375's ROAD TO BOSTON/ゴールは虹の彼方に

米国在住ランナーの究極目標「ボストンマラソン」とアメリカ50州制覇を目指す人生の旅日記。

クリストファー・クロス登場! @B.B.King Blues Club

2009年03月05日 | NYC通信



ニューヨークでは、3月1日(日)の5kmレース中からすでに粉雪がちらつき始めていたが、翌月曜日には大雪となり、近距離フライトの大部分は欠航となって、空のダイヤは混乱を極めた。

一応旅行関係の仕事をしているので、こういうことがあると、オフィスは戦場のように忙しくなる。先月からラン→仕事→ラン→仕事の強行日程が続いていたこともあって、このあたりで、トレーニングのほうは数日間休養を入れることにした。

自分は決してストイックなアスリートではないし、厳しい訓練に耐えうるような頑強な肉体の持ち主でもないので、禁欲的なハードワークが続くと疲れてくるのである。

こんな時こそ、音楽による癒しが必要だ。

3月4日(水)の夜は、マンハッタン42nd St.にあるB.B.King Blues Clubでライヴを鑑賞。このクラブの出演者はなかなか粒ぞろいで目が離せないのだが、今夜の登場アーティストは、なんと1980年代に一世を風靡した「ミスター・フラミンゴ」クリストファー・クロス 

当時からお気に入りアーティストの一人としてCDはよく聴いており、コンサートのVTRも持っているが、正真正銘の実物を目の当たりにするのは、初めての機会だった。

ライヴ会場は満員。自分とほぼ同年代か、それより若いアメリカ人が大部分を占める。男性客よりも女性客のほうが若干多いだろうか。あのスウィートなハイトーンには、確かに女性心をくすぐるものがあるだろう。

1曲目、よく知られた初期のナンバーNever Be The Same(もう二度と)」で始まる。
5曲目は、ビルボード1位の大ヒットを記録したSailing(セイリング)」。会場の拍手がひときわ盛り上がる。

ここからあとは、中期から後期にかけての佳曲として忘れることのできないIn The Brink of An Eye(瞳のきらめき)」、「Swept Away(流されて)」などを聴かせていき、いよいよ13曲目、待ってました!とばかりに「ニューヨークシティ・セレナーデ」の邦題で知られるArthur's Themeの登場。歌っている途中から大喝采で、場内の興奮は最高潮に達した。

15曲目にあたる本編の締めは、往年の名曲Ride Like The Wind(風立ちぬ)」。
さらにアンコールとしてAll Right(オール・ライト)」、「Words of Wisdom(英知の言葉)」の2曲を披露し、円熟味を増した名アーティストのライヴの幕を閉じた。

やはり活力ある人生には音楽が必要、と強く実感。
停滞気味だった気持ちも復活し、週末あたりには、ランも再開できそうだ。


★クリストファー・クロスの出演を伝える看板。


★B.B.King Blues Clubのステージで演奏するクリストファー・クロス(左から2人目)とバックミュージシャン。


★ブログランキングに参加しています。
 ←「ジョギング・マラソン部門」の最新順位はこちら。
 ←「にほんブログ村」へのアクセスはこちら。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