神の羊は神の御声を聞く

「わたしの羊はわたしの声を聞く」黙示録も予言されました。「耳のある者は、御霊が諸教会に言うことを聞くがよい。」

権力者に従うことは神に従うことと同じではない

2019-12-20 10:55:43 | 書籍

権力者に従うことは神に従うことと同じではない

ユァン校長:ジャンさん本当に信心深いんですね。尊敬します信仰についてもう少し知りたくて、牧師のフェン先生に来てもらいました先生は子供の頃からの信者で、牧師を20年以上務めておられる二人とも神の信者、きっとよく話が通じるはずですから一体どのように神を信じるべきなのか?話し合ってください。

フェン牧師:ジャンさん、長先生によると頑なな信仰心をお持ちだとか見て分かります。政府当局に逮捕され迫害や拷問を受けても、神を否定しないとは、立派だ尊敬します。しかし残念でもあるそんなに苦しんで何になります?聖書の言葉です「人は上に立つ権威に従うべきである。神によらない権威はなく、おおよそ権威とは、神が立てたものだからである。したがって、権威に逆らう者は神の定めにそむく者、自分の身にさばきを招くことになる」(ローマ人への手紙13:1-2)主を信じてきたならお分かりですよね。聖書は神に霊感を受けて書かれたのですから我々信徒は権力者に従うべき、私はそう思います。

ジャン・シンイィー:フェン先生のパウロの言葉の解釈は独特です。私たちとは違う「すべての人は上に立つ権威に従うべき」中共政府に迫害されてきた私はこの言葉が理解できませんでした。パウロの言葉を私は信じられないのです。イエスは権威へ従うことには触れておられません、聖霊もしかりです。主を信じることは主の言葉に従うこと、人の言葉は真理や神の言葉ではありません。何年も探し求め分かったのは、中国共産党は神に逆らう悪の集団ということ、従えば神を裏切ることになります。中国共産党は無神論の党、表立って神を否定し拒んでいます。キリスト教とカトリックを邪教と定め、たくさんの聖書を押収し燃やしました。キリスト教徒を不当に逮捕し、拷問で障害を負わせたり殺したり、家族もめちゃくちゃにしています。国外に逃げた信者は、お金や政治的圧力などあらゆる手を使って帰国させています。中国共産党のキリスト教徒弾圧は本当にひどいものです。ファン先生、神はお許しになると思われますか?選ばれた民が神に反抗する。悪の政権に従うことを、共産党政府に従うのはサタンに味方すること、中国共産党は神を拒み冒涜し、私たちの信仰をやめさせようとしていますそれに屈するのは神への裏切りになりませんか?過去には主に従い、証をしたために迫害され殉教した信者もいます、彼らなら従ったでしょうか?殉教は権力者を拒んだことへの罰ですか?パウロは主の殉教者を非難したでしょうかしなかったでしょうね。パウロは気付かなかったのではないでしょか?権力者の多くが神を否定する悪魔だとはだから私は信じられないのです。「聖書はすべて神の霊感を受けて書かれた」という言葉もそうです。主イエスも聖霊もそうは証していません。パウロの言葉の多くには人の意図が含まれており、真理としては受け入れられません。私は神を信じ、神の言葉に従って道を選びます。使徒も含め人の言葉は、聖書に書かれていても参考にしかしませんもし神の言葉と真理に、それらが一致しなければ、決して受け入れるべきではない。そう思います私の意見ですが。

