375's ROAD TO BOSTON/ゴールは虹の彼方に

米国在住ランナーの究極目標「ボストンマラソン」とアメリカ50州制覇を目指す人生の旅日記。

【NYマラソン中毒患者の会】 忘年会、新ウェブサイト、そしてアメリカ50州制覇。

2008年12月14日 | NYC通信



すでに1週間前になるが、12月5日(金曜日)の夜、ニューヨーク市内の某レストランにて、通称NYMCKK(New Yorkマラソン中毒患者の会)の忘年会が行なわれた。今回は新入院患者4名を含む15名(+α)が参加。自己紹介のコーナーでは、ひとりひとりが「今年を振り返って」、「印象に残ったレース」、「中毒度の自己診断」、「来年の抱負」を織り交ぜてプレゼンテーションを行なった。

このような時は、もちろん話す内容を前もって一応準備するのだが、いかんせん昔から極度の「あがり症」なので、人前に出たとたんに頭の中が真っ白になってしまう。さて、どうしたものか…と、記憶をたぐりよせていくうちに、いつものように馬次郎さんの相の手が入り、2人で掛け合い漫才(?)をしながらお茶を濁すことで、今回もどうにかピンチを切り抜けることができた模様である。

馬次郎さんとは、実は忘年会の4日前に偶然話をする機会があった。
連休明けで朦朧としていた月曜日の仕事中、電話が鳴ったので何気なく受話器を取ってみると「レストラン△△△△の総支配人○○○という者ですが…」と聞き覚えのある声。それが、なんと馬次郎さんだったのだ。

たまたまうちの会社に用があって電話をかけてきたらしいのだが、応対したのが自分だとわかると、
「あ~これはこれはミナコヴィッチさん、お元気ですかぁ」
という感じで、思いがけないところでマラソン中毒患者同士の会話が始まったのである。

さて、今回の忘年会では、もう一つ、重大な(?)発表があった。
それは、これまで馬次郎さんが運営していた「New Yorkマラソン中毒患者の掲示板」が、鉄人シャカリキさん創作による新しいウェブサイトに移行するというニュースである。

その新ウェブサイトhttp://www.nymckk.comは、週明けの8日(月曜日)には一般公開され、誰もがアクセスできるようになった。(ただし出場レース等を登録するには、中毒患者IDとPasswordが必要になる。)

内容としては、中毒患者たちの今後のレース予定、最近のレース結果、新着ニュース、掲示板、Gallery(写真館)などであるが、最も注目すべきコーナーは、アメリカ在住ランナーであれば一度は夢として思い描く「アメリカ50州制覇」であろう。

アメリカ50州制覇には、自分もチャレンジャーとして名乗りを上げてはいるものの、実のところ、達成まで何年かかるか見当がつかない。年3~4州のペースで行ったとしても、単純計算で、あと12~15年かかるし、途中で欧州遠征などの寄り道をすれば、下手をすると70歳近くなってしまうことになる。文字通り一生かけてのプロジェクトになるだろうけれど、挑戦すること自体に意義があることは確かである。

おりしも今日(12月14日)開催のホノルルマラソンにて、われらがマラソン中毒患者の先駆者、内之助+お雪さん夫妻がアメリカ50州制覇を達成する予定である。在米日本人においては、おそらく前人未到の快挙。まさに今、歴史的な日を迎えているのだ。



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4 コメント

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Unknown (KOTTBULLAR)
2008-12-15 10:12:57
フルマラソン50州制覇・・・
50回フルマラソンを走るってだけで、私の場合何年かかるか・・って感じです。
今は大体半年に1度のペースですが、
それで結構いっぱいいっぱいです。

グリーンズボロにもフルマラソンありますよ。
挑戦されるときはご連絡くださいねー。
ものすごくタフなコースですが!
ちなみに、私は今年、ハーフの部に出ましたが、暑さとアップダウンにやられて完全に後半つぶれてガタガタでした。
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アメリカ50州制覇。 (ミナコヴィッチ)
2008-12-16 02:20:01
50州制覇というのを本気で考え出すと、実際のところ、気が遠くなりそうな感じです。
アメリカは広いですからねぇ。

それに自分の場合は欧州の世界遺産巡りとか、寄り道も多くなりそうなので、アメリカだけに集中できない可能性大です。

NC州の大会にも、将来挑戦するつもりではいるので、その時はご連絡しますね。
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質問! (aloha!moana)
2008-12-17 18:56:28
中毒患者の会に入会するにはどうすればよろしいですか?
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中毒患者の会。 (ミナコヴィッチ)
2008-12-18 01:53:34
NYマラソン中毒患者の会は、どちらかというと「なんとなく」集まった自然発生的な会なので、はっきりとした「入院手続き」というものはないんですが、一般的な方法としては、まずホームページ(http://www.nymckk.com)の掲示板に自己紹介の書き込みをして、皆さんに存在を知ってもらうことが近道です。おそらくその瞬間に、アロハさんがいかにすごい超重症患者であるかが認知されるでしょう。
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