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AI× 七色Life +α

Life with baby★ Joys for Dreams come true

風の谷

2006-08-22 | Ade→Alice→Cairns
~この日、私は以下における事を後悔していない~

●私はUluruに登らなかった。

●この地で写真を撮らなかった。






さて。 朝。
SUN RISE


昨夜は寒くて眠れなくて、
なんせ氷点下の星空の下 寝袋ONLY
3時頃 フラフラ 体あっためにシャワーに出掛けた。
そしたら同じツアーの優しい人が「大丈夫?眠れない?」って
あったかく眠れるように 火をおこしてくれた 

寝袋を火の近くに移動して。 心もあったかいよー 




 朝 ディンゴの遠吠えで起床 

で、SUNRISE!
キャンプ場内にある丘に登る。
ココってば ウルル・カタジュタ両方見える絶景ポイント

ゆぅっくり ゆぅっくり・・・
 空が色を変える 

と 浸ってる間もなく 次は早朝登山 めくるめく。



 風の谷へ 

最高に気持ちがいい。
ナウシカの舞台と言われる地。
ヴィデオで見た そのままの景色を発見した☆
半円形の赤い山が ポコポコ並ぶ ▲▽▲▽▲
その間を吹きぬける 柔らかい風~
その風に乗って 翼を動かさずに優雅に空舞う鳥達 

VIEWポイントに着くまでの間、来た道を何度も振り返る。
さっき見た山を少し違う角度から見るだけで まるで違う山に形を変える。

カメラ見ると 「同じ写真 何枚撮ってんだよ。。」って思うけど、
実際は山の色もどんどん変わって 全く違う山の色合いを撮ってるのよ
レンズ越しじゃぁ伝わらぬ あぁ自然の驚異、なんたるや



【Mt,オルガ】 ドライバー兄ちゃんが真剣顔でペットボトルレクチャー。

昔、ここには それはそれは大ーっきなmountainが1つあったとさ。
しかし大雨が降り
山は崩れ、周辺への土石の流れは広範囲に及んだ。

まず山の下部分に 崩れた大きな岩だけが集結して固まり
数箇所に 中くらいの山々が作られた。

これが カタ・ジュタ = Mt.オルガ 


その後、水の流れにより 細かい石・砂だけが
もっともっと遠くに流されたが、
やがて ある地点で流れが止まり、
小さい石・砂が積み重なって山を形成した。

これが Uluru 

だからカタ・ジュタは表面が粗く、大きい岩がボコボコしていて
ウルルは砂や細かい石から形成されてるから ツルツルなんだね 
ウルルは元から一枚岩なのではなく、
流された小石や砂が堆積して形成された山って事です I got it!


山の谷間から 緑の山々を望む。 Cheaper! 涼し~




 午後。 来ちゃったね ハイライト  Uluru 

登るか 登るまいか

激しい討論がブレイン駆け巡る。
アボリジニーは登頂を快く思っていない。
山頂は風が強く 多くの人が風によって、又はツルツル岩で足を滑らせ命をおとしているからだ。
命をおとすと その人の家族や友達が悲しむからだ。


同時に Uluru登頂するのは 日本人が圧倒的に多い。
『できるだけ登らないで下さい』 『撮影禁止』 の看板も 英語の次に日本語で書かれている。
日本人は宗教色が薄いので 他国より思想の尊重に疎い為だと思うが、
公共のマナーを最も守れないのは日本人だと遠まわしに言われている。
日本人としては 悲しい現実だ。


登頂・・迷いながら葛藤しながら、ぅーん・・

 登頂の前に まずはUluru周囲をみんなで軽く歩く♪
昔 女性が出産の時に使っていた穴や儀式の際の穴。
日陰は土が焼けていないので 山の日陰部分は まだ元の砂の色(灰色)のままだ。

出産後 未熟児だったり 力のないBabyは 山から下に投げ落とされ
ディンゴの餌になる。
出産で力を失くしてしまった女性も同様だ。
その当時の意識がまだディンゴに残っている為、
今日でもディンゴの凶暴性は消えていない。

力強い女性と子供の為の土地。 それがUluruだ。
ちなみにカタ・ジュタは 神聖な場所 for Men㊚



Uluruに迫ると、木々が生え 木漏れ日の下 涼しくなってくる
特に神の力を感じる場所があった。

Uluru 直下の 水溜り である。

Always 炎天下の為、周囲の木々は黒く焦げているというのに
その場所だけは 常に水が溜まっている。
どこからも沸き出ていないのに。
ただただ 水だけが 枯れることなく存在している。

