日本人…その偉大なる人間の記録が
この『黒部の太陽』だった………
こういう材料をドラマにし、映画にすることこそ
独立プロに生きるボクたちの使命ではないか…
とにかくボクは、いやボクたちは
映画『黒部の太陽』を完成させることができたのだ。
この感激はボクの胸をしめつけてくれる…
ボクは、これまでの人生全部を賭けた記念作として
この『黒部の太陽』を忘れることはできないし
同時に作り上げたことにそこはかとない
誇りすら感じている……
（ｂｙ 石原裕次郎）
えー、長らくお待たせいたしました♪（って誰も待ってなかった？T_T）
一昨日のＮＨＫ「プロジェクトＸ」最終回で、中島みゆきが紅白で黒部ダムから中継で『地上の星』を歌ったシーンをＶＴＲで流しているのを見ていて、「そうだ！これを書かないと今年は終われないじゃん」なんて思い出した次第です。（笑）
１２月８日の記事には、裕次郎に呼ばれたって、明後日書くなんて書いておきながらすびばせん。（^^;;;;;
わたしがどうしても『黒部の太陽』を観たくなったのは、このときも書きましたが、昨年北海道にファイターズの試合を観戦しに行った際に試合のなかった中日に小樽に赴き、石原裕次郎記念館を訪れたときでした。（残念ながら「プロジェクトＸ」の黒部ダム編は未見）
たいして期待もせず、せっかくだからという軽い気持ちで入った記念館は、予想に反してものすごく面白かった！（^^;;;
密かにわたしのおススメスポットに加わりました。（笑）
記念館の中にはいろんなコーナーがあって、どこも当時の時代の空気を、そして裕次郎という人間を知るのに有意義な空間でしたが、中でもわたしはやっぱり裕次郎が出演した数々の映画を紹介するゾーンが楽しかった。
そしてココはもう入口からして『黒部の太陽』の映画セットなんです。（※↑上の写真）
いかに裕次郎がこの映画に思い入れていたか想像に難くありません。
トンネルを潜った先に穴を掘り進めて行くセットがあって、そこで映画の中の出水シーンの映像が流れていたのですが、わたしはこの映像にすっかり見入ってしまったのでした。
で、冒頭の文章ですよ。
これは、その映画セットの説明文ですが、他にもそれぞれの映画を紹介しているところのこの映画に関する一文に、たしかこんなことも書いてあったような気がします。
「映画化したいと裕次郎が言った時、誰もが無謀だと反対した」
当時、映画界は大手映画会社５社による“五社協定”というのがあったらしく、きっかけは別のところにあったのに、結局はスター達が自由に俳優活動ができなくなっていったらしいです。
契約で揉めれば他の映画会社の作品にも出られなくなることもあったようで、俳優達からは恐れられていたとか。
裕次郎はすでに引く手も数多の大スターだったのに、映画会社から言われるままのお仕着せの役柄、ハードスケジュールに耐える日々から自由を取り戻すべく、石原プロダクションを設立したのでした。
２８歳の時のことです。
つまり大手を敵に回したとまで言わないまでも、コケたら誰も助けてくれないという茨の道をこの若さで選んだわけです。
そんな中でこの『黒部の太陽』を製作しようとしたわけですが、このストーリーは映画化は困難と思われるほどスケールの大きなもので、製作には大手が組んでも無理だと言われるほど莫大な費用がかかるということで、誰もが反対しました。
しかし逆を言えば、大手がいろんな制約の中でできないであろうことを、独立プロならできるかもしれない…
いやそれこそがオレ達の使命なんだ！
やってやろうじゃないか！
裕次郎はそうして信念を貫き通して完成させました。
そこには三船敏郎という盟友の存在も大変大きかったことでしょう。
三船敏郎は、「映画界を追放されても“黒部の太陽”だけはやりますよ」と言った裕次郎に対して、
「わかった、俺もやる。裕ちゃんにだけは迷惑かけない！」
と言ったそうです。
そんな背景があったからなのか、この映画から伝わってくる情熱は並々ならぬものが感じられました…
とにかくスクリーンからエネルギーがほとばしってくる感じなんです！
…ということで、ここまで導入編をお送りしました。（笑）
長くなるので映画本編に関しては後日…
（本日はこの後外出するので、夜帰ってから完成したらアップします^^;）
ここまで読んでくださってどうもありがとう♪
ついでに押して押して～お願いしますぅ（^^;;;
↓ ↓ ↓
続きも読んでくださいね～
（映画本編）につづく→コチラ
