牛鍋を食しに浅草 米久本店へ。
明治よりつづく創業120年の老舗でお店に入るとき勢いよく太鼓を叩いてもらえます。床の間のある部屋でゆったりとレトロな背もたれ付きの座椅子に座り、鍋をつつくのは至福の時間といえます。ここで突然思い出したのが「異人たちとの夏」の妻と分かれ孤独な毎日を送ってる風間杜夫扮する主人公が、現在の自分とほぼ同年輩の姿の死んだ両親と浅草で再開、西日の差す中牛鍋を食す。という印象的なワンシーンです。その後ある女性と親しくなり、両親との邂逅を繰り返すたび、主人公の身体はなぜか衰弱していき。。人間と幽霊との間の邂逅を描いた秀作なのですが、自分が親になった今感じるのは当時の両親がどういう思いで自分を育ててくれたかということでして、自分が同じ立場ならやっぱりジーンときちゃうんだろうなぁと。ひさしぶりに観たくなり思わず購入→。
異人たちとの夏(1988)-山田太一原作 大林宣彦監督 出演:風間杜夫 秋吉久美子 片岡鶴太郎 名取裕子(110分)
明治よりつづく創業120年の老舗でお店に入るとき勢いよく太鼓を叩いてもらえます。床の間のある部屋でゆったりとレトロな背もたれ付きの座椅子に座り、鍋をつつくのは至福の時間といえます。ここで突然思い出したのが「異人たちとの夏」の妻と分かれ孤独な毎日を送ってる風間杜夫扮する主人公が、現在の自分とほぼ同年輩の姿の死んだ両親と浅草で再開、西日の差す中牛鍋を食す。という印象的なワンシーンです。その後ある女性と親しくなり、両親との邂逅を繰り返すたび、主人公の身体はなぜか衰弱していき。。人間と幽霊との間の邂逅を描いた秀作なのですが、自分が親になった今感じるのは当時の両親がどういう思いで自分を育ててくれたかということでして、自分が同じ立場ならやっぱりジーンときちゃうんだろうなぁと。ひさしぶりに観たくなり思わず購入→。
異人たちとの夏(1988)-山田太一原作 大林宣彦監督 出演:風間杜夫 秋吉久美子 片岡鶴太郎 名取裕子(110分)
わたしは女性がチーズナイフで胸を突くというストーリーがずっと引っかかっています。あの形状からは、相当大変な作業な訳で、それがかえって妙に現実味を感じさせます。女性には、努めて優しく接したいものですな。ずれたコメントになって、ごめんなさい。
バックグラウンドミュージックは確かプッチーニでした。
あのメロディが妙に印象に残っております。