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秋ドラマ怒涛の最終回と期待の冬ドラマ「歌のおにいさん」

2008-12-25 00:39:03 | ドラマな話
トップの写真は言わずと知れたドラマ「流星の絆」特製ハヤシライスとビーフカレー。
ダーリンの職場が近いので、TBS STOREにて買ってきてもらいました。
ちなみにもうハヤシライスは売り切れ、SMAP限定ショップの方はまだ混雑しているそうです。
並んでって言ったけど、並んでくれません。(^^;;;





・・・ということで(?)、怒涛の最終回を迎えた秋ドラマについて。


今クール、毎週わりと欠かさず観ていたドラマはそのつど録画を消してしまっていたので、最初の頃の内容がすっかり忘却の彼方。(苦)
逆に永久保存版にしようと録画をしっかり残していたドラマは、あとで観ようと初回からキチンと観てなかったり・・・
そんなこんなで、実はハマりにハマったドラマはなかったというのが正直なところ。


後者のうちの1つが「流星の絆」・・・

最初のころ、所用と重なってオンタイムで観れなかったのが続き、またどうも東野圭吾作品にクドカンのセンスが合っているんだかいないんだか微妙な感じで、途中までドラマに入り込めずにいたんですけど、さすがに終盤は特にニノの演技にガッツリやられました。

「演技の巧い役者」「役柄を自然に演じられる役者」はたくさんいるけれど。。
その役柄の人物が、彼によって「本来の役柄以上に特別で独自の存在感を放ち」さらにその「存在感そのものに強烈に引きこまれる」という点で、ニノはやっぱりスゴイ役者なのだなーと実感。

彼の鳶色の瞳が、その時々のあらゆるそして複雑な感情を雄弁に語っていて、瞳の奥に宿っている哀しみに泣けてしまった・・・

ストーリー的にも、わたしは原作をあえて読まないで臨んだので、最後までドキドキハラハラできました。
しかしながら、殺した理由がちょっと物足りないかなー
いや、殺した理由そのものはあの場合突発的・衝動的だったので何でもアリとは思うけど、そんなことで殺しまでしてしまった犯人の背景とか、殺したのは自分なのに3兄弟のそばにいたかったという心のあり様の描き方が、ちょっと浅かったかなと思います。

たぶん、無意識のうちにでも彼らに自分が犯人だと見つけてほしかった、また彼らの行く末が心配でならない・・・自分は弱い人間で自分からは罪を認められないから、彼らに自分の罪を暴いてもらいその切羽詰まった状況でなら自分で自分を罰することができるかもしれない・・・そんな感じなのかもしれないけど、そのわりには行動に矛盾もあるし、ジレンマや葛藤の描写も弱いし。。
ただ、「お金なんかのために殺された」というニノの虚しさを爆発させるためにはアリなのか???
とはいえ、やっと信じることができた大人が犯人というのはやはり哀しい・・・

って、え?もしかしてちゃんと深く描かれていましたか?
確認しようにも、リアルで観た後、せっかく終盤ハマりかけたので永久保存用にDVDに落そうかと思ったら、最終回とその前の回が何故だかHDDから消えてましたー・・・(涙)

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次は「風のガーデン」・・・

オンエア直前にお亡くなりになった緒形拳さんの佇まいが、セリフのひとつひとつが、心に沁みました・・・

人が最後に還りたい場所、すべて赦して受け入れる懐の深さ・・・
やっぱり人って誰かに助けてもらわないと生きていけないし、1人では生きてはいけないのだ。
最後、キャンピングカーが停められていた場所だけ花が咲いていなかったのを観て、空からそっとガブさんが岳くんを見守っているようで涙がこぼれました。。

ハイビジョンの映像もなんとも美しかった!
わたしがかねがねこういう写真が撮りたいな~と思っているような映像が多く(特にエンディング)、またその映像に平原綾香さんの歌う「ノクターン」が重なって、毎回うるうるしていました。
ブラボー

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「ブラッディ・マンディ」・・・

なんだかんだ初回から欠かさず観たドラマのひとつ。
うたい文句通り予測不能の展開で面白かったのだけど、録画残してなかったので、後で新たな事実が明らかになるたびに、細かいところにえ?アレ?と思っても確認できぬままうやむやになった部分も多し。(^^;;;
最後のあの終わり方はまだ原作が連載中だから?
ていうか、マヤの本当のスポンサーは同じタイミングで電話を切っていた法務大臣ってこと?
と、わたしの理解力がないのか(涙)謎?も多いままで、これは続編を示唆しているってことなんでしょうかね?
まぁ続編あればまた観ちゃいますけどね。

