歩道橋見学 その３

先日、大陸雑誌の中で見た金城さんの画像を探して、10年前の写真集「made in HEAVEN」のページを繰りました。目指していたのは、この1枚↓。
でも、どのページもおもしろくて、結局、最初から最後まで1枚1枚楽しんでしまいました。
その中で、発見したのが、この歩道橋の写真↑。『ゴールデンボウル』の渋谷橋歩道橋、『神様、もう少しだけ』の渋谷駅西口歩道橋に加えて、ここも見学に行かなくちゃと決意。
ヒントは歩道橋に書いてある文字。"表参道　神宮五丁目"と読めます。土地勘のある方なら、すぐにピンと来るでしょうね。でも、このあたりは、おのぼりさん状態で数回行ったことがある程度。地図に頼るしかありません。歩道橋の後ろに教会の十字架が見えています。これを目当てに探すことにしました。
「案ずるより産むが易し」とはまさにこのこと。表参道駅の出口を出たら、目の前がこの歩道橋でした。表参道ヒルズに一番近い出口です。少々、拍子抜け。歩道橋に書いてある地名と、教会の十字架を確認して、さて、撮影ポイントは？と、写真集と比較したら、これが意外とむずかしかったんです。街燈、十字架、信号の位置がどうもうまく重なりません。そこで、気付きました。この写真、カメラマンは車道に立っていたのだということに。金城さんが歩いている横断歩道のすぐ横、車道の真ん中付近からカメラを構えない限り、こんなふうには写りません。いくらなんでも、それは真似できないので、あきらめました。
だいたい、このあたりは、人通りが半端じゃありません。夕方5時過ぎの表参道で、人が写らないように写真を撮るなんて不可能です。何枚か、近い角度で撮れたんですが、通りすがりの方のアップが入ってしまって・・・。
ブログに載せられるのは、これぐらいです。


そして、金城さんが通った歩道橋横の横断歩道と、地名の確認です。


10年前とはいえ、場所は表参道のど真ん中。なのに、金城さん以外、人は一人も写っていません。このスタイルで、ミラーを持って走っていたら、周りは黒山の人だかりになって当然。この撮影が行われたのは一体、何時だったんでしょう。真夜中の、あるいは早朝の表参道を一人走ったのでしょうか、金城さんは。