『あの空をおぼえてる』プレミア

2008年04月08日 00時15分16秒 | Movie
またしても『あの空をおぼえてる』の試写会へ。
映画はすでに見てますが、今回のはプレミアということで
出演者&監督の舞台挨拶つき。

つまり、生で竹野内豊を見られる!

というわけで早めにスタンバイ。
どうせだったら間近で見たい。
指定席券引き換え開始よりもだいぶ早く会場へ。

しかし。

ここからいろんなことが起きたのでした。
かなりの長文、ご勘弁を。

まず、指定された会場へ行ったものの誰もいない。
プレミアジャパンの貼り紙はあるけれど
指定席引き換え場所についての表示が何もない。
近くにいた会場のひとに聞くと「まだ早すぎる」とのこと。

本人舞台挨拶つきで行列がないのもおかしいと思いながら
会場の別の入口へ行ってみることに。
そこにあったのもさっきと同じ貼り紙のみ。
誰かに聞こうにも誰もいない。

たしかにだいぶ早かったし…と思い
疑いながらも入口が見える場所でお茶しつつ待機。

しばらくしても誰もこないのでさすがにおかしいと思い
歩き回って会場のインフォメーションセンターへ。
すると「あちらに行列ができてます」。

なにっ!

行列があったのはさらに奥まった場所にある入口。
先頭集団はレジャーシートや折りたたみ椅子持参で参戦!

しまったぁ!と思いながら慌てて列に加わり
近くで「最後尾」のプラカードを持つ係員に抗議してみた。
せっかく早く到着したのに!

係員は「上の者に聞いてきます」と消えた。
そして登場したのは責任者だというサワダ。(たぶん20代の男性)
人を小ばかにしたような態度&物言い&ケンカ腰にカチンときて
「ケンカ腰ですか?」と言ったら(わたしもおとなげない)
「ハイ」と首をかしげたままにらみつけてくるサワダ。

おい!

いくつかのやりとりの後、「少々お待ちください」と消えるサワダ。
30分以上、放置。
(その間、サワダは何度かわたしのそばを通り過ぎるくせにシカト)

別の係員の情報により、このサワダもバイトであることが判明。
バイトが責任者ってどういうことだ?

結局、「わかりにくくて申し訳ありません」で片付くものを
バカなサワダのせいで収拾がつかなくなり
あきれたおばさまの「もういいんじゃない」のひとことでとりあえず落着。

しかし。
こんな低能なバイトが責任者をするぐらいだもの
これだけでおさまるわけがない。

時間になり、先頭集団から指定席券と引き換えがはじまって
外に出てくる人たちの様子が…おかしい。
「いい席とりたいから早く来たのに!」とか。
座席を確認しあいつつ、全然納得していない様子。

ちらっとのぞくと、そこには「10列」の表示が。
そしていざわたしが引き換えてみると「6列」。
わたしの後ろに並んでいた人は「10列」、その後ろは「14列」。
さらに、わたしたちのだいぶ後に引き換えた人が「5列」。

これじゃ納得できなくて当たり前だよ!

知らない人同士も一緒になってブーブー文句を言いつつ
わたしはさっきのサワダとのバトルで疲れてしまったのと
これ以上、あの低能な人たちに何かを言ってもムダだというのと
自分が前のほうだったので(スミマセン…)
さっさとカフェに移動して開始時刻までの時間を過ごしました。

はー、長かった。
試写会にたどり着くまでが長かった。

今回の運営会社がどこだかわかんないけど
学生だって仕切れるような人数にパニックを起こしたり
どう考えても段取り悪すぎだろうということをやらかしたり
そんな低能なバイトを責任者にするなんてことはやめていただきたい。
せっかくの試写会が台無し。

肝心の舞台挨拶はあまりの近さに友達大興奮。笑。
(6列目とはいえ、4列目が最前列でプレス席だったので実質は2列目)
カッコよかったー。

サワダとのバトルも
指定席券との引き換えの段取りの悪さも
今まで経験した試写会のなかでダントツだったけど
それらすべて吹っ飛ぶような心地。

はー。

ちなみに映画は約2週間ぶり二度目にもかかわらず
同じポイントで大泣き。笑。

ちなみに空席が結構目立ったんだけど(関係者席以外でも)
行きたいっていうひとはいっぱいいたと思うんだけどな。
もうちょっと当選の数を増やしてもよかったんじゃないかと。
そういうのも含めて、今回は運営サイドが最低でした。

でも映画はとっても素敵なのでぜひ。

『あの空をおぼえてる』

2008年03月18日 01時23分51秒 | Movie
竹野内豊のひさびさの映画。
(『冷静と情熱のあいだ』以来7年ぶりらしい)
交通事故で娘を亡くした家族のお話。

舞台となるのは「ある田舎」。
両親と兄と妹、そしてゴールデンレトリバーの4人と1匹。
絵に描いたような「理想の家族」。
家には木のぬくもりがあふれる家具や小物やキルトの雑貨。
庭にはツリーハウスと大きなブランコ。
リアリティがないのはおとぎ話らしさの演出かな?