ただ、成宮寛貴くん演じる「J」の最後の言葉、
「なにかを守る者は弱い。だけどね、守りたいものがない人間は、どんなに強くても最後には勝てないんだ」
というのはなかなか印象的でした。。カッコよかったし。(←結局それ^^;)

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まだ終わってないけど、薫ちゃん卒業の「相棒~season7」・・・

season6の最終回、小野田官房室長が薫ちゃんに言った最後の言葉から、てっきり右京(水谷豊)さんの正義と薫(寺脇康文)ちゃんの正義が相容れなくなって・・・という理由で特命係から去って行くのかと思っていたので、逆にああいう終わり方は希望もあるし前向きだし、何より2人の絆は固いままなのでよかったのかも。。

いつか、スピンオフ的内容で、薫ちゃんがたまたま日本に帰国したときに、またしても偶然事件に巻き込まれたりなんかして、右京さんに助けられたり協力したりするストーリーが、シーズンに1回くらいはこれからも登場するといいな~

今でも“相棒”には薫ちゃんが一番合っていると思うし寂しいけれど・・・とにかく長い間ありがとう。
今後はイタミンの喪失感ぶり表面化しそうで心配ですな。

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・・・ということで、これ以外は最終回を録画してあるのもありますが、まだ観ていません、ていうか観るかわかりません。



で、冬ドラマなんですが・・・

これはもう、とにかく一番の期待は大野くん主演1月16日金曜夜23時15分スタート「歌のおにいさん」に決定でしょう♪


発表がいきなりだったうえに、内容的に少し発表があっただけで、共演者とか他の情報は小出しなのか全然伝わってこずでさっぱりわからないんですけど、大野くんのまた新たな一面が観れそうでかなり楽しみです♪

コメディーは初めてということだけど、「山田太郎ものがたり」最終回でチラッと登場した大野くんにはそれはもう大笑いさせてもらったし、普段ほとんど積極的にはしゃべらない中、バラエティーなどで見せる受け答えの絶妙な間はかなりコメディーにも向いていると思うので、そのあたりは心配してないんですが。。
問題は脚本とかそっちですよね。

脚本を担当される永田優子さんて方の作品、わたしは「ヒミツの花園」しか観てないけれど、「ヒミツ~」はけっこうお気に入りドラマでした。
釈由美子ちゃんが好きな女優さんということもあったけれど、漫画家4兄弟や編集者のキャラがなかなか面白くて(ついでに演じる役者陣もよかった)、マンガや小説の原作ありドラマが跋扈する中、オリジナル脚本であそこまでユニークな世界観ならびにキャラ設定ができていたのだから、今回もまずまず期待できるかも?

演出の長江俊和さんて方の代表作では、ドラマでは「富豪刑事」「富豪刑事デラックス」しか観てないんですけど、こちらもわたしはかなり楽しめたドラマなので、どっちにしてもそんなに大ハズレってことはなさそう、な予感??(ホンマか?

ただコメディーもいいけど・・・わたし的にはシリアスな大野くんがまた観たいにょー



ということで、秋ドラマ感想と期待の冬ドラマでした~


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6 コメント

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こんにちわ (睦月)
2008-12-25 15:05:39
ルールーさん、すっかりご無沙汰ですみませんでしたー!!

ところで。
私ね、今クールのドラマは結構キチンと見ている
ものが多かったです。ルールーさんが取り上げてい
る『流星』、『ブラッディ』、『風』は欠かさずに
見ていたし、あとは『スキャンダル』も見てました。

今回はTBSが豊作だったなーと。

『流星』に関しての感想は、ルールーさんが
おっしゃることそのままで、あの犯人の動機や
言動の裏付けがいまひとつ弱かったですよね。
でもなんと言ってもニノくん。あの子、ホントに
演技が上手・・・何度も泣かされました。

『ブラッディ』は春馬くんよりも断然ナリ!!
もともと大好きな成宮くんですが、ちょっと影の
あるミステリアスな美青年がホントに合いますね、
彼は(照)。このドラマ、映画になったり、もしく
は続編が出来たりしそうな予感がします・・・。

『風』はもう・・・主人公の心情が、きっと
緒方さんご本人のリアルな心情であったろうと思う
となんだか痛々しいような切ないような気持ちに
なってしまいました。
中井さんと緒方さんの2ショットシーンはホントに
素晴らしい競演でございましたです。

