蜥蜴座の夜

Bar NudEとYASUSHI 03のありさま

酔いどれ詩人になるまえに

2007年10月02日 | 蜥蜴座電影
酔いどれ詩人になるまえに

先日から酔いどれ付いているこのブログ。。。
最近観たい映画が全然ない!と思ってた矢先に03の五感すべてに襲い掛かってきたこの映画。
『酔いどれ』『詩人』『ブコウスキー』そして『マット・ディロン』
劇場で見た予告編からも漂う気配は、久しぶりに03の海馬へ永遠に記憶させるであろう作品との出会いを感じずにはいられないものでした。

チャールズ・ブコウスキーの自伝的なこの映画は以前にもミッキー・ロークが演じた『バーフライ』やブコウスキーの原作の映画化リュック・ベンソンの『冷たく冷えた月』などがあるが今回の『酔いどれ詩人になるまえに』も他の2作品同様素晴らしい映画に違いないっ!

『酔いどれ』『酔っぱらい』などのキーワードの映画に駄作なし!
音楽でもそうだけど03は異常にタイトルにコダワル。ジャケットにコダワル。
言葉の持ってる世界観が伝わってくると奥行きを感じて映像や情景が次々に頭に浮かぶ。
イメージの連鎖を誘発させる作品は素晴らしい。
昔から大好きな映画『聖なる酔っぱらいの伝説』という映画も観る前からポスター(ジャケット)の持つ世界観と映画のタイトルが見事に合致していた。さらに観終わった後もタイトルにもポスターの世界観にも負けない映像美とストーリーが存在していた。



03にとっていい映画は落語と似ている。うまい噺家が酒の噺をやると必ず飲みたくなるみたいに、現実と行動をリンクさせたくなってしまうシーンがある。

異常に酒が飲みたくなる映像と町並み。今は無き狸小路の小さな映画館を出て、まだ陽も高い夕方に近くの『米風亭』でひとり酒を呑んだ23歳くらいの03、初めての昼酒の思い出である。


11月の公開が待ち遠しいのであります。
詳しい内容は公式サイトを冒頭にリンクしてあるので見てください。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ブコウスキー (ワタ)
2007-10-02 19:20:55
BUKの小説に取り憑かれた様にハマったのがちょうど10年前。今回の映画の予告を観て間違いないと確信しました。日本語タイトルって酷いのもありますけど、これは最高ですね。早く観たい。そして、待ち遠しい。

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Unknown (kana)
2007-10-02 23:04:17
ふ~ん…
物覚えの悪い私はタイトルで本や映画を探していくのも一興かもしれないと思いました。。
月シリーズとか、川シリーズとか…。時間がいくらあっても足りないか(^^;
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Unknown (03)
2007-10-04 13:31:16
>ワタ
ブコウスキー的人生を送る君は早く観たい気持ちがわかるよ!また観た後こってり肴にして飲みそうだね。

>kana
川シリーズ。。。。これは行った方がいいかもだ。。
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