その場所に着くまでの約30㍍、私達は音を立ててはいけない。話してはいけない。
鳥と風の声に耳を傾けるのだ。
赤く焼けた土、木々の緑、そこにただ在る水の青。


大地の力を感じた。


自然に身を任せるアボリジニーの思想を尊重しようと、すべきだと思った。

Uluruに登ってはいけないと思った。



だから Uluru  登らずに、周囲9.4㌔ 歩いたの just walking

平均3時間かかる所、半分の1.5hで歩いてやった! してやった
それもこれもあれも俺も 飛行機パパのおかげ
パパ歩くの速い速いっ
パパに負けないよう 頑張って競歩で喰らいついて歩く
目標物があるって素敵な事ね

たった1時間半のwalkingだったが
そびえ立つUluruは様々に その彩りを変えた。
岩の裂け目も 数歩歩けば不思議な空界に形を変えたり
どの角度から見ても 色ぐはし


何度も見惚れる。

青く蒼く藍く 色を変える空と
赤い朱い紅い Uluruのコントラスト


 ばっふほぅっ
上記、なんて安っぽい言葉だろう。 上記ポエム、焼却炉行きー


とにかく見て感じて欲しい。
六感全てが 喜んで研ぎ澄まされるから ハイ 喜んでー♪



最後、走った
前行くパパと云う目標物を追い越したくて。

抜かした。
 ゴメンネ パパ

次に女の子2人が見えた。

抜かしたくなって。  抜かした。


次々と新しい目標物が生まれてきて、単純に楽しい。
こうやって常に目の前の目標 着々とクリアして
WH生活充実させなきゃって 再確認したよ。 こんな時に。
こんな時、負けず嫌いの自分が好きになったりするょ



みんながGOALするまで 日陰ベンチで一休み。
その時、日本人の声がUluruに反響した。
「マジ風強いんだけどー」 「っていうか超コワーイ」

・・・・恥ずかし。



Uluru頂上まで登った 武田氏と多趣味イタリアred boyが下山。
すかさず問う。 「どどどーだった!?」
撮ったばかりのデジカメpictures見せてもらった。 IT革命万歳。
頂上はすごい風で吹き飛ばされそうだって!
人っ子一人くらいの(150㍍)UP DOWNが
ボッコボコしていて 歩くの大変なんだって!
ボコボコ過ぎたら 平面がずーっと続いていて
世界の中心には 方角を指す銅板があった。

イタリアンBOYは 2年前にもUluru登頂経験あり、
その時に自分で積んだ石が まだ残ってたの
やや崩れてた部分を修復して、達成感に満ちた顔で下山してきた。


 世界の中心・・ ・・かぁ。。 羨ましく思った。
けど自身を後ろ目で見続けたくはないので
私は自身の行動に 世界で一番満足した。



 今やもう BUSのメンバー皆が心一つになっている
それぞれがUluruを自分の方法で楽しみ、
大満足顔で帰路につく。

途中、ドライバー兄ちゃんが「プレゼントさっ」って僕等を下ろした。
アボカドやフレンチDipsとクラッカーが用意されたテーブルで
 最後のSUN SET 

今までで一番 赤く紅く焼けた色したUluruを 絶好の地から眺める。
赤と青と自然の全てを感じるAUSの中心地。

もう一度来たい  もちろん思った。叫んだ。
でも今の気持ちを越える事はないだろう。
それなら違う地に足を運ぼう。
もう戻る必要はない。 何もかも満たされてるから。
進行方向、女一本道
足跡だけ残して 進んで行きます 前へ前へ

SACRED AUS!!  私、オーストラリアが好きです。

KINGS CANION

2006-08-21 | Ade→Alice→Cairns
朝5時起床 SUN RISE 見ます

KINGS CANIONにて!!
赤土と地層がなんともっ◎
写真で撮ると全て同じ様な景色に写るのがもったいない!!
とにかく来て 見て 感じて 赤い大地

水の補給は忘れずに。
15分に1回飲まないといけないのですと。 ん~ごっくっく。

赤い岩山を登った登った 朝6:15~
かすかに明るくなってきたけど まだ日は昇らず。
途中キレイにスパッと割れたガケを眺め、
どこを見渡しても芸術色の赤い大地を ひたすら歩く。

