管釣り、今期からエステルラインタックルを導入することにしてみたのですけど、そのラインシステム組んだ時の強度が1.1kgでした。
今まで、スナップ結束はイモムシノットでほぼライン強度100%の1.7kgを確保してきたのですけど、エステルラインタックルにはそれ程の強度必要ないと考えました。
それよりも簡単に結束出来る事の方が良いと考えました。
それで、イモムシノットより簡単に結べる結束を色々試してみたのですけど、自分はクリンチノットが比較的他の結束より結束し易かった為、クリンチノットをエステルラインタックルに導入したいと考え結束強度テストをしてみた次第です。
クリンチノットが1.1kg以上で結べるのであらば導入しようと考えてのテストだったのですが、結果クリンチノット以外に結束強度強かったです!
テストは、管釣りで使っているリーダーのダイヤフィッシング ジョイナーボスメント0.8号で行いました。
因みにエステルラインは、サンライン ソルティメイト 鯵の糸エステル ナイトブルー 2.5lb 0.5号です。
ダイヤフィッシング ジョイナーボスメント0.8号を使い、クリンチノットを3種類3回テストしてみました。
クリンチノット3種類とは、一般的なシングルクリンチノットとダブルクリンチノット2型(ダブルの輪に端糸を通して終えるクリンチノット)とダブルクリンチノット3型(スナップ部のダブルした輪に端糸を通さないクリンチノット)でテストしてみました。
因みに、ダブルクリンチノット1型(一般的なダブルクリンチノット)は、ダブルクリンチノット2型より強度弱いとのネット情報がありましたので省略しました。
その結果、シングルクリンチノットは1.41~1.55kg83~91%という結果で、ダブルクリンチノット2型は1.06~1.56kg62~92%という結果で、ダブルクリンチノット3型は1.05~1.53kg62~90%という結果が出たのでした。
ネットでは、ダブルクリンチノットの方がシングルクリンチノットより強度強いというのが通説ですけど、0.8号の細糸だとシングルクリンチノットの方が優位そうだという結果になったのでした。
これは、結束時の締めが細糸だと難しく、締め失敗がどうしても起こってしまうのでした。
そして、締め失敗しなくてもシングルクリンチノットと結束強度差が殆どみられませんでした。
これは、細糸故だと思います。
それなら、結び簡単なシングルクリンチノットに優位性があると思わされる結果になったのでした。
ちょっと以外でした。
一般的なネット情報と違う結果。
これまでもいろんな結束強度テストをしてきましたけど、太糸と細糸では結束強度の結果が別世界。
今回感じたのは、細糸は締めが繊細で少しよれたり縮れたりすると即強度低下に繋がるということを強く感じた次第です。
なので、結束スナップ部を二重にして強度確保することより結びシンプルにして締めでよれたり縮れたりさせないことの方が大切みたいなのでした。
結果、シングルクリンチノット強かったです。
他の結束、以前テストしたケンタウリノット0.9~1.35kg53~79%,パロマーノット1.2~1.4kg71~82%より良い結果でした。
なので、これからは管釣りエステルラインタックルにはシングルクリンチノットで釣りしていこうかと思わされました。
それどころか、ナイロンラインタックル今までイモムシノットでしたけど、これからはシングルクリンチノットでも良さそうです。
PEラインタックルは、迷えるところ。
イモムシノットかなぁ?!
でも、シングルクリンチノット管釣りでは優位な方の結束だと思える結果が出たのでした。