物語の中心になるのは生き残った幼いおにいちゃん。

健気で
愛らしくて
いじらしくて。
見ていて胸が痛くなった。

わたしは映画を観て泣くことってほとんどないのだけれど
この映画は泣きました。

劇中で使われる写真もとてもきれいで
「しあわせな家族の時間」を切り取った感じがよく出てました。

日本の作品でありながら
感じるのはどこか別の国のお話のような不思議なノスタルジー。
あとで原作が海外のものだとわかって納得。
おとぎ話として見るといいんじゃないかな。
平井堅の主題歌も素敵。

泣いたとはいえ、悲観的な涙ではなく前向きな意味での感動。
じーんときました。

『うた魂♪』

2008年03月11日 00時50分20秒 | Movie
試写会に行ってきました。
今回の映画のテーマは「合唱」!
これは見ないわけにはいきません。

主演は夏帆。
彼女の役どころがすごくカワイイ。
自分ダイスキの自意識過剰っぷりがコミカルでキュート。

それにゴリ!
そう、ガレッジセールのゴリ!
彼がなんとヤンキー高校生役!笑

すごくおもしろい映画でした。
コミカルでキュートでのほほんでさわやかで。

2001年「シンクロ」(『ウォーターボーイズ』)、
2004年「ジャズ」(『スウィングガールズ』)、
2006年「フラダンス」(『フラガール』)、
2008年は「合唱」!というのがキャッチコピーみたい。

でも合唱って地味だからなぁ。笑。
たしかに『スウィングガールズ』に通じるものはあるけど
感動作というよりはやっぱりコメディかな。

わたしは特に合唱部だったわけではないのだけれど
いまの自分と重なって親近感もわいた。

そうそう。
歌っているときの顔って
たしかに「産卵中のシャケ」かも!!!笑。

『犬と私の10 の約束』

2008年03月05日 23時57分04秒 | Movie
前に予告編を見て
ぜひ見たいと思っていた映画、『犬と私の10の約束』。
さっそく試写会で見てきました。

ゴールデンレトリバーの仔犬のかわいらしさに
冒頭からノックダウン。

あの丸っこい足!
愛嬌たっぷりのしぐさ!
ぽってりとしたからだつき!

なにもかもがかわいらしくて
桜の花や海岸の風景もやさしくて
映画全体があったかい空気に包まれていました。

上映時間の1時間57分はあっという間。
ベースとなった『犬の十戒』はずいぶん前に本で読んだことがあって
だからストーリーの最後は想像がついたけど
それでもジーンとくるものがありました。

動物を飼っているひとだったら
余計にいろいろ感じるものがあるんじゃないかな。

豊川悦司のお父さん役もよかったし
クスッと笑えるシーンもちりばめられていたし
すごく素敵な作品だと思います。

動物、特にわんちゃん好きな方にはぜひオススメ。

『ジャンパー』

2008年02月27日 23時52分08秒 | Movie
お友達に誘ってもらって試写会へ。
数年前に話題になった『Mr.&Mrs.スミス』の監督の最新作、
『ジャンパー』。

テレポーテーションの能力をもつ主人公。
その命を狙う謎の組織。
世界各国を舞台にしたSFアクション。

主人公が瞬間移動する場所のなかに日本も出て来るんだけど
地下鉄の出口は銀座なのに振り向いたら渋谷だった。笑。
日本人しかわからない間違いではあるけれど
妙に気になってしかたない。
(チラシによれば設定としては渋谷が正しいらしい)

