めそのたわごと

夢の場所へ 揺られながら 汽車に乗って

★ENTERTAINMENT★

2006-06-02 16:18:09 | cinema
9月に劇団四季コーラスラインが仙台に来るそうです!
むっきゃ~絶対行きたい
というわけで目下親を説得中です
母親が言うには
コーラスラインは映画で観たイメージが強いから
ああいう外国人のすらっとした体型じゃなきゃイヤ

それならブロードウェイまで連れてってください
と言いたいです
まあそんなお金も語学力もないわけですが・・・・・・
更に残念な情報が・・・
四季の会会員割引が利くのがたった二日分だそうです
しかも水曜(昼)と木曜(夜)らしい・・・
よりによって木曜ですか・・・・・・
なぜ?なんでそんなにケチなのよ~

最近観た映画の話
プロデューサーズ
 最低のミュージカルをプロデュースせよ!?1959年のニューヨーク。落ちぶれた大物演劇プロデューサー、マックスの事務所に会計士のレオが訪れた。帳簿を調べたレオが、ショウがこけたほうがお金が儲かるという摩訶不思議な事実に気づいたことで、マックスのやる気が充満。レオを巻き込み、大金をせしめようと、初日=楽日を目指す史上最低のミュージカルのプロデュースが始まった!そしてまたとない史上最低の脚本「春の日のヒトラー」が見つかる。傑作ミュージカルの映画化で話題の本作だが、実はもともと映画作品。
 確かもう3週間くらい前ですが、今週で最後!というわけであわてて観に行きました。こういうのって大好きやっぱりミュージカルっていいね~期待を裏切らず、ちょっとブラックなところもありで、最高に楽しめたデス。
 予告編でやっていたレントというのもおもしろそうでした。レント=rent(家賃)。家賃も払えないような若い芸術家たちが、病気や困難を抱えながらもこの瞬間を強く生きたいと願い、共に歩む1年の物語。元はオペラ『ラ・ボエーム』を題材にして舞台をニューヨークに移したミュージカルらしいです。私の中ではラ・ボエームといえばのだめですが(笑)

GOAL!
 サンティアゴはメキシコから米国へと一家で不法入国し、ロスに暮らす20歳の青年。昼は父と共に庭師として働き、夜もアルバイトをして生計を立てていた。父親は息子と事業を始めたがっているが、地元サッカーチームのスタープレイヤーでもあるサンティアゴは、プロ選手を夢見て密かに貯金もしていた。ある日、試合後一人の男がサンティアゴに近づいて来る。男は元英国ニューカッスル・ユナイテッドのスカウトマンだった。サンティアゴは、その男からロンドンへ行きプロテストを受けるよう強く薦められるのだった。
 試写会で観てきました。実は三部作の第一部らしいですね、この映画。私はサッカーが特に好きとか嫌いとかいうわけではないのですが、それでも十分に楽しめました。まあ映画なので試合の展開は予想がついてしまうわけですが、それでも思わずハラハラしながら観てしまいました。結構お勧め!続きもみたいです

グッドナイト&グッドラック
 人気ニュース番組のキャスター、エド・マローとクルーたちは、今日も真実の報道を伝えるべく邁進していた。マローの片腕はプロデューサーのフレンドリー。ラジオ時代からコンビを組む仲だ。時は1953年。マッカーシー議員による“赤狩り”の影はテレビ局にも忍び寄っていた。そんな時、マローはある新聞記事を目にする。父親と姉が共産党員だとの嫌疑をかけられた空軍兵士が、除隊処分の危機にあるという。圧力を感じつつも、彼らはこの事件を取り上げようと決意する。世に言う“マッカーシズム”の時代を取り上げ、権力と真っ向から対決した実在のニュースキャスター、エド・マローと、そのクルーたちの6ヶ月間にわたる戦いを描いた人間ドラマ。
 これも今日で最後だったので、おとといあわてて観に行きました。事前に時代背景を予習しておかないと分かりにくいかもしれません。報道番組だからエンターテインメントの対極といった感じですかね・・・今の時代だからこそこの映画を作ったんでしょうが、アメリカだけでなく日本においても共通してますね。報道は国家や政治化の宣伝のためにあってはいけないのです。
 あと映画全体の雰囲気がとてもよかったです。全編白黒で少しざらざらした感じがよく、撮影した部分と実際の昔の映像とが自然に調和していたし、立ち上る煙草の煙なんかもきれいでした。それからなんといっても音楽!当時のジャズを映画の中で生演奏のように歌手が歌っていて、それが随所に流れているのです。それ以外の音楽は全くないのといい、美しい白黒映像の色調といい、93分という時間といい(あれ以上長いと間延びしそう)、無駄がなく洗練されていてかっこよかったです。ただ、白黒映像に縁取りのない白いフォントの字幕だったのでちょっと読みづらかったですできればもう一度観たいなぁ。かなりお勧め。でももう終わっちゃった。