ミニチュア好き？

「香港電影」創刊号（2007年11月）のページをめくると、監督、プロデューサー、俳優をはじめ、映画関係者からの創刊祝いのメッセージがずらりと並んでいます。インタビューや座談会も読み応えがありそう（漢字の拾い読みしか出来ないのが情けない）。『投名状』も6ページ分記事がありますし、裏表紙は12月13日公開の赤い文字が入ったポスターが全面に↑。
撮影風景の写真も何枚かあるのですが、ジェット・リーさんと金城さんの1枚。動きを相談中なんでしょうか。両者とも脱力して、笑ってますね。


こちらは、ピーター・チャン監督のインタビュー記事に添えられた写真です。


オフィスでの撮影でしょうか。テーブルの上には、さりげなく、『投名状』のパンフレットのようなものが置かれています。よく見ると、3部に分かれていて、三兄弟一人ずつのバージョンがあるみたい。それを重ねてあるようです。プレス用のシートでしょうか。カラーで見たいな～。
また、ピーター監督、撮影現場のミニチュアを前に、真剣な顔で眺めたり、いじったり。クレーンやライト、カメラ、それにたくさんのスタッフ人形があります。
これを見て思い出したのが、『ウインター・ソング』のホテルの部屋。実は、この作品をスクリーンで見たときから、気になっていたんです。やたらと物の置かれた部屋だなと。映画監督と、主演女優の部屋なんだから、もう少しすっきり広々していてもいいのにと。でも、現実に入ってあちこち眺めてみたくなるような、ゴチャゴチャ感が結構好きでした。大きい熊のぬいぐるみや、人体模型（マネキン？人形？）みたいなものもありますが、小さいもののコレクションはこちら。
ジャッキー・チュンさんの手前のテーブルにも、いくつか人形が置いてあるし、周迅さんの横にはサーカスのミニチュアセットが見えます。こうやって見ると、『ウインター・ソング』のホテルの部屋は、ピーター監督の現実の部屋がモデルかも。監督、もしかしてミニチュア好きですか？