この『黒部の太陽』だった………
こういう材料をドラマにし、映画にすることこそ
独立プロに生きるボクたちの使命ではないか…
とにかくボクは、いやボクたちは
映画『黒部の太陽』を完成させることができたのだ。
この感激はボクの胸をしめつけてくれる…
ボクは、これまでの人生全部を賭けた記念作として
この『黒部の太陽』を忘れることはできないし
同時に作り上げたことにそこはかとない
誇りすら感じている……
（ｂｙ 石原裕次郎）
えー、長らくお待たせいたしました♪（って誰も待ってなかった？T_T）
一昨日のＮＨＫ「プロジェクトＸ」最終回で、中島みゆきが紅白で黒部ダムから中継で『地上の星』を歌ったシーンをＶＴＲで流しているのを見ていて、「そうだ！これを書かないと今年は終われないじゃん」なんて思い出した次第です。（笑）
１２月８日の記事には、裕次郎に呼ばれたって、明後日書くなんて書いておきながらすびばせん。（^^;;;;;
わたしがどうしても『黒部の太陽』を観たくなったのは、このときも書きましたが、昨年北海道にファイターズの試合を観戦しに行った際に試合のなかった中日に小樽に赴き、石原裕次郎記念館を訪れたときでした。（残念ながら「プロジェクトＸ」の黒部ダム編は未見）
たいして期待もせず、せっかくだからという軽い気持ちで入った記念館は、予想に反してものすごく面白かった！（^^;;;
密かにわたしのおススメスポットに加わりました。（笑）
記念館の中にはいろんなコーナーがあって、どこも当時の時代の空気を、そして裕次郎という人間を知るのに有意義な空間でしたが、中でもわたしはやっぱり裕次郎が出演した数々の映画を紹介するゾーンが楽しかった。
そしてココはもう入口からして『黒部の太陽』の映画セットなんです。（※↑上の写真）
いかに裕次郎がこの映画に思い入れていたか想像に難くありません。
トンネルを潜った先に穴を掘り進めて行くセットがあって、そこで映画の中の出水シーンの映像が流れていたのですが、わたしはこの映像にすっかり見入ってしまったのでした。
で、冒頭の文章ですよ。
これは、その映画セットの説明文ですが、他にもそれぞれの映画を紹介しているところのこの映画に関する一文に、たしかこんなことも書いてあったような気がします。
「映画化したいと裕次郎が言った時、誰もが無謀だと反対した」
当時、映画界は大手映画会社５社による“五社協定”というのがあったらしく、きっかけは別のところにあったのに、結局はスター達が自由に俳優活動ができなくなっていったらしいです。
契約で揉めれば他の映画会社の作品にも出られなくなることもあったようで、俳優達からは恐れられていたとか。
裕次郎はすでに引く手も数多の大スターだったのに、映画会社から言われるままのお仕着せの役柄、ハードスケジュールに耐える日々から自由を取り戻すべく、石原プロダクションを設立したのでした。
２８歳の時のことです。
つまり大手を敵に回したとまで言わないまでも、コケたら誰も助けてくれないという茨の道をこの若さで選んだわけです。
そんな中でこの『黒部の太陽』を製作しようとしたわけですが、このストーリーは映画化は困難と思われるほどスケールの大きなもので、製作には大手が組んでも無理だと言われるほど莫大な費用がかかるということで、誰もが反対しました。
しかし逆を言えば、大手がいろんな制約の中でできないであろうことを、独立プロならできるかもしれない…
いやそれこそがオレ達の使命なんだ！
やってやろうじゃないか！
裕次郎はそうして信念を貫き通して完成させました。
そこには三船敏郎という盟友の存在も大変大きかったことでしょう。
三船敏郎は、「映画界を追放されても“黒部の太陽”だけはやりますよ」と言った裕次郎に対して、
「わかった、俺もやる。裕ちゃんにだけは迷惑かけない！」
と言ったそうです。
そんな背景があったからなのか、この映画から伝わってくる情熱は並々ならぬものが感じられました…
とにかくスクリーンからエネルギーがほとばしってくる感じなんです！
…ということで、ここまで導入編をお送りしました。（笑）
長くなるので映画本編に関しては後日…
（本日はこの後外出するので、夜帰ってから完成したらアップします^^;）
ここまで読んでくださってどうもありがとう♪
ついでに押して押して～お願いしますぅ（^^;;;
↓ ↓ ↓
続きも読んでくださいね～
（映画本編）につづく→コチラ
がんばります。（^^;;;;;