昨日のサンケイスポーツの記事によると、「京都嵐山 美空ひばり記念館」が、ファンの高齢化によって入場者数が減少し、今年の11月末をもって閉館するという。
この「美空ひばり記念館」は、ひばりさんの没後5年目の平成6年3月、遺族の協力を得た地元の観光関連会社によって、設立された。その記念館には、舞台衣装などの遺品約1000点のほか、ひばりさんの生涯を振り返る「ひばりシアター」や、目黒の自宅のリビングルームを再現した「ひばりアトリエ・リビング」などもあって、一時は年間入場者が300万人を越える人気スポットとなっていたそうだ。
自分も機会があれば、一度は足を運んでみたいと思っていたのだが、このままでは、一度も目にすることなく終わってしまう可能性がある。
自分は決して、美空ひばりのファンというわけではない。が、初めてテレビで見たときから、子供心に、すごい歌手だと思っていたし、演歌ばかりでなくジャズ・スタンダードも歌いこなす実力は、間違いなく横綱クラスだと思う。1980年代になっても「愛燦燦」や「川の流れのように」などの名曲で、最後まで圧倒的な存在感を失わなかった。
ファン層の主力は、現在の年齢でいえば、60歳代~80歳代くらいであろうか。高齢化は、もちろん避けられない問題だ。若いファンが増えればいいのだが、現実には、時代背景の違いもあり、かつて同時代を生きたファンと同じように共感できるかどうかは、微妙なところだろう。
民間の運営では、やはり限界がある。それよりも、このような文化遺産を守るためには、国家的な援助が必要であろう。日本政府は、「国民栄誉賞」を贈るだけでなく、貴重な国民的遺産を保護するアフターケアまで、考えて欲しいと思う。
この「美空ひばり記念館」は、ひばりさんの没後5年目の平成6年3月、遺族の協力を得た地元の観光関連会社によって、設立された。その記念館には、舞台衣装などの遺品約1000点のほか、ひばりさんの生涯を振り返る「ひばりシアター」や、目黒の自宅のリビングルームを再現した「ひばりアトリエ・リビング」などもあって、一時は年間入場者が300万人を越える人気スポットとなっていたそうだ。
自分も機会があれば、一度は足を運んでみたいと思っていたのだが、このままでは、一度も目にすることなく終わってしまう可能性がある。
自分は決して、美空ひばりのファンというわけではない。が、初めてテレビで見たときから、子供心に、すごい歌手だと思っていたし、演歌ばかりでなくジャズ・スタンダードも歌いこなす実力は、間違いなく横綱クラスだと思う。1980年代になっても「愛燦燦」や「川の流れのように」などの名曲で、最後まで圧倒的な存在感を失わなかった。
ファン層の主力は、現在の年齢でいえば、60歳代~80歳代くらいであろうか。高齢化は、もちろん避けられない問題だ。若いファンが増えればいいのだが、現実には、時代背景の違いもあり、かつて同時代を生きたファンと同じように共感できるかどうかは、微妙なところだろう。
民間の運営では、やはり限界がある。それよりも、このような文化遺産を守るためには、国家的な援助が必要であろう。日本政府は、「国民栄誉賞」を贈るだけでなく、貴重な国民的遺産を保護するアフターケアまで、考えて欲しいと思う。
どうしよう。。。
こちらのニュースは2年前のものなので、補足しておきます。
「美空ひばり記念館」は2006年11月30日にいったん閉館したのですが、今年の4月26日に、新たに「美空ひばり座」と名前を変えてリオープンしました。
詳しくは、ウェブサイト(http://misorahibariza.jp)をご覧下さい。