づれづれ草

明日を築こう!東北 郷土の絆を信じて進もう

祝☆国道342号線再開通

2010-06-02 14:17:49 | 岩手宮城内陸地震

5月30日、岩手宮城内陸地震から約二年ぶりに国道342号線・真湯―須川間15Kmが再開通し、この復旧により岩手側から栗駒山を抜けて秋田側へ通行が出来るようになりましたので早速祝賀ドライブに行って参りました。






栗原市鴬沢より眺めた栗駒山。 右を向いた白馬の形がお分かりいただけるかな?



今回は457号線から栗駒ダムを抜け、矢櫃温泉を経由して342号線に入りました。


厳美渓上流の磐井川のこの不思議な色…。震災前にもこんな色になる事があったのだろうか?



震災モニュメントの祭畤(まつるべ)大橋。









ここは震源地から1.5Kmの地点、その凄まじい力で橋はV字に折れ曲がり落下しました。





今は仮橋での通行ですが、すぐ上流側では新たな橋の建設が進んでいます。



さて、いよいよ再開通した区間に到達、ここから須川温泉へ向けて出発!



片側交互通行が一ヶ所あり、ここで数分待たねばなりません。



若葉が眩しい修復された道、復興まで三年は掛かると言われていました…。









須川岳秘水“ぶなの恵み”の湧水脇には復興之碑が建立されておりました。



喉を潤してさらに標高が上がった地点まで来ると、焼石岳も姿を見せてきます。






地震の爪痕が道々に残されてはいますが、復興を祝うように空は蒼く澄み渡り、芽吹き始めた若葉のやわらかな緑色が陽に輝くようで美しい。



大気が澄んでいたので、うっすらと早池峰山の稜線まで見渡せます。



さあ、開けていた車の窓から芳しいかほりが感知できたら、須川高原温泉はすぐそこ!






快適ドライブを終えたら、秋田側には鳥海山がくっきり!
GW明けに見えた時に比べ、大分残雪も少なくなってきましたね~。
この後須川高原温泉と栗駒山荘で朝から連湯する贅沢を味わいましたが、そういえば、おいらはこれで須川に5月だけで三回訪れたってことですわな(笑)。

この日は栗駒山から見える山々にも祝福されたような、復興を遂げた342号線の走行でした。






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2 コメント

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Unknown (tomato)
2010-06-06 16:10:54
開通、本当に良かったと思います。
後30分弱遅れて通っていたら、
私は今でもこの祭畤大橋の下で眠っているかと思うと、信じられません・・・・

人生とはこんなものでしょうか・・・・
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ほんとうに・・・ (ぽち)
2010-06-20 09:50:18
tomatoさん、三年掛かると言われていましたが、二年で再開通にこぎつけられて本当に嬉しい限りです。
運命の分かれ道、不思議なものです…。

「生かされた者」として何を全うすべきか考える日々を送っています。
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