ビール ちょっと番外編

役の上でビールを飲むシーンを集めてみましたが、今回は、素顔の金城さんとビールです。

去年のクリスマスに放送されたテレビ番組にゲストとして出演した金城さんが、所さんやさんまさんと一緒にスタジオで見ていた取材旅行のレポート。選ばれた場所は、南米最南端の町ウィシュワイア（アルゼンチン）でした。町の名前を見た金城さんは「僕、ここ行ったことありますよ」と一言。
2000年、南極へアイスダイビングをしに行く時、ここから船に乗ったのでしたね。2001年に放送されたNHKの番組を知ったのは、何年もたってからです。日本じゃなくて台湾でDVDになっているというのが、なんとも、不思議ですけど（ハイビジョンやBSでの放送だったそうで、当時はビデオ録画も大変だったことでしょう。もし、この時、知っていたら、きっと録画したくてしたくて、ジタバタしただろうなと思います。後追いだから、落ち着いてDVDで見られちゃって、申し訳ないぐらい）。

一般のツアー客に混じっての南極旅行。もちろんスタッフは同行していますが、まさに素顔の金城さんです。
ダイビング中、氷山の端っこにヘディングして、やっとこさ割った氷をかかげ「今晩は、これで飲もう！」と言った得意そうな顔。
若い船医さんに英語で絡んでた酔っ払った時の顔。
アザラシが氷を食べているのを見て、自分も同じように食べてみる好奇心満々の顔。
見所は、それこそ"最初から最後まで。まばたきしないで！"（嗣麻子監督の言葉を拝借）

忘れるところでした。今回のお目当てはビール！
アイスダイビングに備え、沖縄で練習中のひとコマ。
全員そろっての宴会ですね。主役の金城さんは上座でかんぱ～い。
コップを傾けていくうちに、ちょっと動きがぎこちなくなったように思いました。というのは、"ぎっくり首"になった直後だから。ダイビング用のドライスーツを初めて着ようとして、頭がうまく入らず無理をしてグキッと…。その時も、顔色が悪くなるほど痛かったようですが、宴会でコップのビールを飲むのに、ほんの少し、首を後ろにそらせた瞬間、痛っ！となったんじゃないかと。
首が弱くて、しょっちゅう"ぎっくり首"状態になるものですから、このほん少しの動きが、どれほどこたえるかよくわかるんです。うがいなんて到底無理だし、ペットボトルから飲むのも難しくなります。ストローがないと飲めなくなっちゃうんですよ。映像を見ながら、金城さんも、相当、痛かったんだろうな～と、しみじみ。

南極の船の上では、元気一杯の金城さん。「うちのお父さんに似てる」と肩を組んで写真を撮ったりと、すっかり仲良くなった船員のユーリさん（名前を聞いて「どっかで聞いた名前だな～」とつぶやいてるところがおかしかったです。周りは反応してくれなかったようだけど）が、手振り身振りで「おいしいから食べてみろ」と秘蔵の魚を差し出します。
燻製なのか干物なのか、なんだかとっても生っぽい。とりあえず匂いをかいでみる金城さん。

「これ、怪しくない？」といいつつ、真剣な表情のユーリさんがすぐ横で見守っているので、思い切ってガブリ。

一口食べて、「ビール頂戴！」と叫びます。

とっても塩辛かったみたい。「部屋の中で食べたら、きっとまずいと思うけど、おいしいよ」と、ビール片手にモグモグ。

チャレンジ精神旺盛な金城さんのこと、次はこんな大きなのにも挑戦してました。おなか、だいじょうぶでしたか？