探し物は・・・

何かを探して見つからない時、悲しくなるけれど
探すものがあるって、それだけで、すてきなこと 

東北夏祭りおっかけツアー その4

2010年08月18日 | 日々のことなど

東北三大夏祭り、最後を飾るのは仙台七夕祭りです。
前夜は、青森ねぶた祭り最終日の海上運行を堪能した後、バスに2時間半ほど揺られて、岩手安比高原のホテルまで。またまた24時着でした。
地図で見ると、安比高原は、青森から仙台に至るまでの約3分の1の位置にあります。つまり、翌朝、残り3分の2を走破しなければならないわけで・・・。
ツアー参加者もここまで来ると、必死。だれ一人、集合時間に遅れたりしません。朝8時半出発と言われたら、その10分前にはバスに乗り込み、点呼完了状態。とにかく、このスケジュールをこなすには、バスに頼るほかないのですから。みんな、少しでも早く到着して、少しでも長くバスの座席を離れたい。
ところが、途中で予期せぬ事態発生。前方で事故があったらしく、高速道路が渋滞し始めたのです。目指す仙台七夕祭りは、町を自由に歩いて見物することになっているので、竿燈祭りやねぶた祭りと違って、開始時刻に遅刻するというような心配はいりません。ですが、帰りの新幹線の時刻は、絶対変更がきかないし、遅れることもできません。仙台到着が遅くなれば、元々2時間弱しかなかった市内見物の時間がどんどん短くなるのです。焦る添乗員さん
一方、参加者の方はというと、連日の長距離移動と夜更かしに疲れ果てていて、猛暑の市内を歩きまわる時間が多少短くなろうが、一向に構わないといった感じ。「着いたら、起こしてね~」と、お休みモードの人がほとんど

20分ほど遅れただけで、無事、仙台駅に到着し、駅前から続くアーケードに飾られた七夕飾りの下を歩く時間も十分ありました。


最終日で日曜日とあって、かなりの人出。アーケードの商店街は、神戸のセンター街に似ていて、なじみのある雰囲気。気に入った飾りの下で、記念撮影などしながら、ゆっくりと見物して回りました。
時折風が吹くと、吹き流しが揺れて、涼しげ。


ワールドカップで活躍した選手の人形もありました。よく似てる


なぜか、いろいろな視力検査表を貼り付けたものも。最近、視力の低下をひしひしと感じているので、見逃せなくて


最後に駅で、お目当ての牛たん弁当を。
注文をきいてから、焼いて、詰めてくれるんです。アツアツを受け取るとき、「5時間以内にお召し上がりください」と言われましたが、それは、ちょっと無理。これから、新幹線を乗り継いで、神戸まで帰るんですから。
3日間乗りつづけたバスの座席から、新幹線の座席に移って、また、長距離の移動開始です。新幹線のシートって楽だなと痛感。

神戸の実家に帰りついたのは、午後10時過ぎ。甥っ子たちは、涼しい田舎で夏休み中なので、ロクと弟だけが「暑いぞ~」という顔で出迎えてくれました。
5時間以内は無理だったけど、牛たん弁当を食べて、東北夏祭りおっかけツアー全行程完了のお祝いを
いや~、成せばなる!という気分です。それにしても、この弾丸ツアー、はたしてリピーターはいるのでしょうか


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