ああ!長々と語ってしまった!
ついドラマのことで熱くなってしまいましたが
次回も面白いドラマがたくさんあればいいなあと
思っています♪
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睦月ちゃ~ん♪ (ルールー)
2008-12-25 21:29:48
メリクリ~
コメント本当にありがとーです。
こちらこそ、ご無沙汰続きでごめんなさい。

ところで睦月ちゃんがそんなにドラマも観ているなんて、なんだか意外。
でも「流星~」「風の~」「ブラッディ~」は秋ドラマの中では必見モノでしたよね~。
「スキャンダル」はね、人気があったのは知っているのだけど、初回があまりにリアリティーがなくて継続して観てなかったので、話がわからなくて挫折しました。

ニノは本当になんだかスゴイよね。
ニノの渾身の演技に、ストーリーがいまいち追いついていないような感じがしましたわ。
最終回だけに真犯人の事情を押し込めようとしたのが、時間が足りなかったというところでしょうか?
驚きという意味では最終回まで引っ張った方がよかったのだろうけど、その分深みがなくなった気がしますわ。

それで、キャ~睦月ちゃんも成宮くん好きですかー
わたしは映画の『椿山課長の7日間』だっけ?
あれ観てカッコイイと気になり始めました。
特に「ブラッディ~」の役はミステリアスで、でも少し悲哀も感じられてよかったですよね。
「イノセント・ラブ」にも出ていたけど、あまり観ていなかったからか、こちらのドラマでの成宮くんにはインパクトは感じられませんでしたわ。
あと「風の~」は、本当に珠玉のドラマでした。
緒形拳さんと中井貴一さんのツーショットは、ホント想い出すだけで涙が出ますね。

今年の秋は野球もそんなに引っ張らなかったし(^^;)、冬ドラマはいつも野球がないからいっぱい観れるので期待したいんだけど、「歌のお兄さん」以外はまだ全然情報キャッチしてません。
また面白いドラマがあるといいよね~
返信する
流星終わってさびしいです (所長補佐)
2008-12-26 09:32:17
お疲れ様です

秋は忙しかったので、
「流星・・」と「ブラッディ・」を録画して
「流星」は12月になってから一気に見て
最終回に間に合いました。
「ブラッディ・・」はお正月にまとめてみようっと。

二宮君、本当にいい演技でしたね。
「殺しますね」といったときの
目はぞくっとしました。

要潤が予想以上(失礼)によかった。
妄想係長はスピンオフ作品になると思います。

一度は食べたいアリアケのハヤシライス
TBSったら商売上手ですね。


返信する
冬ドラ (ふーみん)
2008-12-27 00:02:24
いつもながら多数見てますが、正直『録画したけどハズレ』ってのが
「ブラッディ・・・」でした
原作がまだまだ完結してない中ドラマ化したので仕方ないけど、毎週マガジン読んでる身としては設定がオリジナル過ぎて全く別の作品を見てる気分になってしまい
無理やり原作に追いついたっぽい展開に
最終回とその前の回がHDDに残ってるけど、なんかあまり気が乗らない
「完結しないで映画とか続編とかやるんじゃない?」ってのが相方との見解です。外れたりして(笑)
でも、最初はイメージ違うと思ってた南さん役の芦名星さんが段々ハマって来たのは自分でも意外マヤ役の吉瀬さんの色気は原作通りです

あとは、「チームバチスタ・・・」は映画を観てないけど毎回ドキドキしたし、ワタシには見ごたえがあったかな?トオルちゃんとチビノリダーの掛け合いには笑えたし。

良かったのは「七瀬ふたたび」です。あれが30年位前の原作とは思えない
とか言いつつ、一部の回だけ好きな劇団の脚本家さんが手掛けたから見始めたんですが・・・期待以上でした
同じくNHKで「上海タイフーン」も凄く面白かったです。
ピーター・ホーが超カッコいい

「ギラギラ」は佐々木蔵之介さん見たさで見てたけど、ちょっとイタかった
でも、若手ホスト役の子が可愛くて掘り出しモノも(オバチャン目線ですね)

