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捜査官徐百九さん愛用の懐中時計について、もう少し。
文字盤に書かれた二文字の漢字ですが、右側は「有」とはっきり分かるのに、左側の漢字が謎でした。
なんだか、ごちゃっとしていて、よくわかりません。
似ている時計があるとお知らせいただいたものを見ると・・・
こちらは、鮮明ですね。
なんだか手書きっぽい。
この文字が、一応、電子辞書の中日辞典に記載されてはいるけど、読みも意味も不明でお手上げでした。
思いついて、ネット上の漢字検索であたってみたら、出てきました。
でも、わかるのは、日本語読みが「イ」ということだけ。
それにしても、口偏がくっつくと、どんな意味になるんでしょうね。
旁が「威」だから、中国語の発音も「威」と同じ「wei」なんじゃないかなと、勝手に推測しておりますが・・・
時計の文字盤のこの位置に書いてあるということは、メーカー名かもということで、見てみました。
外国語の固有名詞をどう中国語表記するかという、あれこれがおもしろくて、つい、懐中時計のメーカー名を探すという本来の目的からどんどんずれて・・・
日本語のカタカナ表記のように音訳するものばかりではないんですね。
意訳の例が、なぞなぞみたいでおもしろい。
フォルクスワーゲン=大衆汽車公司、ジェネラルモーターズ=通用汽車公司。
国名では、アイスランド=冰島。モンテネグロ=黒山
さらに、音訳+意訳なんていうのもあります。
ニュージーランド=新西蘭
コカコーラを口可口楽としたのは、音とイメージの両面からだそうですね。、
外国語として中国語を学ぶ時には、とても厄介な存在になりそうですが、ただ見ている分には、頭の体操になるかも。
さて、懐中時計の二文字ですが、はたして、左から読むのか、右から読むのかも、時代的に微妙なところ。
同じ音なんじゃないかなと推測する「威」にしても、カタカナ表記だといろいろになるようです。
たとえば、ウィリアム(威廉)、ヴェネチア(威尼斯)、ビースバーデン(威斯巴登)、ウェストミンスター(威斯敏斯特)など、など。
wiも、weも、veも、同じなのは、lightも、rightも、wrightも、ライトにまとめちゃった日本語と同類ですね。
謎の解明は、まったく前進しておりませんが、途中下車して、あれこれ見るのも、また楽しからずや・・・ということで。
「有喴」=「JUVET」と言うスイスメーカーだそうです。EDOUARD JUVETは創設人です。
はじめまして。
さっそく、調べてくださって、ありがとうございます
こんなにすぐ答えが見つかるとは、思ってもいませんでした
私は、漢字を見つけるので精いっぱいでしたし
おかげでスッキリしました