フェン牧師:ジャンさん、非常に純粋な聖書の読み方ですね。昔の私みたいだでも私は残酷な現実を見ました。あなたのように真理に忠実であれば迫害され、命すら危なくなる中国共産党は革命政権です。反抗すれば命を奪われかねない、そんな中どう行動すべきだとあなたは思いますか?みんながあなたのように、拷問に屈せずにいたら、死んでしまいますよ命に関わる状況で主をどう信じますか?私は長年の経験からやっと結論を得た。中国では当局とぶつかったらどうにもならない、慈しみ深い主は、我々の悲しみを知り、状況を理解してくださるできないことは要求なさらない、ただ神を称え恥じない行動を求めるだけです。だから私は三自教会に入った。政府の支持があってこそ、穏やかに信仰に励めるんですあなた方の信仰は、迫害や勾留や投獄、さらには殉教までも招いてしまうそれは正しい道ですか?中国で主を信じるには統一戦線を受け入れ三自教会に入る。それしか道はないんですよ。三自教会にも親切で、敬虔な信者がたくさんいます彼らの信仰を否定できますか?全能神の信者は、共産党政府にどう迫害されても福音を広めていますね。投獄されてもなお立ち上がって主のために証をする。ユダになるのを拒む姿は尊敬します。しかし我々が信仰に求めるものは何でしょう。家庭円満と平和な暮らしですよね。三自教会は思慮深く、愛国的で神を称え人の役に立つ組織です政権に逆らわず聖書も裏切りません、堂々と教会で信仰することができて、怯えて隠れることもありませんいいことずくめですよ。見たところあなたの経歴なら三自教会での活躍が期待できます。牧師になり中国人民政治協商会議のメンバーにもなれますよ。富と名声が得られます。説教だってどこでも好きな教会でできる。地下教会を率いて命がけで信仰するよりもその方が100倍いいと思いませんか?

ジャン・シンイィー:フェン先生、中国で主を信じるのは確かに困難ですしかしパウロの言葉どおり、三自教会の道を選んだとして、安全を確保しても、主の賞賛は得られるでしょうか?主が戻られた時天国に入れますか?無理でしょう。主は言われました。「狭い門からはいれ、滅びにいたる門は大きく、道は広い、そして、そこから入る者が多い、命にいたる門は狭く、その道は細い、そして、それを見出す者が少ない」(マタイによる福音書7:13-14)「あなたがたはわたしが飲む杯を飲み、わたしが受けるバプテスマを受けるであろう」(マルコによる福音書10:39)「また自分の十字架をとってわたしに従ってこない者は、わたしにふさわしくない。自分の命を得ているものはそれを失い、わたしのために自分の命を失っている者は、それを得るであろう」(マタイによる福音書10:38-39)主ははっきりと言っています。狭い門から入り細い道を通れば永遠の命の道に至ると、こうも言われました。「自分の十字架をとって従わない者はわたしにふさわしくない」(マタイによる福音書10:38)パウロの言葉どおり当局に従うのは細い道を通ることですか?主に従うことになりますか?主を信じていながら悪魔の中国共産党に従えば、神を裏切る者になってしまうのでは?そうなれば誰が福音を広め、主の証を立てるのですかそのような信仰で主の称賛を得て、良い終着点に着けますか?三自教会は中国共産党の支配下にある。見せかけの教会です。聖書の真理や神を愛し従うことは語りません。愛国心や家族の経済的繁栄のことばかり、三自教会が偽教会である証拠です。家庭教会を弾圧する当局の手先となり、監視組織に成り果てています。福音を広める兄弟姉妹を迫害する当局に加担しているのです。サタンの道具にすぎない体制です。フェン先生教えてください。三自教会の人が従っているのは神なのでしょうか?それともサタン?サタンに降伏する囚人や傀儡を、神は賞賛し天の国へと導いてくださるでしょうか?主イエスは受肉した全能神として戻られました。神の国へ人類を迎え入れるため、終わりの日に真理を表し、裁きの働きをされます。終わりの日の神の裁きは、すべての信者にとって大事な試練みな種類ごとに姿が暴かれます。主イエスの預言どおりに、「人の子の現れるのも、ちょうどノアの時のようであろう⋯そのとき、畑ではひとりは取り去られ、ひとりは取り残されるであろう。うすをひいている女も、ひとりは取り去られ、ひとりは残される」(マタイによる福音書24:37-41)全能神の現れと働きによって、小麦と毒麦良きしもべと悪しきしもべ真理を愛する者嫌う者などが、みな姿を暴かれます人類の終着点が明かされる時です。人類が全能神の終わりの日の働きを受け入れる勇気がなく、悪魔の政権を恐れ、惨めな姿をさらしたら、主の称賛を受けられると思いますか?フェン先生、お考えを教えてください。

フェン牧師:ジャンさん、あなたの信仰の考えはすばらしい。私も賛同します。主イエスの言葉と合致している。