中断及び途中抜けしたのが「スクラップティーチャー」と「セレブと貧乏太郎」
どっちも上地くんなんですが、ファンなのに録画を忘れて

録画してまだ見てないのが「風の・・・」
緒方さんはとても味があって好きな俳優さんだったので、落ち着いてゆっくり見たいと思ってあえて1回も見ず。集中して一気に見ます
あとは、「流星・・・」最終回だけはまだ
ニノの演技には吸い込まれてしまいます。クドカンの脚本には賛否両論あるみたいだけど、シリアスな中にも笑いの要素を入れた事でシリアスな場面は引き立ったような。あれは、スピンオフして欲しい。
ニノだけでなく、亮ちゃんも演技上手い(と思う)し、アリアケ3のバランスも良く、いいキャストだなぁと。
友和さんも子供の頃から好きなのですが、友和さんとニノの会話で「・・・殺しますね・・・」って言った時の表情。それを返す友和さん。
俳優同士の深みみたいなモノを感じて、思わず泣いてしまいました

さ、これから流星でもみようかな?
ってな訳で、ルールーさんが書いてないけどワタシが見たドラマを中心に書きましたが、いつもながら長くてスミマセン
返信する
所長補佐さん♪ (ルールー)
2008-12-27 01:12:02
こんばんはー

所長補佐さんもお忙しい中「流星の絆」はご覧になっていたのですねー
やっぱりこれは外せないドラマでしたよね♪
ニノは本当にすごかったと思う。
でも彼はあれをたぶんいつも通り現場で創りあげたのだと思うので、ホントある意味天才なのだと思いますわ。

要潤も、最初はどうよな感じだったけど、だんだん後半戸田ちゃんと絡んでくるようになってからよくなってきましたよね。
妄想係長・・・たしかにスピンオフにはなるかも。
ていうかスピンオフにして、最終回に後日談みたいのはいらなかったような。
その分、友和さんの背景を深く描いて欲しかったですわ。
まぁでも、あれこそがクドカンテイストなので、やっぱり抜かせないのかしらん??

ハヤシライスはまだ食べてません。
今夜食べようと思っていたのに、うっかり別の買い物してきちゃって食べれませんでしたわ。
レトルトで、もしお金出してまでレシピを欲しがるような味になっていたらスゴイですけどね。
返信する
ふーみんちゃん♪ (ルールー)
2008-12-27 02:01:45
「ブラッディ~」はわたしも1巻だけ昨日読みました。
1巻だけでも、大筋ではそんなに違わないけど細かい部分では設定がいろいろ違いましたね~
きっとその小さな差異がどんどんドラマとは違っていくんだろうなと想像しますわ。
最終回はなんとなくウッソー??な展開でした。
たぶんもともとドラマ撮り始める時に最終回まで脚本できてなかったんじゃ?と思わせる感じ。
出演者の松重さんのブログを偶然見つけて読んだら、続編見たい人はTBSもしくは東宝にプッシュしてくださいって書いてあったので、やっぱり作る側はそのつもりだったのかも?
でもいいの、成宮くんがカッコよかったから。(爆)

「チーム・バチスタ~」は初回観ただけで途中までは全然観てなかったのだけど、城田くん演じる氷室が1人目の犯人だとわかる前の回あたりから、またチロチロ観てました。
でも、録画残っているけどまだ残りは観てないの。
だからもう1人の犯人?はまだわからず仕舞なので言わないでね。
まぁたしかに映画の竹内結子よりはチビノリダーの方がよかったかなー。
映画は最終的な真犯人が氷室だったんだよね。

「七瀬ふたたび」は、わたしも全て録画してすでにDVDにも落としましたよん。
だけど、まだほとんど観てないの。
初回・2回と観て絶対面白いって残したんだけど、あの時間帯なかなか観ている状況になくて冬休みにでもあれはまとめて観れたら観ますわ。
「上海タイフーン」は夏ドラマとして前回何か書いたような・・・
ピーター・ホー、カッコよかったよね~
「ギラギラ」はわたしも気になっていたんだけど、というのも以前昼ドラの「白と黒」というのに出ていた佐藤智仁くんが出ていたので。
でも、どうも録画してまで観るほどでもなく、、、リタイアしちゃいました。

「流星~」は、最終回だけもう1歩って感じだったかなー
ていうか、原作は友和さん演じる柏原が、最後「オレのような大人になるなよ」って拳銃で頭撃つとかして自殺するみたいね。
それに比べると、なんとなく前向きな終わり方で、そういう意味では救われるのだけど、いかんせん柏原に対してどういう気持ちを持てばいいのか微妙でした。
もうちょっと彼の言動の背景を描いて欲しかったですわ。
親を殺しちゃった犯人なんだけど、どうしてもシンパシーを感じてしまう…というふうな人物になり損ねていた感じ。
せっかく役者陣の演技が素晴らしかっただけに、少し残念でしたわ。
でも、全体としては面白かったよ。
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