平吉さん in ＠＠

今日は、祝日でレディースデイでした。映画館はにぎわったでしょうか。
『K-20』の上映も多くの館が、今週金曜日までという中、さらにもう1週間見ることができるのがシネマート六本木です。しかも、同じスクリーンで朝から2回は『レッドクリフPart1』、続けて、夕方から『K-20』が2回。なんとも贅沢な気分。
1階ロビーには、『ウォーロード』の金城さんとアンディーさんのポスターが1枚ずつ置かれています。先月の『傷だらけの男たち』＋『冒険王』上映の時に、壁にかけられているのを見て大喜びしたのですが、今も、ちゃんと見ることができますよ。

最後の前売り券で見た『K-20』。シネマート六本木のスクリーンは、他の館より明るくて、くっきり見えるような気がしました。ご一緒した方も同意見。そういえば、『冒険王』でも、DVDではぼんやりとしか見えないシーンが、はっきり見えてうれしかったなと。今まで、館によってスクリーンの明るさが違うなんて意識したことがなかったので、ちょっとびっくりしました。

さて、今回、注目したのは、"平吉さん in ＠＠"のシーンです。
まずは、泥棒修行変装術習得の場面。泥棒長屋の仲間の前で、ターバンを巻いたインド人から、布をかぶっている間に変装。隣にいた源治さんが、パッと布を取ったら、自分と同じ顔が現れてびっくりというシーンです。"平吉さん in 源治さん"。
あんぐり口を開けた源治さんを見て、にやりと笑う"平吉さん in 源治さん"ですが、この「どう？びっくりした？」という得意そうな表情が、もう金城さんそのもの。あの焼き芋の手品が成功した時と同じです。片方の眉をちょこっと上げてニヤリとするところ・・・。
この一瞬の表情を見るたび、ほんとうに金城さんがあの変装マスクをかぶってニヤリとしているんだと信じたくなるんです。まさかね。
あの表情をそっくり真似できるなんて、國村さん、さすがです。

もう一つは、陸軍省情報局潜入作戦に登場する"平吉さん in 明智探偵"。
「見張りの数は？」「100人」「ひ、ひゃ、ひゃく？」と声が裏返るところから始まって、「マ・・・シンガン」とヘナヘナになるところ。いつも、このあたりで、くすくす笑いたくなってたまりません。
でも、もう少し初めのほうで、「たとえば、さっきから私を邪魔者扱いしようとしている、そこのあなた！」と情報局の上官を指差すところも、すでに平吉さんっぽいですね。
「今日は休みだ～」と喜んでいたら、朝から呼び出されて、この場面を演じて見せることになったと、金城さんが語っていました。でも、単に平吉さんとして演じて見せるわけではなく、"平吉さん in 明智探偵"なわけですから、頭がこんがらがりそうです。
一体、どのくらいの時間をかけて作り上げられたシーンなのかわかりませんが、ほんとうにお見事。大好きなこのシーン、見るたびに心の中で仲村さんに拍手しています。この見事なシーンの裏には、休みを返上した金城さんの協力もあることを思いながら。

そうそう、ついでにＴＯＨＯシネマズ六本木で、新しい『レッドクリフPart2』のチラシをもらってきました。

二つ折りになっています。