サンライズー! 出たー
でもSUN RISE前に気分は最高潮で
昇る瞬間だけでなく ANYTIME感動クライマックスだった。


頂上でみんなで語り合い。

下山の時食べたリンゴが甘くて最高だったねー


まだもうちょい山登りたい! けど移動しなキャー

次目指すは・・ ウルルー
へえ~ 近くで見るとこんな感じなんだぁ~
しかもウルル見ながらランチ
やっぱなんだか味が違~う おいC~


と思ったら それはウルルではなかった。なんじゃそらー
Mt.CONNERと云う 平べったい紛らわしい山だった▲
しかもMt.CONNERを「AROUND CORNER」と聞き間違い、
『ウルルの端にいるんだぁー』と固く信じきっていた。

そしてウルルリゾート寄って、みんなが土産物見てる間
コッソリ抜け出し、飛び出し、近くの丘登ったピョーン
ちょっくら小高い丘。 でもそっからUluruが 最高キレーェに見えた
秘密でビール持参して 頂上で・・ゴクッ

くっは~ 

一緒に登ったおばちゃま達とトーク。
ウルルの上をヘリコプターぶんぶんツアーですって☆ セレブンブン


 今夜泊まるキャンプ場着 
近くのプールに行く!!って事んなりまして。
ドライバーの気分で予定がコロコロ変わるので
みんな臨機応変に急いで水着にお着替え。
プール! ついたー!!   徒歩2分で。
しかし これは、、、氷水
欧米人はみんな飛び込む! AIは足だけ。 ちめて。
こんな寒寒プール無理無理
入れない 入れない 入りた~い ドーン
このお日様カンカンHOT&ドライairの中でのプールが たまらん


午後はウルル間近のアボリジナルculture centreへ
行く途中 周囲を巡りながら
「こっちからのツルツル角度が好き でもやっぱこっちからのデコボコ角度の方が味があって好き」って。

アボちゃんについて色々学んだ。
アボちゃんには高級デザートとされているHoneyAnt。
(美味しんぼAUSデザート対決参照)
エミュー・ディンゴの鳴き声。
Uluruは女の象徴。 カタ・ジュタは男の精霊の力が強い事。
そしてウズウズしてきた私はカルチャーセンターから また飛び出た。


目の前に立ちはだかる 世界の中心 Uluru。
なんだろう。
「大好き!」って叫ぶよりは 大いなる自然への感謝の気持ちが込み上げる。
ウルルの裂け目 ひとつひとつに精霊が宿っていて
その裂け目がある事によってウルルは完全なツルツル一枚岩ではなくなっているのに
裂け目こそが美しいと思わせる程
美しく聳え立つウルルに思考を奪われ POWERをもらった。

明日はもっとウルルに近づくの。
今日はもうキャンプ場に戻って キャンプ場の丘でSUNSET拝みます with
ここからはウルルとカタジュタ両方見れちゃうの


キャンプ場戻ったら MY憧れポルトギッシュFAMILYのMOTHERが
ビーフベジタブルチリソースカレを作ってくれてた
どこの世界も母の味は GREAT


で、その娘たちも普通に3ヶ国語以上話せるワケよ。
なんせパパが航空セキュリティー会社に勤めてて
一年に120回世界飛んで回って、
世界ってモンを知ってる素敵パパなのよ

 パパから教わった about Airplane 

 なぜ飛行機は飛ぶのにゃ?
 飛ぶ時に羽の上にかかる圧力より羽の下を通るプレッシャーの方を強くするから浮くのさ。
それが浮力ってヤツなのさ。

 時速何㌔で飛ぶの?
 前足が浮く瞬間が時速140㌔に達した時。
        全機体が浮くのは時速180㌔に達した時さ☆

 緊急時はどうやって逃げるの?
 1分につき90人逃げられるよう、前後にあるEMERGENCY DOORから避難経路を確保するのさ☆


他にも沢山ね、飛行機の質問するとパパが子供のような目ぇして嬉しそ~うに説明してくれるの♪
娘たちはファッションの話に夢中。 どこの国も同じですにょー


あと多趣味のイタリア人!
建築とバイクと写真と音楽とダイビングと・・・
何の話しても奥底まで食いついてこれる実力の持ち主。

そして太ッチョ彼女とベタベタ彼氏と女友達1人という
微妙な三角関係で参加した3人。友情・恋愛のスクランブル。

結婚3年目のBEATYナース妻とトム・ハンクス似の夫。


夜はキャンプ場散歩
星空の下でみんなで寝袋キャンプ
今夜はトレーナーにダウンに帽子に首マフラーにくつ㊦3枚で寝るのですょ

Just the Centre

2006-08-20 | Ade→Alice→Cairns
朝 アデYHAから タクでairportへ。
fromギリシャのおっちゃんタクドライバーと話弾む about パルテノン神殿、ギリシャ戦争、ローマ帝国。

コーシー飲んで軽く朝ご飯のトマトエッグトーストと
初ベジマイ・・・トー!!!

