さよなら383億円(=空港拡張費)最初で最後のジャンボが去って行く・・・
飛んでいった先は沖縄、それとも政治家と天下り役人の財布の中?
4/17(土曜)の練習後、徳島空港に来た
最初で最後のジャンボを見に行きました。
ジャンボ就航予定が無いまま税金383億円を注ぎ込んだ新徳島空港拡張工事は、予想を超える大プロジェクト(=無駄遣い)。
意味もなく建て替えられた新空港ビルに入ると、不況に苦しみながらもまじめに納税している中小企業経営者のため息が聞こえてきます。
空港整備特別会計が余っているなら、こんな無駄な拡張工事に使わず、世界的に高いと批判されている着陸料の値下げに使う良識が官僚にないのかな?
政治の上に、海外航空会社までもジャパンパッシングして韓国、中国のハブ空港へ流れていく。
別の見方をすると新空港は子供たちの良い遠足場所ですね。
いかに政治家と官僚が税金を食い物にしているかが、目で見て手で触れられるいい教材です。
来年には「税金(=無駄遣い財源)が足りない」と消費税が上げられるんですかね・・・・
■新空港ビル:なぜ税金を投入して空港ビルを建て替える必要があったの?
■展望台:空港展望台は普通の屋上にあるもの。でも徳島新空港は突き出した廊下。エアコンの利かない蒸し暑い空間!(何これ?)
●関連ニュース:
徳島新聞「ジャンボ機が初運航 新徳島空港開港記念、4月17日に沖縄ツアー 」
産経:「滑走路延長もジャンボ就航なし 徳島「阿波おどり」空港に新装」
ZAKZAK:「仕分けしろ! 空港20公益法人の“天下り”と“蓄財”」
産経:「地方空港はこんなにたくさん必要なのか?」
wikipedia「空港整備特別会計--Wikipedia」
ヘミングウェイの言葉
”今は「ないもの」について考えるときではない。
「今あるもの」で、何ができるかを考えるときである。”
それにしても何でボーイング747(=時代遅れの象徴)が来るだけで、徳島県民(私も含め)がこんなにたくさん見物に来るの?
見物人全員、無駄に使われた税金を確認しに来ていたのかな?
私が747で連想するのは映画「エアポート'75」のジョージ・ケネディのセリフ「747は世界で一番安全な乗り物なんだ」。35年前は最新鋭だった飛行機も、今は仕分け対象の生きた化石だと思うのは私だけ・・・
どうせなら本当の最新鋭機
エアバスA380が来て欲しかった。