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秋の白馬岳 vol1

2008-10-07 16:34:03 | 5 山行報告

 数年前より白馬から雪倉岳、朝日岳を経て栂海新道で日本海、親不知へ抜けるコースを歩いてみたいという望みが今回ようやく実現することになった。
夜行きたぐにを糸魚川で下車大糸線で白馬に到着。夜半からの雨は小降りになっているものの、先日の大雪渓崩落事故の件があるので雪渓が使えるかどうかが気になる。電車の中から、白馬駅から猿倉の小屋に電話をかけて入山禁止の警告がでていないかを確認する。だめなら栂池白馬乗鞍からアプローチと思っていたが、電話のようすでは大丈夫そうだったのでタクシーにて猿倉に移動。

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(猿倉で完全装備)

雨足は下界に比べるとやや強い感じの中レインウエアに身を固め雪渓に向かって歩き出す。

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(雨は上がりそうやなあ)

白馬尻で休憩と補給をしている間も雨はやみそうな、やまなさそうな‥昨夜からの雨で沢は轟々と音をたてながら流れおちていってる。

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(轟々と流れる沢)

以前、といっても10年ほど前にもこの時期に訪れたことがあるが、そのときは確かすぐに雪渓が見えたはず?ガレ場がしばらく続きやっと雪渓がでてきたものの以前に比べるとかなり後退し狭くなっている。

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(以前ここらは雪渓歩きやったのに)

縦方向の亀裂というかクレバスはかなり危険なニオイをプンプンさせている。この時期でも葱平までは雪渓が堂々と横たえていたけれど、今日は数箇所で雪渓が寸断されており地面が露出している。

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(もう、危険路の部類やな)

葱平に登り上る所の雪渓の切れ目は今や大滝と化し大量の水の塊を雪渓の中へ流し込んでいる。

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(巨大な)滝といっても差し支えない)

葱平に上ると所々に滝が現れ登山道にも川のごとく幾筋もの水が流れ、沢登りさながらの態となる。

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(稜線もかなり近いのに水がどんどん流れている)

その地帯を過ぎると稜線が近づいてきたのか、いよいよ吹き降ろしが強くなりまともに歩けない、また止まるとその風でみるみる体温を奪われていく。

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(小さくなった大雪渓全貌)

3時過ぎに白馬山荘に到着し、受付を済ませ乾燥室にすぐさま飛び込んだ。

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