あーー!! セレブakikoさーん!!
彼女SYDNEY行き飛行機に乗るところ。
AIは25番ゲートでアリススプリングスに行くトコロ。
いやぁ 世界ってホントに狭いですよねー



ALICE SPRINGS 到着

12:30にWAYWARD BUSが迎えに来るから
それまで久々の I LOVE半袖で空港周辺お散歩~

気持ちE~ DRY~ 気持ちE~ 来なE~・・

来ない。。 BUS
10分待って TELしてみた。 「待ってて下さい」 と。

40分待って TELしてみた。 「アナタに出来る事は 待つ事のみです」 と。

普段あんま動揺することない私が不安になってきた。


BUS来た 笑顔の若者ドライバー
この男が今回のツアーのキーマンとなろうとは、こん時は思わなかったなぁ。


AIRPORT離れた直後 赤ーーーーい!!

すぐさま広がったAUSの赤い大地!! 360°RED
ひたすら赤い大地 時々 牛
ラクダ飼ってるガソリンスタンド。
ぐーたらカンガルー(飛ばない。徒歩で歩くオヤジカンガルゥ)
エミュー。

 カンガルーの名前の由来
 白人入植者が初めてカンガルーを見た時に
 アボリジニーに「あの動物は何?」って訊ねたトコロ、
 アボちゃんは言葉が分からず、
 アボリジニー語で『意味が分からん』という意味の
 「カンガルー」と言ったのが そのまま名前になったのです。


延々の赤い大地にみんな飽きてたけど、
あたしは感動しっ放しだった
途中いきなり下りたと思ったら
今夜のキャンプファイヤーの大木拾いタイムです
「一番おっきな幹を拾ってやる!!」ってみんなと競争したの。
結果バッチグー
おっきな幹担いでみんなの前登場。
「負けず嫌いやなぁ~」って言われたわ★

どんどん西へ向かってるから ゆっくりゆっくり空の色が変わってく。
左を向くとオレンジと水色のグラデーション。
右を向くと青と紫のグラデーション。
虹とも違うそのカラーバリエーションが
次第に 銀河駆け巡る星空へと変わった
内モンゴル・シルクロードの満天の星空とは全く違う星の配置
南十字星さえもどこにあるか探せない程無限の星。

みんなが夕飯ミートソーススパゲッチュを作ってる間、
一人で星空ずっと見上げてた。
少しずつ少しずつミルキーウェイの位置が移動していく。

テントの中に寝袋はって ダウン着て就寝
靴下2枚じゃ寒くって、明日は靴下3枚予定です

アデ ばっろさ

2006-08-18 | Ade→Alice→Cairns
Barrosa Valley

BUS YHA前到着
そして街を出た途端、BUSからワイナリー田園が広がった。

絶対日本中どこも存在しない 広大な田園。
地平線の その先まで ずーーーっと ぶDo-

でも今は収穫も終わって 次の木が出てきたトコっていう
中途半端な時期で、ブドーちゃんの背は ちっちゃい前ならえ

もしかしてコレってぶどう畑をみましょうツアーなんじゃないかぃ?って言う程
ひたすらバスを走らせた頃到着したのが ワシのマークのワイナリー

「WOLF Woods」って感じの名前のValley.
一箇所で8杯飲んだかなー

そこで知り合ったのが AKIKOさんっ 
なんといっても DV
初めて聞きます real どめてぃっく いおれんすストーリー。

家庭内暴力による 離婚調停前なんスよ。 旦那は医者。
白金台に住み、今回の旅行も旦那のマイル関係で渡航代タダで来たんですと。
友達もうらやむセレブ生活。
趣味づくしの優雅なlifeだったんですけどね、
旦那が着々と本性表し、暴力止まらず

次の日になると
昨日はホントごめんね。オレ仕事一杯イッパイでどうかしてたよ」って
本気で謝ってくるから許してきちゃってたけど
毎晩のDVに耐え切れず、
セレブ生活を捨てるのは惜しい! が、
悩んで迷って 離婚に踏み切った。

ってぇワケなんですよねー ナイス ジャッジ!!


そしてランチは カンガルー肉~

食べちゃった~
ジューシー過ぎず、歯応えソフトで 大合格!!
美味しんぼ作者がAUSに住んでるワケを舌で理解することができるで賞

そして風の街ルーラを通りすぎ、もう一軒ワイナリー寄った酔った。


夕飯は赤ワインとBIG肉