[
株式会社MTGOX]
Mt.Goxが取引を突然止めたことでビットコインが大きなニュースになってますね。
4億7700万ドル(=477億円)相当のビットコインが消えたそうな・・・・
[
東京の大手Bitcoin取引所、Mt.Goxが民事再生法申請―85万ユニットが消える--techcrunch]
[
最大級の取引所Mt.GOXが閉鎖、Bitcoinは大丈夫なのか? (2/5)]
先日、元日銀マンの大学教授がテレビで下記のような解説をしてました。
「ビットコインは貨幣と言うよりは金に近い。
毎年採掘量が減り続ける為、それに比例して値段が上がってきた。」
この意味分かります?
「仮想通貨を採掘!?毎年採掘量が減る!?」(僕には理解不明)
そこで暇な僕がビットコインの採掘方法をGoogle検索。
主に参考にしたのが下記のページ
[
■ビットコインについて素人が思う疑問]
What is Bitcoin?
まず、ビットコインを手に入れるには2つの方法がある。
世界で50か所あるMt.Goxのような怪しい取引所を通し現金で買う。
自分で採掘する!(これが元日銀さんの話)
ビットコインの採掘とは、ブロック(=暗号の塊)をコンピュータで暗号解読して中に埋めてあるコインを掘り出すこと。
2013年には1ブロック25ビットコイン入っていたそうです。
ポイントは、
4年ごとにブロックから堀で出せるコインが半減し、かつ採掘の難易度も上がり続けること。
すべてのビットコインの
埋蔵量は2100万ビットコインと決まっていて、このままのペースだと
2140年には全てが掘りつくされる見通し。
その後は、掘り出したビットコインを流通させて使うそうです。
笑えるのが採掘(=暗号解読)に使うコンピュータ!
市販されてるパソコンでは処理能力が低く時間がかかり、掘り出すコインより電気代の方が高くついてしまい、素人が軽い気持ちで始めることは無理みたい。
ゴールドラッシュに群がる強者はありとあらゆる方法で
コンピュータの処理能力を最大化するべく軍拡競争。
[
Bitcoinマイニングはまさに軍拡競争、素人お断りの現状とは?]
上の記事によると、採掘(=暗号解読)をコンピュータの頭脳CPUではなく、より高速処理が出来る3次元GPUグラフィックボードにさせるように改良。そして、より高速処理を求め複数GPUを並列処理するマルチタスク採掘へ移行。
すると採掘額より電気料金の方が高くつくようになり、一部の採掘者は電気代が10分の1のインドネシアへ引っ越したそうです。
[
Bitcoin発掘には、電力だけで毎日15万ドル費されている]
ちなみに、ビットコイン暗号解読専用の採掘コンピューターまで売られています!
下の専用コンピュータは150万円。
液体窒素で、超電導で、専用プロセッサで、超高速計算が出来、かつ消費電力が低いそうな・・・(アホちゃうか!)
[
液体窒素生成装置付きBitcoin採掘マシン、Frostbitのお値段は1万5000ドル]
後、暗号解読専用LSI開発中と金を集め、そのまま持ち逃げした詐欺事件も起きてるようです。
[
改造バカもMt.Gox使ってました! コイン盗難にもあった!]
[
ビットコイン採掘--CryForTheMoon]
とにかく、今回Mt.Goxが無くした(=持ち逃げかも)4億7700万ドル相当のビットコインですが、もともと超怪しい代物みたいです。
テレビのインタビュに答えてた被害者にも同情出来ませんね。
怪しい人が怪しい連中に現金を預け、代わりに怪しいコインをもらい、結局その
コインは
木の葉っぱだった・・・・
葉っぱが
金に化ける上勝の「いろどり」だけですよね!
この騒ぎをモチーフに映画「人生、いろどり2」を作っては?
監督はもちろんマイケルムーア。
彼の「キャピタリズム~マネーは踊る~」は私の好きな映画なんです。
渋谷が舞台の面白い作品になるはず
マイケル・ムーア監督『キャピタリズム~マネーは踊る~』トレイラー