アメリカとかイギリスとかフランスとか
ほかの国の地理はわからないけれど
同じように「ありえない」作品っていっぱいあるんだろうな。

『Mr.&Mrs.スミス』同様、アクションを楽しむ作品。
テンポがいいから時間がたつのがすごく速く感じるし迫力も満点。

一方。

「え?これでいいの?」とか
「それはわかったけどこっちはどうなったの?」とか
「それが許されちゃっていいの?」とか
ツッコミどころはわりと満載。

でも、そういうのも楽しみのひとつだよね。

『母べえ』

2008年01月23日 00時11分44秒 | Movie
試写会で観てきました。
山田洋次監督の作品、『母べえ』。
主演は吉永小百合さん。
昭和15年の東京を舞台にした家族の物語。

上映前の解説ではかなりの感動作ということで
会場ではすすり泣く声も聞こえたけれど
わたしはまったく泣けませんでした。
でも、素敵な映画だと思いました。

ストーリーは大きな波があるというよりは
日常が静かに淡々と丁寧に描かれているという感じで
そこに吉永小百合さんの凛とした雰囲気がピッタリ。

すごく心に残るシーンとかセリフがあったわけではないけれど
後味のよさを感じました。

母親って強いなぁ。
そして気高い。
特に昭和の母ってなんであんなにまっすぐなんだろう。
いや、今もそうなのかもしれないけれど。
あの時代がそうさせていたのかもしれないけれど。

それにしても
わたしってなんで映画で泣けないんだろう?

『銀色のシーズン』

2008年01月09日 01時16分30秒 | Movie
お友達に誘われて
ひさびさに試写会に行ってきました。

『恋空』をみたときに予告編が流れていた『銀色のシーズン』。
雪山を舞台にした映画で主演は瑛太。
『LIMIT OF LOVE 海猿』の監督さんの作品らしい。

「雪猿」って表現からレスキューの話かと思ってたけど
単に「スキー場で好き放題やってる暴れん坊たち」が主役。笑。

ダイナミックなスキーのシーンを見ていたら
わたしもスキーかスノボに行きたくなってしまった。
しかも滑れるような気がしてしまった。
…って、それは明らかに錯覚なんだけど。笑。

ストーリーは軽いというか薄いというか
ありえない設定だったり展開だったりするんだけど
それでも許せちゃうのはやっぱりスキーのスケールなのかなぁ。
映画ならでは。

コメディ要素もたっぷりで笑いどころも盛りだくさん。
特に脇役が個性的でおもしろい。
あははーって軽く笑えるユルい感じ。

青木崇高(NHKの朝の連ドラに出てる若手)が完全に三枚目役で
設定はなんかいまいちよくわかんなかったけど
そのユルさ加減とやわらかめの関西弁がよかったな。
笑いを誘うシーンも爆笑というよりあははーって感じ。

残念だったのはラストシーン。
「え?これで終わり?」的な終わりかた。
どうせだったらもっと「ありえない」ラストでもよかったんじゃないかなぁ。

関係ないけど
瑛太がアップになった瞬間、成海璃子と似てると思ってしまった。

…気のせい?

『恋空』

2007年11月13日 01時47分45秒 | Movie
最近やたら耳にするミスチルの「旅立ちの唄」。
主題歌に惹きつけられるように見た映画、『恋空』。

もともとはケータイ小説らしいと知って
きっとお決まりの展開なんだろうなー、と思っていたら
まさに予想を裏切らないストーリーだった!
見ていて不安になるほどに。汗。

「ここで泣いて欲しい!」っていうポイントもあからさまで
正直、引いた…。

ターゲットにしてる年齢層が低めなのかな。
(恋に恋するお年頃がターゲット?)
現代的というか俗っぽい。
でも妙にきわどい描写があるというか背伸びしてるというか。
取り上げられてる重いはずのテーマが薄っぺらい。

オトナが見るには陳腐。
コドモが見るには微妙。

でも、人気あるんだよね?
感動作なんだよね?
クチコミ見てもあちこちで絶賛だし。

…わかんないや。苦笑。

20代とか30代とかでこれを見て
感動したと言っているひとがちょっと心配になる。汗。

『SAYURI』

2005年12月12日 02時00分09秒 | Movie
ひさびさに映画を観てきた。
昨日、日米同時公開となった映画、『SAYURI』。

けっこう期待していたのだけれど、正直、びみょー。
映像は綺麗だし、外国人が好みそうな日本描写ではある。
けれど、いろんな意味でツッコミどころ満載。

英語にできなかった言葉は日本語のまま使われているけれど
その意味は外国人にはわかるのか?とか。
もうちょっと英語がうまい子役はいなかったのか?とか。
ほかにもいろいろ。

そんな中、桃井かおりさんはすごかった。
渡辺謙さんもカッコよかった。
あとは…舞の海かな。笑。