。
あと映画の中で罪をなすりつけた男=チェ・ミンシク演じるペクに雇われたらしい殺し屋の役でソン・ガンボがカメオ出演していたのですが、彼との取っ組み合いはすごかったです…マジで唇を切ってました。
その後のシーンでもずっと唇が傷で腫れたままだったから
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_sup.gif)
イ・ヨンエは演技の幅が広いのはもちろんなのですが、諸々のシーンの本気度がなんといってもすごい。
ホント、演技を超えた演技という感じでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hakushu.gif)
ということで、
イ・ヨンエファンはとりあえず観ておくべし!(笑)
・・・そんなわけで
ルールーのお気に入り度
★★★★★★★(70点/100点満点)
※イ・ヨンエがとにかく巧い!
復讐シーンけっこうキツイです。心臓弱い方はあまり…な感じ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/42/0882e8304bcd34a9d824f5571e031ac8.png)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heartss_pink.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_en2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heartss_pink.gif)
当ブログの【映画レビューINDEX】
はい、イ・ヨンエは、またひとつ突破しましたね。
次は、濃厚なラブシーンにチャレンジするような気がしますね。
この映画、なんだかもう遥か昔に観た感じですけど、こうしてまた思い出すとなかなか好きな世界でありました。
とにかくイ・ヨンエが見事でしたね~
>次は、濃厚なラブシーンにチャレンジするような気が
うわ~、それもまた観たい♪
いずれにしても早く新作ができるといいですね。
最初に想像していた映画の軽さとは後半まったく違ったので、そのギャップにジェットコースターにのっているような感覚でした。
映画館でみたら逃げられないからきつかったかも。
イヨンエってきれいだけじゃないんだ・・・すごい女優さんだなあというのが、この映画の真骨頂ですね。
これ今思い出しても後半のあの場面、自分があの場に彼らを同じ立場でいたらどうするだろーって気になります。
描写がすごくリアルで、ホントこちらの身体まで痛みを感じるような、逆にヤッている方の手の感覚も感じられそうな映像でしたよねー
イ・ヨンエは本当にスゴイ女優さんですよね。
チャングムすら、こんなに皆さんに見てもらえるならもっと頑張ればよかった、なんて言うくらいですからねー
もっといっぱい映画とか出てほしいですわ。
最近韓国映画って若い人のが多いもんね。