母との日々

パーキンソン病、レビー小体型認知症の母を12年間在宅介護した記録です。今は時々思い出しながらつぶやいています。

ブログお引っ越し~

2008年02月11日 | 日々のこと
突然ですが、ブログのお引っ越しをすることにしました。

実は、もうひとつ猫たちのことを書いたブログがあり(全然人気なし・・・)そこにこちらのブログを合体させることにしました。

今度のところは、猫たちもありお花などもあり、テンプレートもごっちゃっとしていますが、いろいろと使い勝手がいいのでそちらでやっていこうと思います。

だからといって、更新が頻繁になると言うことはお約束できませんが、続けて来ていただければ嬉しいです。


こちらのブログももちろん残しておきます。


あっ、新しいところは、「母とさくらとふう太郎との日々」です。
全くそのまま合体したタイトルです。


では、よろしくお願いします。










転んで頭打ちました

2008年02月10日 | 日々のこと
今朝起きていったら、珍しく母が歩行器につかまって廊下に立っていた。

顔つきは・・あまりよろしくない。覇気のない顔。

どうしたの、と聞くと、柱に頭をぶつけたと言う。

頭を見ると右後頭部から血が出ていて固まっている。おっきなたんこぶだ。


あ”~~~~



前はもっとたくさん血が出て自分で頭洗って、床もふいて、それから私の仕事場に電話をかけてきたくらいだから、今回の場合全然たいしたことがないらしい・・。


もう血も止まっていたので、髪の毛についたのを拭いてコットンをあてた。


ぶつかった柱は、ベッドの足下の方にあり茶の間に行くときとか近いのでそこを通る。どんな状況で転んだかわからないけど、プチプチとかで覆わないとだわ。前も背中をぶつけたことがあったけど・・そのままだった。



********


今日は、雪がちょっと積もってました。


冬は動きが鈍くなるとはいえ、歩けなくなったなあ。

妄想が出るので、それを抑える薬が効いているのかぼーっとしていることがある。


岩手は寒いとはいえ、3月になると空気も春めいてきて暮らすのもずっと楽。あと半月。

暖かくなったらまた母の調子も良くなるといいな。


また、復活!してほしいです。







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妄想といとこのMちゃん

2008年02月09日 | レビー小体型認知症
今日は、2時頃、母をお風呂に入れたが、母の髪を洗ったあとで口げんか(うんざり・・お互いね)になり、私は母をほっていおいたら、思ったより早くひとりで出てきた。あとで風呂場を見たら、私が石けんを付けたタオルはそのままだったから、湯船にはいってすぐ出てきたらしい・・・。

紙おむつとシャツも着て伝え歩きで出てきたので、おっ、調子いいじゃんと思い、そのままひとりで部屋まで行った。

私も風呂場が暖まっている間に続けてはいろうと、掃除してから入って5時頃出てきたら・・・母が誰かに電話している。

普段、調子がいいときに電話で話しても受話器を耳に当てているうちに、首を振るので受話器のボタンを顔で押してしまい、いつもボツッと突然切ってしまう。なので、あまり電話しないし、出ない。

電話するときはよほどのこと。


聞き耳を立てて聞いていると、どうやら実家(群馬)に電話しているらしい。

母「Mちゃんが来ているんだよ。でも、挨拶も何にもないし、話しかけても何にも答えないんだよ」


げっ。誰も来てないよ~

妄想だ。幻覚だ。

電話までかけちゃってる!


相手は、おばちゃん(義姉)だと思うけど、「○○ちゃん(私のこと)は居るの?」とか聞いていて、

母は「いるけどお風呂。・・・えっ、じゃあ、あがったら聞いてみるよ」ということで、電話を切った。

すぐ母に聞くと、「電話で聞いたら、Mちゃんは家にいるって言うんだよ」という。



参ったなあ。

お風呂で気分良くなったのが、すっかりふっとんだよ。


とにかく母の実家に電話した。おばちゃんが出ると思った。


げっ。
そのMちゃんが出た。

そのMちゃんとはこの人。
または、この人。


一応、妄想でいろんな人が出てきて今日はMちゃんがでてきたみたいなんだよ。と、説明する。

Mちゃん「いつからなん?(群馬弁)」
私「えっ、Mちゃんが来た時もそうだったよ。わかんなかったの?」(ちょっと苛つく)
M「そうなの。家でひとりでいるの?」
私「そうだよ。だから変なことばっかり考えちゃうのかもね。薬の副作用とはいえさ。だから毎日大変なんだよ。こっちもおかしくなりそうだよ」(もう話し終わらせたいのに、エキサイトしてくる)

M「そう、そのうちまた行くよ」
私「(なにお~)何いってんの?!来なくていいよ。こっちは母と仕事でいっぱいいっぱいなのに。なんで来るの?」(どっか~~~~ん)

M「すぐ帰るよ。」(まだ言うか!)
私「言っちゃあ悪いけど、Mちゃんは男だし、何も自分でしないし、こっちは母のことだけで大変なのに、なんでまた私が大変なのに来るの?何で、人の気持ちわかんないの?母がおかしいこと言うからこっちもおかしくなりそうなんだよ」(どかどかどっか~~~~~~~ん)


M「おれも、おかしいんだよ・・」(あっそ)
私「Mちゃんのおかしいのまで、面倒見切れないよ。私は医者じゃあないんだから、そっちでやってよ」
M「すぐ帰るよ」(まだまだ言うか!!!!!)
私「来なくていいよ。兄弟のところに行けばいいじゃん。私はひとりでやっているんだから大変なんだよ。兄弟いっぱいいるんだからそっちいってよ。おばちゃんに代わってっ」(ばかやろー!!)


おばちゃんに、Mちゃんに来させないようにしてねっ、ときっちり言う。おばちゃんは、私の方が体壊さないようにと気遣ってくれたけど・・。


もう、電話でMちゃんと話しているだけで、むかむかイライラしてはらわた煮えくりかえりそうだった。


電話切ったあとで、Mちゃんは、私が怒るのを楽しんでいるように思えた。何を言っても懲りない。気味が悪いくらいに。そのうちこっちが疲れてしまう。


そうそう、母を忘れていたが、その後、夕ご飯を食べて寝るまで妄想は続いていた。

ベッドのところにMちゃんは来ていたらしいが、寝る頃になってベッドまで手を引こうかとしていると、ベッドのあたりを見てる。まだ、妄想の中の顔。

布団をぱたぱたやったりして、誰もいないと何度言ってもきかない。気味の悪い顔でみている。

もう、こっちもまたイライラ。


妄想は、薬の副作用だからといつも、私は言ってしまう。他に、言葉が見つからない。

こっちも感情的になって、ほんとのことしか言えない。母の頭がおかしいんだとか、勝手に作っているんだとか。

もちろん、母が納得するわけでもなく、どうにか、人なんかいないよとか、どっかいったよとか、寝れば消えるよなんて適当にいろんなこと言うけど。

おかしなことを言う時の母がほんとに疎ましい。

もう、最後には、母の枕元におくプラスチックの水の入ったコップを2個、押し入れに投げつけたもんね。


はあ。


私も、切れるの早くなったよなあ。


仕事が通常通りでそんなに忙しくない今でも、毎日母に対し機嫌が悪いし、すぐ切れる。


これで、また忙しくなったらどうなるのか・・・。


今年は、自分の居場所を見つけなくちゃ。自分が自分でいられて自分に自信が持てる場所(人)を。



1時間くらいしてから、母を見に行ったらよく寝ていた。


ほっとした。





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