野球は２アウトから

今夜の7回の攻撃は、２アウト走者なしからの鮮やかな攻撃で一挙６点！
快勝です♪♪



坪っちから始まった７回裏の攻撃。
坪っち、金子と抑えられ、続く稲田のレフト線２ベースヒットからはもう連打連打ですよ♪

一番嬉しかったのは、その勢いに乗ってＣＳでここまでノーヒットだったセギ様にもヒットが出たこと。
さらに、代走が出てセギノールがベンチに戻った時の、ベンチの皆がまるで自分のことのように嬉しそうにハイタッチしていたのが本当にジ～ンときてしまった。。

セギノールの調子が上向けば、ＣＳのこの先の試合、さらには日本シリーズと光が見えてくるというのもあるけれど、この光景を見ていて、今年のファイターズがなぜ強いのか、その理由がわかった気がしました。


ガッツ＆新庄と抜けた穴を、足の速さや機動力、投手の調子の良さを始めとする鉄壁のディフェンスでカバーしてきたと言われてきたけれど・・・

たしかに戦力的にはそういう分析で当たりなのだけど、でもこれも選手1人1人がそれぞれに「ｆｏｒ　ｔｈｅ　ｔｅａｍ」の精神で戦ってきたからこそできたことだと思う。

皆の結束力があってこそだと思う。

テレビ朝日のゲスト解説の野村監督が、２アウトからの戦いは選手の力によるところが大きいというようなことを言っていて、本当に選手それぞれが自分の役割、自分のバッティングを冷静に判断して、自分のやるべきことをチームのためにやっている、皆が同じ方向を向いている、そのことがすごくわかった攻撃シーンでした。


４回の坪っちの得点シーンも、あれ、ただ転がすだけの内野ゴロだったら１点入ってなかったですもんね。
バウンドの高いゴロを打つ、その意識があったから得点に結びついたのだと思うし、なんとしても塁に出る！という強い意志が感じられました。
稲葉のコメントの中にもあったけれど、「ミーティングをしっかりやって、個人個人が狙い球を絞ってよく考えて打席に入っている」って、ヒルマン監督初年度、なかなか球の見極めができなかったあのファイターズが、こんなに成長したなんて・・・本当にうるうるモノです。



さぁ、これで王手です！

明日は成瀬だと思っていたので、まぁ明日は負けるかもしれないけど第５戦はダルビッシュくんだし、また神憑り的なピッチングで劇的な勝利を魅せてくれるにちがいない！
なんて筋書きを想い描いていたのですが、どうやら明日は小野だそうで。

本当はマリーンズは、今日のナベシュンで勝って明日成瀬で決めるつもりだったのでしょうが、今日負けたので第５戦に成瀬で勝負をかけるようですね。
まぁスウィーニーなら打てると踏んだのか。
とりあえず明日勝たないとアトがないマリーンズなわけですが、成瀬を温存するこの采配が吉と出るか凶と出るか・・・
第５戦の成瀬にすべてを賭けるバレンタイン監督の、本気の意気込みが感じられます。

つーか、逆に明日ハムは負けたら、第５戦の成瀬を打ち崩せるのでしょーか？？

ダルビッシュｖｓ成瀬は、相当面白いドキドキする試合になりそうなので是非見たいと野球ファンとしては思うものの、ファイターズファンとしては
「明日で決めてくれよ～」
と祈るばかりなりなのでした。（^^;;;