BOUZ ドラグチェッカー 3kg、中古で買ってしまいました!f(^_^;
ジギングのドラグ設定に使いたかったのもあるのですが、管釣りラインの結束の強度を調べてみたいのもありました。
更には、管釣りでもドラグ設定するようにしようかな?!と。
今までは、ドラグ設定は勘でした!orz
ジギングでは、それでもなんとかなっていました。
しかし、管釣りは糸細く繊細です。
ドラグ設定ミスでラインブレイクすること何回もありましたし、そもそも結束にどのくらいの強度が出ているか分からずにいましたから、一度きちんとした値を知りたかったのでした。
そんな訳で、ドラグチェッカーを買ってしまったのでした。
3kgのドラグチェッカーは、250g~3kgまでの糸の強度測定が出来ます。
Azu.、ジギングは22lbライン使っています。
ドラグは、一般的に糸強度の1/4~1/3に設定するとなっています。
すると、22lbは換算9.979kgになりますので、およそ2.5~3.3kgのドラグ設定になるのでした。
経験的に3.3kgは怖いので、2.5kgスタートで良さそう。
なので、ドラグチェッカー 3kgが使えます。
管釣りの細糸は、ナイロンラインタックルが2.5lbでPEラインタックルが4lbを使っています。
すると、ナイロン2.5lbがキロに換算すると1.134kgになりドラグ設定はおよそ280~370gに大雑把に300g設定くらいで良さそうです。
PE4lbは、同じくキロに換算しますと1.814kgですからドラグはおよそ450~600gなので大雑把に500gくらいに設定するようにすれば良いでしょうかね。
なので、ドラグチェッカー 3kgの測定範囲内で使えます。
という訳で、ドラグチェッカー 3kgを買ってみたのでした。
でも、管釣りドラグ設定、これはラインシステム万全ならの数値です。
ということで、管釣りライン結束の強度知りたくて計測をしてみたのでした。
計測は、フロロリーダーはダイヤフィッシング ジョイナーボスメント0.8号、ナイロンラインはダイワ プレッソ タイプN 2.5lb 0.6号、PEラインはDUEL アーマードF+ Pro トラウト 0.1号 4lbを使いました。
まず、ジョイナーボスメント 0.8号は強度表示ありませんでしたから、直線強度を測ってみました。
そしたら、1.7kgでした。
およそ3.7lbってとこ。
一応プレッソとアーマード計ってみたら、プレッソは1.18kgありアーマードは1.7kgでした。
ちなみに、プレッソ使用済み糸だったのですが、使用済み糸先の方はかなり劣化していました。
先の方は、0.9kgでした。
ナイロン使用、劣化を考慮して先糸切断しながら使わなければと、強く思い知らされた次第です。
ナイロン糸は、消耗品ですね!
けちけちしたらいかんです。
それから、フロロリーダー結束テスト、スナップ結束イモムシノット,ケンタウリノット,パロマーノットをテストしてみました。
結果、イモムシノット1.4~1.7kg82~100%,ケンタウリノット0.9~1.35kg53~79%,パロマーノット1.2~1.4kg71~82%という強度でした。
次にラインシステム、SFノット,ファイヤーノット,ケンタウリノット,サージョンズノット,トリプルエイトノット,ビミニツイスト+ケンタウリノットをナイロンとPEのそれぞれで計測してみました。
ナイロンラインの結果は、SFノット0.75~1.05kg64~89%,ファイヤーノット0.8~1.05kg68~89%,ケンタウリノット0.75~0.8kg64~68%,サージョンズノット0.9~1.0kg76~85%,トリプルエイトノット0.9~1.1kg76~93%,ビミニツイスト+ケンタウリノット1.1kg93%でした。
PEラインの結果は、SFノット1.1~1.3kg65~76%,ファイヤーノット0.7~0.8kg41~47%,ケンタウリノット0.4~0.55kg24~32%,サージョンズノット0.7~0.75kg41~44%,トリプルエイトノット0.9~1.0kg53~59%でした。
PEラインのビミニツイストは省略しました。
巷で人気のFGノットは、自分SFノットより弱くしか結べないし、細糸のハーフヒッチ手間なので省略しました。
自分の測定結果では、管釣りナイロンラインシステムはやはりビミニツイストが強かったです。
結束強度、安定もしていました。
ただ、ビミニツイストは結び目大きいの気になってしまいました。
後は、ケンタウリノット以外大差無く、僅かに優位はトリプルエイトノットでしたが、結束糸を締める瞬間が重要で上手くさえ締められればサージョンズノット,ファイヤーノット,SFノットどれも余り差無いと言えそうでした。
逆に締める時失敗すると、凄い強度低下に繋がる事が分かりました。
結果、ナイロンラインシステムは、僅差でトリプルエイトノットでしょうか?!
ただ、自分結び下手で結びムラ大きいので、ナイロンラインシステムもう少し研究してみたいです。
PEは、今まで通りSFノットで行きたく考えさせられました。
スナップ結束は、やっぱりイモムシノットが良いのかもしれないと感じました。
結果は、断言出来るような完璧な検証とは言い難くはありますが、それでも今まで見えていなかったものが数字として少し見えてきたの良かったと思います。
BOUZ ドラグチェッカー 3kg、買って良かったです♪
あとは、現場で活躍してもらいます!
追記1
管釣りだと、ドラグ設定ラインの直線強度の1/4~1/3設定じゃ強過ぎと感じました!orz
何故???って思ったら、静荷重時と瞬発荷重時との差が有り細糸の為静荷重でドラグ設定1/4にしても瞬発荷重時の負荷増しでラインの結束部の限界値超すのだということが分かりました。
ドラグ設定1/4~1/3と言うのは、ある程度太い糸の常識の様です。
ドラグ、この静荷重時と瞬発荷重時の差が嫌でATDドラグ外しシマノドラググリス仕様ドラグに変えたのですが、それを納得して使っていたのですが、この結果を受けドラグまた違うもの試してみたくなってしまいました。
という訳で、今度はIOS ドラググリス しろくまを買ってしまおうかと目論んでいます。
今のシマノドラググリス仕様ドラグだとドラグ設定は1/8~1/6位に抑えた方が良い感じです。
まあ、それでも良いのですが!
でも、これがしろくまドラググリスでどう変わるのか試してみたくなっちゃったのでした!f(^_^;
何でも思ったら試してしまうの悪い性分で、散財が続いてしまうのでした!orz
追記 2
ナイロンのラインシステムに納得がいかず色々試しています。
そしたら、ぱぱえもんさんが考えたらしい?簡単最速10ノットと言うノットが現時点で優秀な結果を叩き出してくれました。
1.0kg~1.21kg85~100%+α?!
ちょっと注目しております。
↓元ネタのぱぱえもんさんのYouTubeです。
追記3
簡単最速10ノット、PEでも強かったです!Σ( ̄□ ̄;)
PEだと強度落ちると考えたのですが、驚きの結果です。
1.1~1.4kg65~82%でした。
SFノットより少し強い感じです。
本当に驚きです。
早速、実戦で試してみたいです。
実戦導入は、11月15日の予定です。
追記4
管釣りPEラインに関しては、現在滑り止め付きSCノットがお気に入りとなりました。
簡単高強度な摩擦系ノットです。
ナイロンラインとエステルラインは、3.5ノットに行き着きました。
リーダー結束は、イモムシノットかクリンチノットで結んでいます。