
温泉王国山形は、すべての市町村に温泉があるという恐るべきお隣さん。
山形市の工業団地の一角、周りは民家と畑と工場というロケーションの中にもポツンと温泉宿がある。
しかもラーメン店も隣接していて、風呂上がりにはゲソ天ラーメンもすぐに食べられるのだ!
ちょいと山形市内でタイトなスケジュールでの仕事がありまして、こちらに連泊でお世話になりました。

以前は食事付き宿泊もやっていたのですが、現在は諸事情により素泊まりのみ。
まあ、夜は隣のラーメン店【有頂天の元祖】に行けばいいので問題なっしんぐ。

部屋にもメニューが置いてありますのよ。

部屋は和室の二階、縁側に冷蔵庫と洗面台も付いています。


布団はセルフ敷きですが、そのほうがありがたいのですわ。←昼寝用

部屋からの眺めは、山も見えてなかなか良い感じ。

まあ工場や事務所もある一角なのですがね~。

お風呂は玄関を入って右手の奥にあります。

雪の中庭も灯りに照らされて、ちょっとした高級旅館気分!?

この廊下には地元の小学生が書いた研究発表も貼ってあり、微笑ましい。



お風呂は男女別の内湯が一つずつ。


塩素消毒ありとの事ですが、塩素臭はまったくせず。


浴室はガラス張りになっていて、塀に囲まれてはいますが小さな庭が見え、朝は日も燦々と射し込みます。

そしてシャワーとカランからも源泉が

朝はあったかい湯が出てくるまで3分ほど要しましたが(笑)。

湯量もなかなか豊富で、浴室の床には常にざーざー溢れた湯の流れがあります。

湯気でぼけぼけですが、岩風呂には6~7人入れる大きさ。
この岩達が無かったなら、確実に10人は余裕で入れるだろうな。

朝日に翡翠色の湯色がきれいに映えますわ~。

湯口とその周辺の岩は析出物がかなり付着しています。
味わうと、金気臭と微かな塩味、そして微硫黄臭が致します。
これに炭酸が加わったら肘折温泉の湯に近くなりそうな気も・・・。

湯口近くでは44℃と熱めの湯。
誰も入っていない夜中には、ガタが来た腰と肩に打たせ湯として浴びましたらかなーり症状が緩和。

源泉名:大野目温泉
泉質:ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物温泉 pH7.7

おいらが宿泊したのは玄関の真上の部屋でたぶん本館と思われますが、休前日価格も無くお得でござった。

大野目温泉 旅館安部

